大臣臨時会見概要

平成25年11月16日(15時58分〜16時05分)

1 発表事項

なし。

2 質疑応答

Q:視察が終わりましたが、率直なご感想をお聞かせください。

A:今日は、この日本の国境、離島に当たります対馬の陸海空のそれぞれの部隊を視察、激励することが出来ました。日本はやはりこのような離島の警備、これが大変重要だと思います。私も大変参考になるところがたくさんあったと思います。

Q:先ほど外国人の土地の買い取りの場所を視察されましたけれども、それもあわせて率直なご感想をお聞かせください。

A:今日は、対馬の海上自衛隊の防備隊の周辺の環境を見させていただきました。隣接地が外国資本に次々と買われているという状況については、これは注意を払う必要があると思います。また、背後にありますリゾートの場所を見させていただきましたが、天皇陛下の行幸の碑があったり、あるいはもともと港湾は旧海軍が作ったものということもわかりました。非常に歴史的にも本来、私どもとして重要と考える土地だったのかなと今更ながらでありますが、個人的にはもったいないことをしたなあと思います。

Q:今年6月にもまた新たに周辺に外国人の方が土地を買われましたけれどもそれについてもどのようにお考えなのでしょうか。

A:こういう形で周辺を次々と外国資本が買っていくということに関しては、防衛の大切な重要な場所ですので、しっかりと監視は必要だと思っております。

Q:その点において具体的な対策というかどういったことをお考えですか。

A:政府全体として、重要なこういう安全保障面だけでなくて、水源地とか様々な面で国会の中でも議論になっているのだと思います。いずれにしても政府全体で考えるべきことだと思います。

Q:自民党内では、外国人の土地の買い取りについて法整備をすべきだという意見もあるのですけれども、防衛省としてはどのように考えていらっしゃいますか。

A:そのような整備の方向が政府全体で決まれば、私どもとして防衛問題の分野での考え方はその中に取り込んでいただきたいとは思っておりますが、いずれにしても様々な制約もあると伺っておりますので、そういう面をどういった法整備の中でクリアできるか政府全体含めて考えないといけないと思います。

Q:実際にリゾートのような使われ方をしているようですが、今現在安全保障面でどういった懸念があるとお考えなのでしょうか。

A:リゾートとしてお使いですし、例えば今日私どもが見させていただくことに関しても好意的に中を視察させていただきましたので、そういう意味では今現在何か防衛、安全保障面ですぐに何か警戒感を持つということではないのですが、ただいずれにしても周辺の土地をこのように外国資本が次々と買うということに関しては、そういう面の注意を払う必要は十分にあるのかなと思っております。どのような方が、実際泊まられてどのような形で使われるかというのはわかりませんので。現在はそのような心配を持つ必要はもしかしたらないのかもしれません。警戒はしっかりするべきだと思いますが、ただどういう使われ方がされ、いつどうされるのかというのが、なかなか日本として把握できないのであればそれは一つの心配ではないかなと思います。

Q:テレビ朝日が対馬リゾートの韓国にいるオーナーに電話をして取材をしたのですが、こういう土地の問題で問題になるようでしたら売ってもよいと言っているのですけれども、国としてこの土地を買い取るという意思はありますでしょうか。

A:それはまだ正式にそういうお話が伝わっているわけではありませんし、私どもとして防衛力整備の中でどういう位置づけになるかということも考えないといけないと思いますが、そういう話が具体化する中で、お話があれば検討する課題の一つかなと思います。

Q:大臣個人としては法整備をする必要性があるとお考えなのでしょうか。

A:私としては、そのような何らかの体制は必要だと、これは大臣という立場ではなくて、議員としての立場の時にそのような考え方を持っていたことは事実です。今は政府の一員ですので、政府としての方針がどういう方向に行くかということの中で検討することだと思っています。

Q:それはどういう形の法整備なのですか。例えばWTOの問題もありますけれど、例えば外国人を限定するのか。それとも例えば重要施設の土地の購入について規制をかけていくのか。考え方としてはどのように進めていくのですか。

A:政府の中で考える話だと思います。あくまでも私どもとして、この土地の制限に関しての意見を求められれば安全保障面での重要性というのは政府内ではお話をしていけますが、今お話に出ましたWTOの問題になりますと外務省、経産省の分野になりますし、さまざまな個人の土地の制限、制約ということになりますと法務省も絡んだ大きな話になりますので、いずれにしても政府全体で検討する内容だと思います。

Q:政府全体の検討というのはこれから加速させていく必要があるとお考えですか。

A:少なくともいろいろな議論が出ていることは事実です。与党内でも議論が行われていると伺っていますので、そういうことを注視しながら考えていくことだと思います。

Q:フィリピンの災害なのですが、呉に集結している輸送艦は、今後明日にも3隻一緒にではなくばらばらでも出港させるというお考えはあるのでしょうか。

A:現地の任務を担当している指揮官の判断になるのだと思います。いずれにしても現地でフィリピン政府から受けている要請に応えるための例えば装備、ヘリコプターを含めて、あるいは物資、そういうものがそろってどういう形で実際運用できるかということで決めることだと思います。いずれにしても用意出来次第速やかに向かうことになると思いますが、これから先はむしろ運用の話ですので、私どもというよりは、運用が一番うまくいく態勢を取ってくれると思います。

以上


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