大臣会見概要

平成24年11月27日(10時50分〜11時01分)

1 発表事項

 本日の閣議において、12月4日付の将官の人事について内閣の承認がなされました。

2 質疑応答

Q:中国海軍の動きですけれども、空母の離着陸訓練の写真が公開されるなど、空母の運用能力を高めているという指摘が出ていますけれども、どのようにご覧になっているでしょうか。

A:報道は承知しております。我々は、中国の軍の近代化に日頃から注目をし、必要な情報収集をしていますけれども、今回の艦載機の着艦訓練について、そもそも中国がいかなる目的で空母を運用し、艦載機の着艦訓練をこの時期に行ったか等について、一般的な中国の軍事あるいは安全保障全体に関わる情報については、必ずしも透明性が高くないということについては、この地域全体の不安定要因の一つになっていると認識しております。いずれにしても、中国が軍事に関する透明性の向上を図るよう期待しているというところでございます。

Q:一部報道で、北朝鮮の方がまたかつてのようなミサイルの発射につながると見られる準備を行っているという報道があるのですけれども、これについての大臣の受け止めと、防衛相としてどういう指示というか、まだ準備の段階だと思いますが、もし指示を出したものがありましたらお聞かせいただけますか。

A:先ほどの中国の話もそうですが、我が方は北朝鮮の動向についても不断に情報収集に努めているというところです。ただ、ご指摘の北朝鮮の弾道ミサイルを含む軍事的な動向についての具体的な内容、あるいはそれに対する分析・評価については、まさに国のインテリジェンスの分野の問題でもありますので、細かくご説明することは控えたいと思います。しかし、一般論として言えば、北朝鮮の新しい政権が依然として軍に大きく依存しており、さらに今年4月には「人工衛星と称するミサイル」を発射したことはご承知のとおりでありまして、これについても国連安保理議長声明において、北朝鮮による更なる発射または核実験の場合には、これに応じて行動をとる決意というものを北朝鮮に示しているということでありまして、我が国についても、日本だけではなく、アメリカ、韓国と連携をしながら、関連の安保理決議を履行し、いわゆる6ヵ国協議の共同声明が遵守されるように図っていくということであります。我が方は、北朝鮮のこの種の軍事的な動きに常に警戒を怠らず、情報収集を行っていくということに変わりはないということです。

Q:在日米海軍が夜間の禁酒令を出したということなのですが、これに関しては再発防止策の一環として取り組んでいるというというような連絡はあったのかということと、この措置についての受け止めがあればお聞かせ下さい。

A:沖縄における例の女性暴行事件を受けて、アメリカが去る10月19日、夜間外出禁止令を出したことはご承知のとおりでありますが、それにもかかわらず、先週末ぐらいからいろいろな小さな事件が起きたこともご承知のとおりであります。沖縄の米軍は、綱紀粛正、事故再発防止策として21日から私服によるいわゆる生活指導巡回というもの、パトロールを行っているということもご承知だと思います。明日、前回お話をしたとおり、事故防止のためのワーキング・チーム、「協力ワーキング・チーム」が開かれるということで、事務レベルでのこの種の協議の結果について、具体的な防止策が出ることが期待されると思います。私は、今日の午後、在日米軍司令官と会って、この種の米兵の事故再発防止、綱紀粛正について、在日米軍司令官と率直に話し合う予定でいます。今のご指摘の飲酒云々ですが、これは先ほど申し上げた綱紀粛正、再発防止のための在日米軍司令官の命令に基づいて、各陸海空軍及び海兵隊の各基地毎に基地の司令官が出せる権限の範囲の中でいろいろな措置が行われ、すでに海軍の基地でこの種の措置が行われているということを聞いています。これについては日本側にも通報がありましたので、承知をしています。ただ、それだけで本当に再発防止策になるのかどうかということについては、今申し上げたように、今日の在日米軍司令官との会談、明日行われるいわゆる「協力ワーキング・チーム」における日本政府と沖縄県と米軍の協議の結果を見ないと、今のところは何とも申し上げられないということです。

以上


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