大臣会見概要

平成25年3月22日(09時05分〜09時12分)

1 発表事項

 なし

2 質疑応答

Q:今日、岩崎統幕長とロックリア米太平洋軍司令官が会談されるということですけれども、一部報道で、この中で尖閣における日米共同作戦計画の策定に向けた協議を進めるというような話が出ていますが、これについて事実関係を伺わせて下さい。

A:今月20日から24日にかけて、統幕長は米太平洋軍司令官と定期的な会議、これは2年に1回やる会議であります。第2回目になりますが、JSLSという会議を開きまして、このためハワイを訪問しております。議題の詳細につきましては、相手側との関係もありますので差し控えさせていただきますが、日米間の同盟を含めて、幅広い意見交換をするということになっております。

Q:日米共同作戦計画の策定に向けて進めるというも話もあるのですが、これそのもの自体はどのようにお考えでしょうか。

A:いずれにしても日米間では、今「日米防衛協力のための指針」(ガイドライン)、これを見直す中で検討させていただいております。このガイドラインにつきましては、「日本に対する武力攻撃に際して整合のとれた行動を円滑かつ効果的に実施することができるよう、平素から共同作戦についての検討を行う」ということ、そしてまた「周辺事態に円滑かつ効果的に対応できるよう、平素から相互協力計画について検討を行う」ということになっておりますので、いずれにしても、今回、統幕長と米海軍司令官との会談の中で、様々な話合いがされると思っております。

Q:確認ですが、今、日米間で「防衛協力のための指針」を見直す中で検討をしているとおっしゃられたのですが、 この尖閣を対象とした共同作戦計画を含むことを検討しているという理解でよろしいですか。

A:ガイドラインの見直し全体は、私どもの様々なレベルで日米の意見交換をするということがあります。その中で当然、統幕長と米太平洋軍司令官との話し合いの中でも、様々なこういう問題についての意見交換がなされるということだと思います。

Q:共同作戦計画の策定に向けたことも協議されるということですか。

A:具体的なことについては差し控えさせていただきますが、通常の協力の協議の中には、「周辺事態に円滑かつ効果的に対応できるよう」ということがありますので、そういう中身の話をするということだと思います。

Q:今のお話ですけれども、釣魚島(ママ)を巡って、「中国の公船が常態化している」と日本側が認識しているとされているのですけれども、今のこの島の状況を大臣としてどのように認識されているのでしょうか。そして、その中でアメリカが、日本と共同作戦をやる必要性をどのように感じていらっしゃるのでしょうか。

A:これは、累次の国会での総理の答弁を含め、尖閣というのは日本の領土でありますので、そこをしっかりと警戒監視を続けるということ、そして、米側に関しては、米側の方の発言を聞けば、これは日米安全保障条約第5条の適用下になるということに尽きるのだと思います。

Q:今回、釣魚島(ママ)有事を念頭にするという日米共同作戦計画が進む事態はありますか。確認したいのですけれども。

A:これは、相手方とのこともありますので、あくまでもこれは様々な安全保障環境に対応して議論をする、意見交換をするということに尽きるのだと思います。

Q:この日米共同作戦計画のことに関しては、昨日、中国の外交部のスポークスマンが重大な懸念を表明したようですけれども、この中国側の懸念に関して、日本側はどのように認識されているのでしょうか。

A:冒頭お話ししましたように、今回の協議というのはあくまでも日米間の各種案件について軍事レベルで意見交換を行うという、そういう目的で定期的に開かれている会議です。ですから、定期的な意見交換の場ということでありますので、私どもとしては、そういう懸念というのを特に及ぼすことではないと理解をしております。あくまでも定期的な意見交換の場ということであります。

Q:名護漁協との漁業補償交渉というのは、現在どのような状況になっているか、また、妥結に向けたスケジュール感というか、目途が現在ありましたら教えて下さい。

A:あくまでもまだ協議を行っているという報告を受けております。いずれにしても、沖縄の皆さんの様々な声を聞きながら、日米合意というのがありますので、それに沿って対応するということだと思っております。

Q:関連なのですが、大臣の沖縄訪問というのは、どのようにお考えでしょうか。埋立申請も報道によると今月中にされるとあるのですが、大臣として沖縄訪問、いつ頃伺いたいとかということはありますでしょうか。

A:申請の時期についてはまだ決まっておりません。訪問については、これは総理から「全沖縄関係の閣僚が出来るだけ現地の声を聞いてほしい」というご指示は出ておりますが、今、国会が非常に忙しいスケジュールもありますので、そういうスケジュールを見ながらタイミングを考えていきたいと思っています。ただ、まだ具体的に行くかどうかも含めて、決まっているわけではありません。

Q:確認なのですけれども、先ほどの統幕長とロックリアさんの協議なのですけれども、「様々幅広い意見交換」というのは、尖閣の日米共同作戦策定も含めた幅広い意見交換、協議をされているという認識でよろしいでしょうか。

A:これはあくまでも定期的な意見交換の場ということでありますし、相手側とのこともございますので、私の方から特に内容についてコメントすることはないと思います。

Q:岩国に来ている5機のオスプレイなのですが、これの訓練について動静を把握されている状況と、今回詳しい訓練内容とか伝えられなかったことに自治体から不満が出ていたりしますが、これについて大臣の受け止めをお願いします。

A:昨日午後、またオスプレイ1機が普天間を飛び立ちまして、昨日の夕方、17時50分頃岩国に着陸したということは、私どもも現地の職員からして確認をさせていただきました。ただ、昨日午後だと思います、普天間からオスプレイが離陸する前に、米側から我が省の方に通報がありました。内容については、「本日オスプレイ1機が普天間を離陸し、夕方岩国に到着する可能性がある」という内容でありましたので、これを受けまして、速やかに関係自治体には情報を提供させていただきました。

Q:オスプレイの訓練に至っては、訓練ルートというのが1回目に示されたと思うのですけれども、今回示されなかったことに関しては、どのようにお考えですか。

A:これは米軍の運用に関わる事項ということですので、私どもとしては、なるべく関係自治体には、広く我が省から情報提供したいと思っておりますが、米側の運用だということで、具体的なルートについては、今回は報告がなかったということです。

Q:埋立申請の話に戻るのですけれども、今朝も関係の閣僚で集まられたと思うのですけれども、そこでどういう話をされたのかということと、申請の時期はまだ決めていないということですけれども、いよいよ煮詰まってきているものなのか、その辺の感覚的なもので結構ですので、どういう状況なのか教えて下さい。

A:今朝集まったのは定期的な意見交換です。前回集まってから少し時間があったと思いますので、あくまでも私どもとしては、前回、沖縄政策協議会も開かせていただきましたし、そういう場で関係閣僚が意見交換をするということだと思っています。申請の時期については、まだ決まっておりません。

Q:大臣がこの前仰られた日中防衛ホットラインのことに関して、現状とその後進展がありましたでしょうか。

A:これは私どもとしまして、海上連絡メカニズムという形でホットラインを作るということを、従前から日中間では合意をしております。ただ昨年の尖閣国有化以降、この話が進んでいないということで、累次に渡り、私どもとしてはこの連絡メカニズム協議の再開ということを申し入れさせていただいておりますし、ただ現時点で中国側からこの協議再開ということの、返事が返ってきていることはないと思います。

以上


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