大臣会見概要

平成25年11月1日(08時45分〜08時52分)

1 発表事項

なし。

2 質疑応答

Q:今日からロシアとの防衛相会談そして「2+2」がありますが、周辺国の情勢など安全保障のテーマはたくさんあると思うのですが、この会議の意味と抱負をお願いします。

A:日本において日露防衛相会談が開かれるのは10年ぶりということになります。これは防衛当局間で信頼醸成をしっかりしていくこと、そしてまたこの東アジアを含めた安全保障環境、このことについて意見交換をすることは大変有意義だと思っております。また、明日「2+2」が開かれますが、これも日本において初めてということになりますので、今後私どもとしては、この会議を通じて日露関係の信頼構築に努めていきたい、そう思っております。

Q:中国が演習に対して日本が妨害をしたということで反発をしていますけれども、そこの事実関係と、日本側の認識についてお願いします。

A:まず、10月24日から今日までの間、中国は我が国の先島諸島の南東海域において、射撃訓練を行うということを通報してまいりました。このことについて、私どもとしては国際法に則り、しっかりとした警戒監視を強めるということは通常のことだと思っております。中国の話については、全く私どもとしては受け入れられないことだと思っております。

Q:それは中国側にも伝えたのでしょうか。

A:北京の防衛駐在官に対してそのような申し入れがあったということですから、こちらの方からは「これは国際法に則って通常私どもが行っている警戒監視任務だ」ということで伝えました。

Q:あくまでも妨害はしてらっしゃらないと。

A:全くそういうことはありません。ご存じのとおり日本は今までも自制的に我が国の領土・領海・領空をしっかり守るという態勢をとっておりますし、まして今回は先島諸島の南東海域での射撃訓練ということになれば、当然私どもとしては通常の警戒監視を行う、これは国際法上何の問題もないことだと思っています。

Q:警戒監視というのは具体的にどの様な形で行っていたのでしょうか。

A:これは通常どのような行動をするかということを、例えば少し離れたところから目視をするなり、あるいは様々な装置を使ってどのような活動が行われ、それが我が国にとって脅威にならないかどうかを監視するということだと思います。

Q:中国側が、そういった反発をしていることについては大臣はどうお考えでしょうか。

A:全く理解ができません。基本的には、射撃訓練を先島諸島の南東海域で行うということでありますので、中国側は正規の訓練を行う、これは違法な事ではありませんし、それについて私どもが警戒をするということも、これも当たり前のことだと思います。ただ、大切なのは、こういうことでお互いが疑心暗鬼にならないように、海上連絡メカニズムやホットライン、こういうものを構築することはやはり重要だと改めて感じました。

Q:中国側から通告があったのは、いつの話でしょうか。

A:具体的には事務方に聞いていただければと思いますが、日本に対しての通告というよりも、通常こういう場合には「この海域で、このような訓練を行う」ということを大きく広報するという形で行われますので、私どもとしてその内容で把握をしているのは、10月24日から今日の午前1時までの間に、この先島諸島、南東海域において中国が射撃の訓練を行うこと、そのことを把握しておりましたので、これが我が国にとって問題にならないように警戒していたということであります。

Q:中国側は自衛隊の船に再三忠告をしたというふうにも言っているのですけれども、そういう事実はあるのでしょうか。

A:私はそのような内容については現実聞いておりませんが、いずれにしても私どもとしては国際法に則り正しい対応をしております。

Q:昨日の安保委員会でも出ていたのですけれども、嘉手納基地所属の第353特殊作戦群の嘉手納基地内での開発事業なのですけれども、現在、防衛省が把握している中で、依然、開発事業がCV−22の配備に伴うものではないかという声が地元では出ているのですが、現在、持っている情報としてはどういったものがあるのでしょうか。

A:私どもは米側に確認させていただいて、あくまでも米側としては老朽化した様々な施設について今後建て替え等を検討する中で、事前に文化財調査のようなものを始めたいということでありますので、米側に確認した報告では、今、指摘をされているような内容ではなくて、あくまでも老朽化した施設の建て替えということで理解をしております。

Q:示された図表にはシミュレーターの設置とか、CV−22が入るに伴うのに必要とされるようなものも入っているのですけれども、そういったものの細かい説明というのは米側からは聞いているのでしょうか。

A:私どもとしては、まだCV−22の配備のような話というのは全く聞いておりませんので、いずれにしても米側で確認した中では、これは老朽化した施設の建て替えだという報告を受けております。

Q:閣議後に沖縄関係の閣僚の皆さんが集まったようなのですけれども、何か名護市長選について協議したことはあったのでしょうか。

A:それはいつの話ですか。

Q:今、ちょっと残っていらっしゃったので、そういう話をされたのかなと。

A:私が残っていたのは皆さんからの質問に対してちゃんと答えられるように勉強をさせていただいたためであります。

Q:別件ですが、日韓で次官級の協議を今月の半ばぐらいに開催するという報道がございますけれども、現在の調整状況を教えてください。

A:今月半ばに韓国において、防衛関係の次官級の国際会議があります。その機会に合わせて日韓の防衛次官級の会議が行われるかどうかというのは、今、調整中であります。

Q:名護市長選について、移設の容認派が2人出るような形に今なっていますけれども、その受け止めと、一本化の必要についてはどう思われますか。

A:地方の選挙でありますので、防衛大臣としてはコメントすることはないと思いますが、官房長官がそのことについてはお答えされていると思います。

以上


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