大臣会見概要

平成25年1月18日(10時57分〜11時08分)

1 発表事項

 昨日から多くの国民の方が心配されておりますアルジェリアの邦人人質事案につきましては、私個人としても閣僚の一人としても、一日も早い、一刻も早い無事な解放を願っております。

2 質疑応答

Q:昨日、ルース駐日アメリカ大使と話をされたときに、尖閣問題について、「沈静化に向けて日米で協力していこう」というお話をされたと聞いておりますけれども、具体的にどのように進めていくのかということを聞かせて下さい。

A:これは、尖閣の対応について、私ども日本側としては、「しっかりとした監視態勢をとりながら、自制的に今、警戒・警備を続けている」ということを説明し、アメリカもこの方向について理解を示していたということだと思っております。

Q:ルース大使との会談で質問なのですが、沖縄の普天間基地移設問題についても意見交換されたと聞いているのですが、具体的に埋立申請の時期だとか、米側から何か要望などがございましたら、どのような話し合いがされたのかお聞かせ下さい。

A:埋立申請とかそういうことについての具体的な話はしておりません。あくまでも沖縄にお伺いしたときの地元自治体の皆さんの様々な懸念の問題、こういうことを中心にルース大使と意見交換、情報共有をさせていただいたということです。

Q:具体的にいつ頃までにそういった普天間の埋立の作業を進めるかとかいうスケジュール感みたいなものを双方で話し合ったりされなかったのですか。

A:そういうことはありません。

Q:沖縄でお聞きするのを忘れたのですけれども、那覇基地視察の後に、大臣は辺野古区長らと面会したかと思いますが、その際は大臣からはどのようなことをお伝えしたのですか。

A:その際は、実は久辺3区長の皆さんとは、こういう仕事をする前、外務政務官とか副大臣とか、そういうときにも沖縄でお会いしたこともございますので、改めて就任のご挨拶ということをさせていただいて、併せてずっと辺野古移設に関しての協力を今でも表明していただいている皆さんですので、長年の協力について感謝を述べたということです。

Q:その際、政府側も埋立に関して方針をお伝えしたということは。

A:そういうことはありません。

Q:昨日、日米ガイドラインの再改定に向けた実務者協議がスタートしましたが、大臣としては一定のその方向性をいつぐらいまでに出したいというような今のスケジュール感をお持ちなのでしょうか。

A:これは密接に関わるということではありませんが、いずれにしても大綱・中期防、特に大綱の作成の作業にある程度その方向性というのも反映されると思いますので、そこは同時並行的には考えていきたいと思いますが、やはり前回のガイドラインの策定でも一定の時間がかかったと伺っておりますので、私どもとしてはなるべく早くと思っておりますが、それなりの時間は必要かなと思っております。

Q:あまり「いつ頃までには」というような、最終のあれは区切らずにやっていくという感じ。

A:少なくとも大綱・中期防については年内ということを一つの目標にしておりますので、その前に終わるということは多分物理的にはないのだと思います。

Q:普天間の話に戻ってしまうのですが、埋立申請の事務手続きが終了する目途、時期、事務手続きの終了する目途がいつ頃なのかということと、以前の会見でその事務手続き終了後、「申請までに権利を得る方と、同意を得ないといけないという漁協の方がいる」と、そういうふうなお話をしてたのですけれど、それはいつ頃をお考えなのですか。

A:実はまだ事務方から具体的に手続きが終わる見込みとか、終わりますとかという報告をいただいておりません。

Q:目途とかもまだ。

A:まだ何も報告はあがっておりません。

Q:漁協との接触というのはまだ考えていらっしゃらない。

A:これは恐らく今までも接触はされているのだと思います。突然行っての話ではないと思いますので。

Q:1点確認したいのですが、先日の記者会見で日本の一部の報道によりますと、防衛大臣が中国の飛行機がもし日本の領空を侵犯した場合、警告射撃をすることを明確に表明したという報道がありました。この日本側の報道が中国の中で非常に大きく報道されたのですけれども、このことに関して大臣はどんな見方をしていますか。

A:私は前回もお話をさせていただいたのは、国際的な基準の範囲で私どもとしてはしっかり対応するということですので、そのことに尽きるのだと思っております。

Q:つまり警告射撃を明確に表明されたことはないということでしょうか。

A:今私が話した言葉に尽きるのだと思います。

Q:埋立申請に関する質問なのですが、以前会見で「権利を有する漁協の同意書を得る努力をする」とおっしゃっていましたが、埋立申請は同意を得た上で行うというお考えなのか、それとも他の書類が揃い次第申請をするという形を取るのか、今現在どのような方針ですか。

A:それも含めて内部で検討することになるのだと思います。

Q:それは書類が全て揃ったという報告を受けたから、そういった方向性を決めるというお考えですか。

A:いずれにしても、全体の進捗状況を見て、私どもとしては事務的な問題ですので、下から上がってきたら対応しますし、最終的には官房長官を含めて関係閣僚で相談することになろうかと思います。

Q:鳩山元総理の訪中に関してですけれども、大臣はテレビ番組で「国賊」といった言葉をお使いになられたようですが、このお考えをお聞かせ下さい。

A:もし鳩山元総理の発言が、私が危惧しているような日本の立場と相反するものであれば、これは我が国の国益を害する言動ではないかと、そう思いあのような言葉が頭の中をよぎったということであります。特に一昨日、沖縄に行きまして、今、緊張感を持って日本の領土・領海・領空を守る活動をしている現場の自衛官、あるいは海上保安官、その苦労を考えた場合、そのような考えが頭をよぎったということであります。

Q:アルジェリアの件でお伺いしたいのですが、人質拘束事件で日本政府の方が再三再四、人命の救助を最優先するようにというふうに言う中で、アルジェリア軍が攻撃を始めたと。ある種、日本の政府、それからアメリカなどが言っていたような考え方を踏みにじるような行動をアルジェリアは進めたということで、こういったことが起きてしまったことに対して、大臣ご自身どのようにお考えでしょうか。

A:私も実は対策本部に行っているわけではありませんので、報道で知るのが中心の情報ですので、まだ全体がはっきり分かりませんので、ここで今の段階でコメントできる立場ではないと思います。

Q:沖縄関係なのですが、昨日もルース大使との話でもされていたのですけれども、オスプレイの本土への訓練移転なのですけれども、この検討状況というか、いつ頃までに実現しそうという感触はあるのでしょうか。

A:私は具体的にそのようなスケジュールの話はしておりません。私からお伝えしたのは、オスプレイに関する様々な沖縄の皆さんのお気持ち、懸念、こういうものを伝えさせていただきました。

Q:防衛省として、訓練移転先の自治体とかと調整とかというのは、まだ入っていないのでしょうか。

A:ちょっと私が関知する限り、まだ米側からそのような協議を具体的にされているとは認識しておりません。

Q:訓練移転の協議を日米間でやっているということではないのですか。

A:具体的にどこの時期にどういう形でということで、お話をされてはいないと思います。訓練移転は話し合っていますが、例えば時期がいつ頃とか、あるいはどこの場所でとか、そういうことについては、まだ具体的な話がされているとは認識していません。

以上


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