大臣会見概要

平成25年11月15日(08時44分〜08時50分)

1 発表事項

 フィリピンの緊急援助隊についてですが、昨日隊長以下3名が被災の一番厳しかったタクロバンに米軍のオスプレイを使って入りました。早ければ今日にでも医療活動を開始する予定になっております。また本日、本隊44名がマニラで情報収集を行うほか、このうち19名は本日中にセブに向かって医療活動に入る予定になっています。「いせ」を始め艦艇3隻は今呉に集結をしておりまして、ヘリコプターほか物資の搭載を始めております。いずれにしても最終的には1000名規模の大きな部隊を私どもとしては準備し、準備が整い次第、フィリピン政府と協議をしながら必要な措置を今後とも執っていきたいと思っています。

2 質疑応答

Q:フィリピンの救援なのですけれども、今後艦船3隻ですとか追加の隊員たちの派遣、これの見通しは時期とか含めていかがでしょうか。

A:必要な隊員・部隊についてはC−130を含めた輸送機でいち早く運びたいと思いますが、ヘリコプター等、今後中長期的に支援が必要なものに関しては、輸送艦・補給艦で運ぶ必要があると思います。これは今搭載をしておりますし、フィリピン政府との調整を待ってどういう形で対応するか決めていきたいと思っています。

Q:被災地の現地の方はかなり治安状況も悪くなっているようですが、現地に先遣隊で入った隊長ですとかどういう状況を聞いていますでしょうか。

A:順次報告を受けておりますが、報道にもありますが、フィリピン政府として治安に配慮しているところもあります。いずれにしても、自衛隊の活動に関しては、治安の状況を十分確認しながら行っていきたいと思います。

Q:今日の参議院本会議で邦人輸送を可能にする自衛隊法が成立する見通しとなっていますけれども、その受け止めをお願いします。

A:おかげさまで、今日国会でお認めいただければ、邦人輸送が陸上輸送も含めてさらに自衛隊の任務を拡大することができるということになります。今年初めに起きましたアルジェリアの事案、それがきっかけで話が進んだわけですが、いずれにしても自衛隊の活動が今後邦人輸送についての拡大が見込まれる中で、訓練、そしてまた装備、こういうものについても万全を期していきたいと思っております。

Q:関連して、追加の武器の携行についてはいつ頃までにその内容を決めたいとお考えですか。

A:最終的にどのような形にするかというのは閣議で決めることになると思いますので、私どもとしては法律が成立後、必要な内容についてとりまとめて閣議の了解をいただきたいと思っています。

Q:関連なのですけれども、駆けつけ警護について国会内で議論になったと思うのですけれども、これについては積み残しという形になっていますけれども、自衛隊を預かる大臣としてどのようにお考えでしょうか。

A:私どもとしては、憲法そして現行法の範囲で自衛隊の指揮命令を行うことになりますので、今、安保法制懇を含めて様々な議論が行われていると思いますので、そういう議論を待ちたいと思っています。

Q:駐日米大使のケネディ氏が今日、来日されるという話も聞きますが、公聴会では沖縄の基地問題についても「重く受け止めている」という発言もあるのですが、就任に伴って大臣が期待されること、また米軍再編でどのような変化があるのか、大臣のお考えがあればお聞かせください。

A:非常に日本のことをよくご存知の新しい大使だと思っております。今までの大使も努力をしていただきました。新しいケネディ大使も、例えば沖縄の皆さんの様々なお考え、今までの気持ち、そういうことを十分反映されたうえでこれからの日米の窓口としてしっかり働いていただけるのだと思っております。私どもとしては沖縄の今置かれている現状についても、現地でご視察いただければありがたいと思っています。

Q:別件なのですけれども、来週岐阜である航空祭にオスプレイが展示されるという報道もあるのですが、事実関係はいかがでしょうか。

A:私どもとしましては、オスプレイの有用性、今回のフィリピンの災害でもかなりの数のオスプレイが活躍しております。そういうことも含めて知っていただくことは大切だと思っております。一応、航空祭等でできれば展示等もしていきたいと思っていますが、まだ具体的に決まっているところではありません。今フィリピンでも複数機活動しておりますので、そういうところの状況を見ながら、できるだけ日本の本土においてもオスプレイについて理解を得るべく様々な機会を活用したいと思っています。

以上


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