大臣会見概要

平成25年12月6日(08時43分〜08時50分)

1 発表事項

 MV−22オスプレイの日米共同訓練の参加についてご報告します。陸上自衛隊東部方面隊が担当します、米海兵隊との日米共同訓練、フォレスト・ライト2でありますが、これは来年の2月下旬から3月中旬にかけて新潟県の関山演習場及び群馬県の相馬原演習場において実施することになります。この訓練に現在MV−22オスプレイを使用することで調整をしております。2点目は米軍再編におきまして、今まで沖縄の鳥島等で行っておりました訓練の一部を今回本土に移すという内容についての報告であります。日米間で協議を行ってまいりましたが、今般から戦闘機戦闘訓練に加えて航空自衛隊の三沢または千歳基地へ飛来し行われる訓練移転において、三沢対地射爆撃場を使用した空対地射爆撃訓練、模擬弾を使用しますが、これを行うことについて調整が相成りました。今まで沖縄の鳥島等で行われていた訓練でありますが、これが三沢及び千歳基地で行うということになりますので、嘉手納における騒音の軽減にもつながると私どもは考えております。もう一点、私の出張であります。明日ですが、私は諸事情が許せばフィリピンを訪問し、ガズミン国防大臣との間で防衛相会談を実施いたします。併せて、現在1000名を超える隊員が活動しております災害対策の状況について、現地で視察を行う予定にしております。

2 質疑応答

Q:フィリピンの明日の出張なのですけれども、現地でどういったところに重点を置いて視察をされるかということと、1ヶ月以上が経ちますけれども、今後態勢の縮小、撤退、あるいは現状維持なのか、今後の活動の見通しについてお願いします。

A:フィリピンにおいては、マニラにおきまして始めガズミン国防大臣との会談を行い、現在のこの台風被害の状況についての状況報告受け、また自衛隊の活動について報告をさせていただきます。その後、タクロバンにおきまして、現地で活動をしている隊員の状況について確認をします。様々な意見交換をする中で現在どのような状況にあるのか、そして、今後どの様な支援が必要なのか、そのことを確認してきたいと思っております。

Q:具体的な活動の見通し等々については、特に今のところは。

A:どの様なことが今後必要なのかということは、フィリピン側からも確認をする必要があると思いますので、今回その機会にしていきたいと思います。

Q:昨日の沖縄県議会の代表質問で、仲井眞知事が改めて普天間飛行場の県外移設を求めていく意向を示しました。埋立ての判断も年末以降示される時期なのですが、大臣として知事が改めて県外移設を模索する可能性について言及されたことについての受け止めをお願いします。

A:私どもとしましては、引き続き普天間の危険性の除去、固定化はあってはならないということで努力をしていきたいと思っています。知事を含めた沖縄の皆さんに、これからも負担軽減について丁寧に説明をしていきたいと思っています。

Q:先ほど言われた、鳥島射爆撃の訓練移転もその負担軽減のひとつということで、今後も政府としていくつか年末にかけて負担軽減というのは検討されているのでしょうか。

A:いずれにしても私どもとして今回の普天間飛行場の辺野古沖への移設だけではなくて、全体としての負担軽減を継続して努力していくということでありますので、それは今後ともできる限りの努力をしていきたいと思っています。

Q:射爆撃訓練の移転なのですけれども、訓練場の目的と地元への説明とか了解は得ているのかということをお願いします。

A:これは自衛隊の訓練地における訓練ということになります。また模擬弾を使うということになります。いずれにしても、日米あるいは日本の防衛、航空自衛隊の能力の向上ということが大切だと思っています。地元とはしっかりと丁寧に調整をしていきたいと思っています。

Q:これから説明をするということでしょうか。

A:通常、地元に説明をしていることだと思いますが、いずれにしても今日こうして正式にお話をさせていただきましたので、本格的に地元の了解をこれからさせていただきたいと思っております。

Q:ADIZ(防空識別圏)の関係なのですけれども、韓国側が離於島を含める形でADIZの拡大を検討しています。日本のADIZのところへかかっている部分もあるのですけれども、どうお考えでしょうか。

A:まだ正式に決まったとも聞いておりませんし、日本側に正式に何らかの話もありませんので、いずれにしてもそのようなことが実際韓国側から説明があった中で、外務省そして政府全体として考えていくことだと思います。

Q:特別秘密保護法案についてなのですけれども、昨日、参議院の特別委員会で強行採決されました。野党側は「もっと慎重な審議を」ということで継続を求めているのですけれども、大臣としては慎重な審議を求める声に対しては、どのようにお考えでしょうか。

A:いずれにしてもこの法案の審議については、議会で行われている内容であります。参議院での審議でありますので、私どもは誠心誠意これからも答弁を求められれば説明をしていくという、そういう役割があるのだと思っています。

Q:延長はやむなしということでもあるのでしょうか。

A:そういうことはなくて、基本的には国会の運営でありますので、これは参議院で、議会で判断されることだと思います。

Q:オスプレイの訓練移転ですけれども、地元の説明が終わったのかということと、今回饗庭野に続いて実施するのは2回目ということですが、その意義についてお願いします。

A:日米、特に今回は陸上自衛隊との合同訓練ということになります。私どもとしては様々な能力、特にオスプレイについては、今、ティルトローター機の導入についても陸上自衛隊を中心に検討している中でありますので、例えば災害の対応、あるいは実際の部隊での運用についての知見を得るためにも大変重要な訓練だと思っております。地元への説明ですが、正式には、今日私がこうして対外的にお話をさせていただきましたので、今日から地元の県、自治体に行うことになると思います。

Q:沖縄の負担軽減という観点からいかがですか。

A:私どもとしては、一つはやはり自衛隊の能力もありますが、今までこのような訓練を沖縄で行う場合もありました。ですから、少なくてもオスプレイが本土で様々な訓練を行うことは、全体として沖縄の負担軽減につながるものだと思っております。

以上


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