大臣会見概要

平成25年4月9日(09時28分〜09時37分)

1 発表事項

 本日の閣議におきまして、本日付で折木良一氏を防衛大臣補佐官に任命することについて、内閣の承認をいただきました。折木防衛大臣補佐官については、統合幕僚長として、東日本大震災への対応に当たられた経験と見識に基づき、防衛省・自衛隊の諸課題について、有益な意見具申・進言を行っていただけるものと期待をしております。私の方からは以上です。

2 質疑応答

Q:北朝鮮の弾道ミサイルに関する動向について、新しい情報はありますでしょうか。また、現在の分析についてお伺いします。

A:北朝鮮の弾道ミサイルにつきましては、私ども、日頃から警戒監視を行い、様々な情報収集に努めております。万全を期す態勢を取らせていただいております。

Q:弾道ミサイル発射に備えて、PAC−3の展開について動きがありますけれども、防衛省として昨年末と同じように配備するのか、今後の展開についてお伺いします。

A:PAC−3の配備につきましては、北朝鮮のミサイル事案に関して緊張感を持ってしっかりと対応するということを前提に配備をさせていただいております。この内容につきましては、個別の事案等について、お答えは差し控えさせていただきたいと思います。

Q:大臣は「個別な事案についてはお答えを差し控えさせていただく」ということだったのですが、このミサイル発射があり得るかもという中で、非常に国民の関心も高く、不安を持っている方も多いと思うのですが、「万全を期す」という抽象的な言葉だけでなく、具体的に「こういう態勢をきちんと取っています」ということを対外的に公表していくお考えはないのですか。

A:これは、ある面では私どもの手の内を示すことにもなりますので、あくまでも万全の態勢を取っていくということでご理解いただければと思います。

Q:このPAC−3の展開についてなのですが、市ヶ谷の方にも、これは何の法令根拠をもって今、展開しているのでしょうか。

A:これにつきましては、今回、総理の指示を踏まえて、あくまでも「国民の生命・財産を守るために万全の態勢をとれ」ということですので、その中での防衛省の所掌事務内で行ったものであります。

Q:具体的に何の法令に基づいているのでしょうか。

A:具体的な内容については、お答えを差し控えさせていただきたいと思います。

Q:昨日のテレビ番組で、北朝鮮の行動について、「自分たちで自分の危機感を煽っているというか、どんどん孤立化している」というご発言がありましたけれども、改めて、今の北朝鮮の行動・言動と現状というところをどういうふうに大臣は見ていらっしゃいますか。

A:今回は、北朝鮮自身が度重なる核実験、そしてミサイル発射事案、国際社会に向けた様々な発言、そして昨日でしょうか、ケソン工業団地の半ば閉鎖に近いような状況など、どんどん自らが何か孤立化を招くような行動をとっているというふうに私どもには見えております。

Q:北朝鮮問題なのですが、沖縄も名指しされて攻撃対象に入っているのですけれども、それに対する防衛省としての対応と、PAC−3を前倒して配備するという話もあるのですが、これはいつ頃配備される予定なのかをお聞かせ下さい。

A:今回、米軍の基地がある三沢、横須賀、そして嘉手納といったところを名指しされたということは承知をしております。ただ、私どもの警戒監視は、日本全体をしっかり守るということでありますし、もちろんその中には沖縄も入っていると思います。PAC−3の配備につきましては、従前から、今のPAC−2からPAC−3への交換ということで、私ども準備を進めさせていただいておりますが、今回の事案とは別に、従前から「なるべく急ぐように」という指示を出させていただいておりますので、なるべく早いうちに配備できるようにしていきたいと思っております。

Q:北朝鮮の動向についてですけれども、自ら孤立化を招くような行動を起こしているように見えるということですけれども、その背景にはどういったことがあるというふうに見ていらっしゃるのでしょうか。

A:それは、むしろ私への質問というよりは外務省なりそれぞれの機関にお問い合わせいただいた方が良いかとは思いますが、私自身はとにかくこのような非常に孤立化を招くような事案、そして過去行っていないような発言を繰り返すということに鑑み、緊張感をもって日本の安全・安心を守るために、今回PAC−3を含めた態勢を進めさせていただいているということであります。

Q:PAC−3が市ヶ谷に運び込まれるときも、国民の目に見える形でやる動きが始まっているわけですが、現時点で破壊措置命令が発出されたかどうかについて、改めてお伺いします。

A:これは、私ども様々な事案に備えて万全の態勢を取っているということであります。

Q:発射の時期についての見立てなのですけれども、一部報道では「10日にも」というような分析もあるようですけれども、現時点ではどのくらいを見ていらっしゃって、その警戒はいつ頃まで続けられる予定でしょうか。

A:これは、常に緊張感をもって対応していくということです。

以上


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