大臣臨時会見概要

平成25年9月16日(20時53分〜20時58分)

1 発表事項

なし。

2 質疑応答

Q:大臣はこれまでもベトナム側とは頻繁に対談を密にされているという印象ですけれども、今日の会談ではどのような点に焦点を当ててお話をされたのでしょうか。

A:今日はズン首相とタイン国防大臣とお話をいたしました。ここ数ヶ月でズン首相ともタイン国防大臣とも何度かお話をしております。今日は特に日本とベトナムの40周年という大事な節目でありますので、そのことの協力の再確認ということと、日本がこれからベトナムに様々な支援ができる内容について、意見交換をいたしました。これは日本とベトナムも同じ考えで一致したのですが、やはり海洋の秩序の問題については、法の支配と対話によって解決する、これが重要だということ、この問題についてはズン首相、そしてまたタイン国防大臣とも意見が一致しました。

Q:南シナ海、東シナ海それぞれ問題があると思うのですけれども、その点についてはどのようなやりとりがあったかご紹介いただけますか。

A:それぞれが抱えている課題について具体的なお話もありましたし、私どもが今、東シナ海で直面している内容についてもお話をさせていただきました。いずれにしても、やはりこういう問題というのは法の支配により解決する、決して力での解決ではあってはならない、そして大切なのはやはり対話を続けていくこと、このことについてはお互いに意見が一致しましたし、それぞれ、私どもとして東シナ海でやっていること、また、今、ベトナムが南沙あるいは西沙でやっている内容についての意見交換というものが、特にタイン国防大臣との間では具体的にありました。

Q:ASEANと中国との間では会議が行われたばかりですけれども、それについて何か言及はありましたか。

A:これは私の方から「行動規範」というものを作っていくことは重要であると、日本としても歓迎をするし、また日本もその動きを見ながら、たとえば中国を含めた周辺国と海上連絡メカニズムやしっかりとしたお互いに話し合える場を作っていくこと、これが大事だということはお話をさせていただきました。

Q:ベトナムからは今後の支援について期待が示されたということですけれども、具体的にはどんな協力の要請があったのでしょうか。

A:たとえばベトナムは今、様々な防衛装備を新しくするような方向にもいっていますし、そういう技術協力、それから能力構築ということで日本の自衛隊が持っている能力、これは高い能力がたくさんありますし、特にベトナムもPKOに関心があるということで、PKOについての能力支援、これから日本ができる支援は様々あるのだなと思いました。

Q:なかなか防衛の分野での協力というのは日本からすると難しい面もあるかと思うのですけれども、可能なものとしては。

A:特に問題はなく、たとえば技術協力・能力構築支援というのは災害救助の問題や、あるいは潜水艦救難の問題、それからPKOの問題、こういう技術協力はできることがたくさんあるのだと思っています。また、防衛装備につきましては、私どもこれから国内での様々な検討を行いながら、日本としてできることを一つ一つ積み上げる、そういう努力が必要だと思っています。

Q:具体的に巡視船の供与について踏み込んだような話はあったのでしょうか。

A:これは私ども防衛省が所管する内容ではありませんが、いずれにしても海洋の秩序・安定を保つためには、この巡視船の問題、特に海上警察、こういう問題について支援をしていただきたいということは先方からお話はありました。私としては、このお話を総理を含めて関係省庁にしっかり伝えていきたいというふうにお話をさせていただきました。

Q:東シナ海の問題について、ベトナム側からはどのような意見がありましたでしょうか。

A:いずれにしても法の支配、そして対話による解決、これが基本的な内容だと思っています。

以上


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