大臣臨時会見概要

平成25年9月4日(17時20分〜17時28分)

1 発表事項

なし。

2 質疑応答

Q:今日、E−2Cを視察されましたけれども、その所感をお願いします。

A:まず、領空侵犯に対して、しっかりと対応するということが大変重要になっています。先月も、ロシア機の対領空侵犯に対しての措置を我が方としては行っております。警戒監視がこれからも重要だと思っております。また、ここの部隊は、那覇におきまして南西海域の警戒監視にも当たっている部隊でありますので、今回は、その激励の意味も兼ねて現地視察をさせていただきました。また、E−2Cの機体に実際に乗りまして、現在の運航状況等について確認をさせていただきました。大変優秀な機体ではありますが、今後、警戒監視のためにこのような装備についての更なる増強が必要だと感じました。

Q:具体的に、26年度の予算で一部那覇の方にもこうした部隊が動く話になっていますけれども、その重要性についてはいかがお考えでしょうか。

A:どうしても警戒監視の任務が今後とも重要になります。ここの部隊の一部が独立をして、那覇の方に部隊として設置をしたいという計画を予算要求の中に入れさせていただいていますし、そうなりますと、更に増強する必要があります。そういう意味で、これからもしっかり警戒監視ができるような装備について検討していきたいと思っています。

Q:増強ということについて、具体的にはどういったイメージをお持ちでしょうか。

A:警戒監視の機数を増やしていくということが大事かと思っています。

Q:E−2Cもそうなのですが、三沢基地をめぐっては将来的にF−35戦闘機の配備が予定されていると思うのですけれども、その点を踏まえた三沢基地の今後の重要性について、ご認識はいかがでしょうか。

A:日本のみならず米側にとっても大変重要な基地であります。大切なのは地元の皆さんの理解を得る努力ということが大切だと思います。今はおかげさまで非常に良い地元との関係と伺っておりますので、この関係をこれからもしっかり維持できるように、防衛省としては努力をしていきたいと思っております。

Q:F−35の配備スケジュールに関しては、これまでどおり計画どおり進められていくという認識でよろしいでしょうか。

A:私どもとしては、この装備については、今も米側との交渉の中で計画どおり進めるということで進めております。

Q:警戒監視の機数を増やすというお話でしたけれども、具体的にE−2Cなり、AWACSなり、その辺のイメージとしてはどのようにお考えでしょうか。

A:26年度に調査に関しての予算も入れておりますので、来年度にわたってしっかり調査を行いまして、そして具体的な導入についての検討を27年度を含めて考えていきたいと思っています。

Q:三沢は、北朝鮮がミサイル発射に向けて動きをしたときに挙げた地名のところではあると思うのですけれども、その中で、北朝鮮で新たなミサイルの発射台の建設という、一部報道ベースではありますけれどもそういう指摘もありますが、今後ミサイル防衛に関してどういった形で対応していこうとお考えでしょうか。

A:北朝鮮の脅威は、引き続き大変緊張感を持って対応しなければいけないと思っています。現在も、北朝鮮は様々な意図を持ってこのようなミサイルに対して開発を進めていると思っています。今回、具体的に日本の地名が挙がったということで、なお一層の警戒監視が重要だと思っております。ここにも高射の部隊があります。この装備の充実にも努力をしていきたいと思っています。

Q:装備の充実の部分なのですけれども、今はイージス・システムとPACシステムの両方があると思うのですが、今後THAADを導入するというようなお考えはあるのでしょうか。

A:何が一番、警戒監視あるいはその後のミサイル防衛にとって有益かというのは、今、省内でも検討しているところであります。まだ、具体的な装備名まで挙げるところまではきておりませんが、いずれにしてもしっかりとした態勢を作っていきたいと思っています。

Q:話題が変わって恐縮なのですけれども、南シナ海でフィリピンと中国が領有権を争っているスカボロー礁について、コンクリートの構造物を中国が建設したとフィリピン政府が公表しているのですけれども、これについての大臣の受け止めをお願いします。

A:6月にフィリピンを訪問してガズミン国防大臣と会談をし、この東シナ海を含めた海洋の権益の問題については、力による変更ではなく、法による解決を目指すべきだということで一致をいたしました。また、先週行われたADMMプラス会合でもこの問題については、基本的にやはり対話、そして法による解決ということが基本として合意をされたばかりの中で、中国がもしこのようなことを事実行ったとすれば、「つい先週の合意は一体何だったのか」ということを私は疑問に思っております。いずれにしても、フィリピンあるいはベトナム、様々な国が今、中国の海洋進出に対して緊張感を持って対応しておりますので、日本としてもこれらの国とこれからも意見を交わしながら、私どもとしては東シナ海にしっかり対応していきたいと思っています。

Q:やはり中国の海洋進出のやり方として、実効支配をして既成事実を作っていくというようなやり方があるのではないかと思うのですけれども、そのあたりについてはいかがお考えでしょうか。

A:今までの歴史を見ても、例えばフィリピンから米軍の基地が、あるいはベトナムから旧ソ連の関係の影響が少なくなる中で、どんどん中国は海洋進出を伸ばし、言ってみればフィリピンやベトナムの近くまでその権益を伸ばしてきているという状況があります。日本としても、しっかりとこれからも警戒監視をしていきますし、また、日米同盟もしっかりすることが大切だと思っています。

Q:今回の中国の報道で、今、疑問に思うということなのですけれども。

A:報道でありますので、それが事実ということであれば一方的に、対話ではなく、行動に出るということは、先週のADMMプラス会合で、これは中国の国防部長も来た上での合意でありますので、それが一週間もしないうちに実際、事実そういうことが行われているとすれば、私は「あの合意はなんだったのか」という印象を持ちます。

Q:将来的に三沢でオスプレイに関して訓練使用とかそういったことはまだ。

A:基本的にオスプレイの本土での訓練移転については、これは米側とは意見を交換させていただきたいということで考えておりますが、まだ正式にどこで訓練移転するかということは決まっているわけではありません。

以上


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