大臣臨時会見概要 

平成25年10月6日(14時53分〜14時58分)

1 発表事項

なし。

2 質疑応答

Q:今回、残念ながら天候の関係で南鳥島は視察できませんでしたけれども、硫黄島の視察を終えての率直な感想をお願いいたします。

A:太平洋戦争で大変な激戦の場所でありました。まだ、戦争で亡くなった日本の方のご遺骨が約1万柱ここに眠っているというふうに言われています。そういう重い場所を視察させていただいて、改めて平和の大切さを感じましたし、安全保障を司る担当者として平和な日本をこれからも維持していくということを英霊の皆さんに今日は誓ってまいりました。

Q:今大臣からもお話がありましたけれども、こちらまだ遺骨が残っているということで、今後この遺骨収集に向けての取り組みについて、現場を視察したうえでどのようにお考えでしょうか。

A:今日は、例えばこの滑走路の下にも旧軍が造った壕があるということが確認されております。こういうところをしっかり調べて、そしてしっかりご遺骨を収集するということが大切な役割だと思っています。今後の調査のことにつきましては、内閣官房を中心に厚生労働省、そして私ども防衛省が一緒になって検討していきたいと思っております。

Q:一方で、この硫黄島に対しては中国の艦船も含めてですけれども、情報収集のための通信傍受の施設を造るという話が出ていますけれども、これについてはどういうふうに進めていかれますか。

A:最近の周辺国の活動については、特に太平洋地域においても活発化しているというのが事実であります。来年度の概算要求には情報収集のための通信施設をこの硫黄島に設置するための予算も組んでおりますので、今日はその具体的に設置する場所の視察も併せてさせていただきました。

Q:その情報収集のための施設の必要性についてはどういうふうな認識なのでしょうか。

A:今まで情報収集はどちらかといえば日本海、そして東シナ海を中心に行ってまいりましたが、日本は太平洋も含めた海洋権益が大変大きい国であります。特に、今日は行けませんでしたが、南鳥島あるいはこの硫黄島の周辺には海底にたくさんの資源があるというふうにも言われております。そういったものをしっかり守っていくためにも情報収集は大変重要だと思っております。情報収集のための通信施設は必要不可欠なものだと思っております。

Q:遺骨収集の関係なのですけれども、滑走路の下に壕があるということであれば、滑走路の移設が必要になってくるかと思うのですが、その辺の考え方はどのようにお考えでしょうか。

A:電波調査によって何カ所かあることは確認されました。そこを調べるということはいろいろなやり方があるのだと思います。どういうやり方が一番経済的にも有効なのかということは調べていきたいと思いますが、いずれにしても、どういう方法を最終的にとるかは内閣官房を中心に遺骨収集を担当している厚生労働省が考えられると思います。防衛省としても滑走路を管理しておりますので、そこは全面的に協力をしていきたいと思っております。

Q:今回の視察を発表されたときに、離島防衛の話が主だとおっしゃっていたのですが、実際に視察をされて離島防衛の必要性について改めてお伺いします。

A:やはりこういう太平洋地域において重要な離島があります。日本の最東端に位置する南鳥島ひとつをとっても、南鳥島があるおかげで大変な海洋権益が日本の領海そして排他的経済水域ということになっております。大切なことだと思います。この硫黄島というのはこれだけ広い滑走路もありますし、自衛隊が常にしっかりと管理をしている場所であります。様々な離島に対してここはひとつの拠点となって、この太平洋地域の離島防衛もしっかりやっていきたいと思っております。

Q:離島防衛とか海洋権益の重要性について強調されておりますけれども、中国の海洋進出の活発化との関係というのはあるというふうに考えればよろしいのでしょうか。

A:当然、太平洋地域で活発化している各国の様々な活動の中で、中国も入るということだと思います。

以上


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