大臣会見概要

平成25年11月19日(08時42分〜08時49分)

1 発表事項

 まず、新田原基地での基地航空祭におけるMV−22オスプレイの地上展示について報告をさせていただきます。防衛省としては、国民の関心の高い米海兵隊のMV−22オスプレイについて、多くの方々に実際に見ていただき、同機に対する理解を深めていただきたいと考えております。今般、12月1日に航空自衛隊新田原基地において開催される航空祭において、オスプレイを地上展示する予定となりましたことを報告させていただきます。2点目でありますが、シリアの化学兵器廃棄に向けた我が国の協力ということであります。シリアの化学兵器につきましては、現在、その廃棄に向けた国際的な協力が、先般、ノーベル平和賞を受賞する対象となりました国連の化学兵器禁止機関(OPCW)を中心に行われております。我が国としては、今回、この化学兵器禁止機関に対して、査察官としての勤務経験を有する陸上自衛官3名を派遣する用意があるということを表明することといたしました。今後、このOPCWと協議をして、我が方として自衛官の派遣を検討していきたいと思っております。このOPCWの初代査察局長を務めました秋山元陸将補でありますが、今回のノーベル平和賞授賞式にも招待されているということであります。いずれにしても、我が国としましては、このOPCWに今後とも積極的に協力することによって、積極的平和主義を標榜する安倍政権の役割の一翼を担いたいと思っております。以上です。

2 質疑応答

Q:OPCWの人材派遣なのですけれども、いつ頃をめどにということと、アルバニアが廃棄処理の受け入れ拒否をするなど、なかなか問題の解決の糸口が見えないのですけれども、そういう中での日本政府の判断ということなのでしょうか。

A:従前から、我が国の陸上自衛官が査察に関して知見を有するということで、OPCWからも高い期待を寄せられております。OPCWとの協議を早く進めながら、整い次第速やかに陸上自衛官の派遣を行いたいと思っています。今、シリアの化学兵器の問題について議論されていると思いますが、いずれにしても、国際社会で大変大きな関心事になっておりますので、日本としても積極的な協力が必要だと思っております。

Q:自衛官を派遣するということで、それ以外に自衛隊が持っている機材をOPCWの方に提供するなりして、協力するということはあり得るのでしょうか。

A:今後、OPCWとの協議の中でどのような協力ができるかということは、検討していく課題だと思っています。

Q:今朝の安全保障会議ではどのようなことを話されたのでしょうか。

A:官房長官から説明があると思いますが、安全保障環境の問題、また防衛大綱の問題、そういうことについて議論されたと承知をしております。

Q:昨日、自民党沖縄県連が菅官房長官と石破幹事長と大臣にもお会いになったのですが、石破幹事長と菅官房長官の方から、「県連が求める県外移設を進めれば、普天間はほぼ固定化するだろう。」というような発言があったようなのですが、大臣としては県外移設を進めると普天間が固定化するというような認識というのはお持ちなのでしょうか。

A:私が一貫してお話ししているのは、普天間の固定化はあってはならないということであります。これからも、「2+2」で合意しました現在唯一の案だということで、私どもが進めておりますキャンプ・シュワブ沖の埋め立てを速やかに行うためにも、沖縄県民のご理解をいただく努力をこれからもしていきたいと思っています。

Q:昨日の会談によって、知事が12月中に埋め立ての承認をするというようなめどというか、そういった期待感というのはあったのでしょうか。

A:私どもとしては、あくまでもこれは沖縄県の判断でありますので、その環境を整える努力をこれからもしていくということであります。

Q:オスプレイの展示ですけれども、地元自治体等に説明というか、そういうのは行うのでしょうか。

A:従前、私どもとして、様々な説明はしておりますが、いずれにしても具体的に今回の航空祭での展示ということを今日発表させていただきましたので、更にしっかりと説明をしていきたいと思います。

Q:岐阜の方の航空祭でも検討されて、調整されていたと思うのですけれども、そこはフィリピンでのオペレーションの関係ということなのですが、一週間しか差がないのですけれども、この判断というのはどうなっているのでしょうか。

A:フィリピンで今、十数機のオスプレイが活躍をしているということで、その調整については、なかなか不透明な状況がありました。今回、約2週間時間がありますので、米側ともしっかりと調整をして、できるだけオスプレイの地上配置の展示ができるように努力をしていきたいと思っています。また、フィリピンへの国際緊急援助隊の派遣について直近の状況ですが、本日はKC−767空中給油・輸送機で、兵庫県からの救援物資を小牧基地からセブ島まで運ぶ予定にしております。今回は、兵庫県からのご支援の中で、自衛隊として輸送支援をさせていただきました。今後、各県あるいは各自治体、様々な団体からこのような物資の輸送の依頼がありましたら、私どもとして速やかに対応する努力をしていきたいと思っています。是非、全国の皆さんからのフィリピンに対しての支援も改めてお願いしたいと思います。

以上


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