大臣会見概要

平成25年5月17日(09時44分〜09時51分)

1 発表事項

 なし

2 質疑応答

Q:防衛計画の大綱の見直しについて、自民党が提言案を取りまとめています。今日も部会がありました。この提言案に対する受け止めをお伺いします。また、防衛省としてこれをどういうふうに今後反映させていくのかということとスケジュール感についてもお願いします。

A:最終的に提言がまとまったという報告は受けておりませんが、検討中の途中経過のなかで、様々私どもとしても情報を得ております。いずれにしても与党の提言も踏まえつつ大綱の見直し・作成に更に検討を進めていきたいと思っております。スケジュール感としましては、どうしても概算要求にある程度反映させる必要もありますので、全体としての大綱の確定という以前に中間的な取りまとめも含めて、概算要求に間に合うように努力をしていきたいと思っています。

Q:官邸の飯島参与が先日から訪朝しておられまして、北朝鮮の要人と会談されていると言われていますけれども、それについての受け止めと、今、防衛分野では、日米韓で連携して強い姿勢で臨まれていますけれども、こういったことへの影響について大臣のお考えをお願いします。

A:詳細については報告を受けておりませんが、一般的には私ども政府が従前から北朝鮮に求めております、拉致・核・ミサイル、この解決に向けた努力に資するものになるのではないかとは思っております。

Q:防衛分野でも影響というのはないでしょうか。

A:いずれにしても私どもは詳細については承知をしておりませんので、帰国された後にまた報告がされるのであれば、それを参考にしていきたいと思っております。

Q:ミサイル破壊措置命令について幾つかお伺いしたいと思うのですけれども、まず、今現在ミサイル破壊措置命令というのは発令されているのか、発令中なのかどうかというのをお願いします。

A:これは、従前からお話していますように私どもとしては、対外的に公表することは無いということであります。

Q:それでは、質問を変えて一般論としてお伺いしたいのですけれども、ミサイル破壊措置命令の場合ですと武器が使用された場合に国会に報告がありますけれども、逆に武器が使用されないまま命令が終結すれば、命令があったかどうかというのがずっと明らかにされないまま、国会で自衛隊の対応というのがチェックできないという状況になりかねないと思うのですけれども、この状態というのは文民統制上、問題はあるのか無いのかというのは大臣はどのようにお考えでしょうか。

A:一つはその発令を含めた形で決定をするのは、これは防衛大臣、そしてまた、最終的には内閣で対応することにもなると思いますので、文民統制というロジックから外れていないと思っております。この公表、非公表につきましては、政府全体として検討ということになりますが、いずれにしても国会の議論を待つことになるのだと思います。

Q:確認させていただきたいのですけれども、命令終結後に手の内を明かすという理論は、命令が終結した後というのは、ある種理屈が成り立たなくなるというふうにも考えられるのですけれども、命令が終結した後というのは、発令の事実というのは、速やかに公表されるというお考えはおありなのでしょうか。

A:従前の破壊措置命令を公表した事例というのは、あくまでも北朝鮮が「人工衛星」と称するミサイルを発射と明確に対外的に公表し、そしてその中で対応したということだと思っております。その時には、当然、北朝鮮が撃つということでありますので、こちらは破壊措置命令を出すということを公表させていただきました。今回の事案については、特にそのようなアナウンスが明示的にあるわけではありませんし、私どもとしても手の内の問題でありますので、そこはそのような対応をしているということであります。

Q:命令終結後の対応というのはどのような。

A:特にそこは私どもはまだ決定はしておりません。

Q:手の内を明かすというロジックだと、例えば破壊措置命令を出したということは公表しながらも、ミサイル防衛システムをどこに展開しているかは非公表というやり方は手の内というそのロジックに当たると思うのですけれども、今回、「PAC−3をここと、ここと、ここに配備しました」と公表している中で、そもそも「命令は非公表なんです」という、そこは矛盾していないかなと思うのですけれども。

A:国際関係の中で、やはりどこが始めに動いたかということが、その後、様々な外交交渉の中では大きな問題になってきます。前回の破壊措置命令は北朝鮮から明確な発射の通報があったという中で、私どもとしては万が一のことを考えての破壊措置命令の公表ということになりました。今回は、北朝鮮は様々な威嚇はしておりますが、明確にいつ発射するということを通知しているわけではありませんので、私どもとしてはそのような北朝鮮の対応に淡々と対応しているということだけであります。

以上


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