大臣臨時会見概要

平成25年5月11日(16時27分〜16時35分)

1 発表事項

 なし

2 質疑応答

Q:北海道の視察1日目、東千歳駐屯地の戦車に試乗されて、今こちらでは政府専用機を視察されましたが、まずは感想等をお聞かせください。

A:北海道に防衛大臣が来たというのは3年ぶりということを伺っております。やはり、北の守りがとても大事だということ、そして、この政府専用機については、前回のアルジェリアの事件も含めて、かなりしっかり対応していただきました。そういう意味で今日は、その時のことについても慰労するために来させてもらいました。

Q:政府専用機ですけれども、今後の政府専用機の在り方等は、後継機等も考えなければならない時期に来ているかと思いますが、その辺についてはどのようにお考えでしょうか。

A:やはり、今回、政府専用機の重要さというのは、あらためて感じました。機体としては、まだ使えるということですが、どうしても日本国内で整備ができないということになれば、次の機体を考えることになると思います。今は検討会の中で、どのようなものが必要かというのが政府内で検討されると思いますので、私どもとしては、選ばれた機体が正式に決定すれば、その運行ということで防衛省の方に要請があると思いますので、その時に考えていきたいと思います。

Q:東千歳駐屯地の戦車についてですが、試乗されてのご感想と、防衛大綱の改定の毎に、戦車の数は年々減り続けていますけれども、これに関し今後の防衛大綱の見直しの中で、戦車の位置づけをどのようにお考えですか。

A:戦車というのを実は初めて直接見ました。乗ったのも初めてです。乗り心地が意外といいんだと思いました。そのあと性能を聞きましたが、やはり日本の技術というのは世界でもトップクラスだということだと伺っております。戦車の今後の整備については、防衛大綱等で検討していくと思いますが、大切なのはここであれだけ日頃鍛えている精鋭な部隊が、様々な事態に備えて速やかに機動的に展開できる、そういうことも今後大綱の中で考えていく必要があるなと思っています。

Q:今日の札幌市内の講演で、北朝鮮のミサイル対応について「中長期的な形で対応していく必要がある」というような趣旨の発言をされたと思うのですが、それは具体的には、イージス艦が昨日、舞鶴の方に入港しましたけれども、それとの関連でおっしゃっているのでしょうか、その真意について教えてください。

A:昨日、どうしても補給等が必要ということで一隻は舞鶴の方に戻ってまいりましたが、あそこでお話しさせていただいた真意というのが、北朝鮮の度重なる威嚇的な発言から日数が経っており、他の今までのミサイル実験の事案であれば、発射台にミサイルが立ち、そしてどの期間にどのあたりに発射するということを北朝鮮自身が明示して、対応することができましたが、今は移動式のミサイルということになります。いつ、どこに、どういうかたちで、飛ぶかということは、今後、それに備えるためには、ある程度期間を持ちながら対応する必要があるということですので、それにもしっかり備えていくということだと思います。

Q:関連ですけれども、イージス艦やPAC−3の展開というのは、当面、「中長期的に」継続して続けていくということでよろしいでしょうか。

A:それは、必要があると判断すれば、継続して展開をしていきます。

Q:ミサイル破壊措置命令というのは、途中で終結するというのではなくて、まだ継続して発令を続けていくということでよろしいでしょうか。

A:政府としては、繰り返しますが、そのような発令をしたとも、していないとも公表しないということは一貫しております。

Q:そうすると警戒態勢は、当面縮小しないと、そういうことで理解してよろしいでしょうか。

A:必要な態勢を継続していくということです。

Q:PAC−3を展開している展開先についても、これから首都圏防衛の観点から考え直す、検討し直す必要というのはあるのでしょうか。

A:現在の対応については、必要な対応をしっかり続けていくということだと思います。また、今後のミサイル防衛については、このような状態が今後、常態化するようなこともあるのだと思いますので、そうしますと大綱の中で、どのような防衛体制が必要かということは、検討する課題になると思います。

Q:今日の講演の中で、陸上輸送の関係で、その延長線上だと思うのですけれども、避難先としての大使館での邦人救出を例に挙げられておりましたけれども、今後こういう邦人救出に向けて、例えば憲法解釈の変更等、具体的にできるようにする体制を整えていくためには、どういう取り組みが必要だというふうに大臣はお考えでしょうか。

A:私どもとしては、あくまでも憲法解釈の問題は政府、あるいは議会の中で議論されるものだと思います。今日、私の方で例示を出させていただいたのは、具体的に私どもに様々期待をもって任務をしてほしいと思われている中で、今、防衛省自衛隊ができる、例えば「限界」というのがあるのだということを例示させていただいたのであります。こういうことを今後、私どもとしてもしっかり例示をして検討することによって、将来的にどのような法整備が必要かということも今後検討されるものだと思っております。

Q:北海道のPAC−3の展開は、具体的な話がおありでしょうか。

A:実は今、バージョンアップといいましょうか、PAC−2からPAC−3への引き上げについては、すでに平成23年度予算が出ております。その予算を使った処置を行っておりますが、具体的にどこに展開するかというのはまだ決まってはおりません。ただ、少なくとも、今、北海道・東北が、言ってみれば空白になっておりますので、そこは今回の整備、そして様々なローテーションの中で、うまく対応できないかということは検討したいと思っております。

Q:講演の中で、陸上自衛隊の離島防衛への投入についての言及があったと思うのですが、それは海兵隊機能を持たせるということを念頭におかれた発言ということになるのでしょうか。

A:今すでに西方普通科連隊の中で、そのような機能をもつ部隊があります。そしてその部隊が役割を果たすためには、例えば今回、平成25年度予算で「水陸両用車参考品の購入」というのが決まっていますので、それも活用するということで、部隊として海兵隊を検討するというよりはむしろ、すでにそれに近い任務の部隊がありますから、それがしっかり任務ができるように装備も含めて、これから充当していくということだと思います。

以上


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