大臣会見概要

平成25年6月21日(08時29分〜08時40分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:防衛大綱の見直しに向けて、省内での検討の中間報告を6月中に取りまとめるように在り方検討委員会に指示が出ていたかと思うのですが、月内に取りまとめるという方針にお変わりはないでしょうか。また、まとまった場合にその内容を対外的に公表するお考えはございますでしょうか。

A:防衛力の在り方検討委員会において、現在、鋭意協議を進めていただいていると報告を受けております。今のところ、いつまでに公表するかということについて具体的に方針が決まっているわけではありません。

Q:つまり、6月中ではなくて7月以降ということもあり得るということでしょうか。

A:その進捗状況について、今お願いしているところですので、それが、6月末になるか7月初めになるか、そこについてはまだ検討中だと思います。

Q:そうしますと、6月末ないし7月の頭の方にはまとまるということでしょうか。

A:いずれにしても、これが必要になってくるのは概算要求に向けてということですので、もともと少し余裕を持って検討していただいていますので、早くまとまれば早く出てくるでしょうし、少し議論が必要であれば、もう少しかかるというようなところだと思います。

Q:防衛省改革の議論も同時に進められているかと思うのですけれども、大臣として重視したい点、それから今の進捗状況について教えてください。

A:防衛省改革については、様々な意見がありますので、私としてはまず上がってきた考え方を踏まえて考えていきたいと思っております。これは、従前から指示をしておりますが、概算要求に向けたタイミングまでには上げて欲しいということでお願いをしております。

Q:P−1のトラブル、不具合の話ですけれども、昨年12月にもコンピューター関係のトラブルでエンジンが止まったという報道があるのですけれども、事実関係とそれに対するお考えを聞かせてください。

A:新しい飛行機ですので、様々な運用をしながら、試験をしながら、そのときに不具合が出るということ、それを修正していくのがこういう試作機、あるいは新しい飛行機の開発の手順ということになります。昨年10月にも同じように、1つのエンジンが停止したという事案があったと聞いております。その後、プログラムの整備を行って回復しているということだと思います。いずれにしても開発途中の航空機ですから、これはP−1だけではなくて、新しい航空機については開発途中で様々な試験をする中で、そういう修正をしていくのが普通だと思っております。

Q:練習艦「しまゆき」の関係なのですけれども、先日から運輸安全委員会が調査を始めているのですが、大臣は先日の閣議後会見で、「危険性はあまりなかった」というような認識を示されていたのですけれども、受け止めをお願いします。

A:特に変わっておりません。危険性は特にありませんでした。また、海上保安庁長官の記者会見でも、250メートル離れているという中、そしてまた、右側通行については、むしろ韓国船主の車両運搬船のほうから警笛で「左側を通行したい」という意思表示があって、「しまゆき」もそれに対応したということですので、特に危険性があるという認識はありません。

Q:そうしましたら、今回、海上保安庁のほうが航行指導をしたことに関しては、大臣としてはなかなか受け入れがたいということですか。

A:いずれにしても、海上保安庁は海上保安庁の役目柄、そういう「注意をしてください」という話はするのだと思います。ですから、特に海上保安庁の対応も何か間違っているということはないと思います。ただ、報道に「あわや」とか「危険」とかいうことが出たので、それは事実と違うということは、私どももそうですし、海上保安庁長官もそのことは記者会見で述べられている通りだと思います。

Q:今週日曜日、23日に糸満市で開かれる沖縄全戦没者追悼式に防衛大臣として出席されます。この式典に、防衛大臣・外務大臣が出席するのは初めてということになるのですが、改めて、防衛大臣として出席する意義と、出席に臨む今のお気持ちをお聞かせください。

A:沖縄は日本において唯一地上戦が行われ、その後も大変な戦禍の中でご苦労された地域でありますし、多くの日本人がこの沖縄の戦場において、重い気持ちで追悼したいということ、それを今でも思っていらっしゃると思います。私も防衛大臣として追悼に参加をさせていただき、そして、特に日本の安全保障に携わる役割ですので、二度とこのような戦禍を起こしてはいけない、そのような誓いの下に私は慰霊に参加したいと思っております。

Q:大臣は近くフィリピンとハワイを訪問されますけれども、その狙いについてお聞かせ下さい。

A:まだ決まっていないということで、正式に公表した段階でお話しをしたいと思います。ただいずれにしても、我が国の安全保障の事を考え、また、周辺国の事を考えていきますと、防衛省としても東南アジアの国々、そして日米関係の強化に努力していくことは大切なことだと思っております。

Q:矢臼別演習場の米軍着弾事故に関連してですが、米軍側の事故を起こした中隊が訓練を再開しているということなのですけれども、これまで事故を起こした中隊は再発防止の観点からも訓練をしていないという話をしていましたけれども、米軍側から今回の事故を起こした中隊の再開の理由と再発防止について何か連絡があったのか、大臣の受け止めをお聞かせ下さい。

A:事故が起きてから重なる学習というのでしょうか、再発防止に向けた対応をこの中隊では、繰り返し繰り返し行われていたということは報告を受けております。そういうことの中で、最終的に米側が一昨日、19日の午後にこの中隊の訓練再開を行ったということを報告は受けております。いずれにしても、今日までが訓練期間ということになりますので、二度とあのようなことが起きないように、しっかりと指揮官を含めて米側の対応を注視していきたいと思っています。

Q:オスプレイの関係なのですけれども、大阪の八尾市長が受け入れ反対の表明をされまして、防衛省のほうに早期に結論を出して欲しいと要望書を提出しておりますが、それの受け止めをお願いします。

A:私どもが官邸を含めた一連の報道の中で承知をしているのは、大阪府知事が地元を説得するということが前提でのお話と承っております。八尾市長が反対というお言葉らしいのですが、そういう書面はいただいております。いずれにしても府知事と八尾市長、この話し合いの動向を見つめていきたいと思っております。

Q:オスプレイの訓練移転に関して、フィリピンで行っている訓練を増やせないかということが検討されていて、フィリピン側にもそのことを近く打診、米側も含めて打診するという報道がありますけれども、事実関係を教えて下さい。

A:現在、そのようなことを具体的に検討しているという状況ではありません。ただ、フィリピンについては、オスプレイの訓練を今年1月と4月に行っております。フィリピン側にも、米側の運用の中でも、こういう地域全体での安全保障環境という中で、今回訓練が行われていると私どもは承知をしております。いずれにしても、沖縄の負担軽減につながるように、全体として努力をしていくことは、防衛省としても大切なことだと思っております。

Q:与那国島の自衛隊の配備ですけれども、昨日の町議会で町有地の賃借が承認されましたけれども、改めてご所見をお願いします。

A:昨日は議会での承認ということであります。最終的には、我が省と与那国町との署名・調印があって、初めて物事が前に進むということでありますので、そういうことが早くできるように、今後も話し合いを続けていきたいと思っております。ただ、議会として承認していただいたことは、歓迎することだと思っております。

以上


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