大臣会見概要

平成25年6月25日(10時13分〜10時19分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:今年の防衛白書について、今朝の自民党の部会で概要が示されましたけれども、様々な安全保障環境が厳しくなっているということですけれども、今回の白書が持つ意義ですとか、策定の方針などについて大臣のお考えをお聞かせ下さい。

A:白書の内容につきましては、最近の我が国を取り巻く安全保障環境について、主に触れさせていただいております。例えば、北朝鮮の度重なるミサイル事案、核実験等の周辺国を含めて各国の脅威になっているような内容についての記述、あるいは尖閣をめぐる中国との緊張関係が増している、そのような状況についての説明、そしてまた今回、特に触れさせていただきましたのは、今、中国との関係の中で、特に非常に緊張感が増している中で、不測の事態につながらないように、我が方としても緊張感を持ち、自制的にしっかりこの海域について守っていくというような姿勢、こういうことについて主に触れさせていただきました。

Q:今朝の自民党の部会で、ソマリア沖の海賊対策についてですけれども、活動期間を1年間延長するということと、護衛艦の1隻を、これまでの「エスコート」方式から「ゾーンディフェンス」的なものに加えるというような方針が示されましたけれども、これについての意義についてお願いします。

A:自衛隊の海賊対処行動については、各国から高い評価を得ております。そのような活動もあり、かなり海賊事案というのは最近減ってきております。その中で、今「エスコート」という形で船舶に同行して海賊対処を行う方式を中心にやっておりましたが、我が方に対する様々な要請もあり、今後1隻は同じように「エスコート」という形で対応させていただき、もう1隻については「ゾーンディフェンス」ということで、CTF151というグループの中に入れさせていただきたいと思っております。これは、アメリカ、あるいはオーストラリア、韓国、こういう国が中心となって行っている「ゾーンディフェンス」のグループの中に入れさせていただくということであります。いずれにしても、このような方向が決まりました中で、今後、今年中を目途にこのソマリア沖の海賊対処の対応策については、変更させていただきたい、そのように考えております。

Q:多国籍の軍の活動に参加することによって、憲法上の問題が生じるのではないかという懸念も出てくると思うのですけれども、それについて大臣はいかがお考えでしょうか。

A:私ども、集団安全保障とか、そういう憲法上の問題ではなくて、あくまでも海賊対処の中で各国が協力して行うという範疇の中の対応だと思っておりますので、憲法上の問題に抵触するような事案ではないと思っております。

Q:イージス艦「あたご」の事故についてなのですけれども、一部報道では、検察が上告を断念するという報道が流れています。それによって、過去2009年に行った処分について、見直しを考えているのでしょうか。

A:上告の期限は、今日の夜の12時ということでありますので、私どもとしましては、その状況を待ちたいというふうには思っております。いずれにしても、今回の事案で亡くなられた方、そしてご家族の方、大変辛い思いをされている方がいらっしゃいます。改めて、二度とこのような事故が起きないように私どもとしても万全の注意を払っていきたいと思っております。

Q:それは確定を待った上で、改めて判断するということでしょうか。

A:確定を待った上でということになりますが、いずれにしても、上告せずということになれば、無罪が確定するということになりますので、そのことが確定した段階で、検討をしていきたいと思っております。

以上


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