大臣臨時会見概要

平成25年9月1日(08時57分〜09時01分)

1 発表事項

 今日は防災訓練が行われておりますが、東日本大震災の対応などから、防衛省・自衛隊は発災当初から被災者の救助等に全力で取り組み、未曽有の大災害に一体となって取り組んでまいりました。今後、発生が懸念される南海トラフ巨大地震や首都直下型地震等は、国難といえるような巨大災害になるおそれがあります。政府一体として迅速に対応することが大切だと思っております。
 また、日本各地で発生する様々な自然災害に対して、防衛省・自衛隊は全国各地の駐屯地に、災害発生時において迅速に国民の生命と財産を守るための初動対処部隊を常駐させております。現在、158の駐屯地におきまして3,000名以上の隊員がこの初動対応の任務に常時就いております。今般、この常時即応できる態勢を待機している初動対処部隊に対して、国民の皆様にも分かりやすい名称を付けようということで「ファスト・フォース(FAST−Force)」という名称をつけることになりました。「FAST」は災害時の初動においてという「First」、そして迅速に被害収集、人命救助ができるという「Action」、そして自治体への支援ができるという「Support」、そしてそれを実施する部隊という意味の「Force」、この4つの文字をとりまして「FAST」という名前にしました。この「FAST−Force」、全国に158ある各駐屯地、分屯地、基地、こういうところの約3,000名以上の部隊が、災害発災時には1時間以内に速やかにその被災地に入る、そのような行動をこれからも態勢強化してまいりたいと思っております。私の方からは以上です。

2 質疑応答

Q:大臣、確認ですけれども、この「ファスト・フォース」は、災害への初動対応という災害救助を目的ということでよろしいでしょうか。

A:もちろんこれは、災害です。最近の状況を見ても、例えば島根県あるいは秋田や岩手でゲリラ豪雨等がありました。その時に速やかに自治体あるいは消防等が対応しておりますが、自衛隊としても初動対処部隊としてすぐに登場できるようなそういう部隊ということでこの「ファスト・フォース」というのを今回命名し、また態勢強化をしていきたい、そう思っております。

Q:では、災害以外の緊急対応は念頭に置いていらっしゃらないということでよろしいですね。

A:それはまた別に、例えば警備、あるいは防衛という内容で別の部隊がありますので、これはあくまでも災害対応の部隊であります。

Q:ちょっとお話変わりますけれども、アメリカのオバマ大統領がシリアに対する軍事介入の決意を固め、議会の手続きをとりたいという考えを声明として発表されましたが、どのように受け止めてらっしゃいますでしょうか。

A:シリアにおいて化学兵器が使用されたということは、これは明々白々の状況だと私ども認識をしております。これからどのような対応をとるかというのは注視をしておりますが、いずれにしても同盟国アメリカの様々な発言等もありますし、また、私どもとしても随時情報交換をしながら日本政府としての対応を内閣として考えていくことなのだと思っています。

Q:シリア情勢に関して、オバマ大統領は会見では発表しましたけれども、大臣自身に米側の方から何かしらの情報というのは入っているのでしょうか。

A:今、もちろん外務省を通じてなり、情報交換をしているのだと思っておりますし、私どもも防衛省のルートで意見交換、情報交換というのは今後することになるのだと思っています。

Q:軍事介入した場合への日本政府の対応というのは、米政府の行動を支持するというような形になるのでしょうか。

A:これは様々な情報を総合した中で、内閣として判断していくことだと思っております。

以上


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