大臣臨時会見概要

平成24年11月2日(16時08分〜16時21分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:先ほど、全国知事会で今月から本土施設でオスプレイの飛行訓練を行うという話をされましたけれども、改めてアメリカ側からどういった説明があって、全国知事会には説明があったか、そのあたりお願いします。

A:2つのことをお話しします。最初は、当面のオスプレイを使って行う訓練の概要についてです。これは、大きく分けて3種類の訓練が含まれていて、1つは沖縄において伊江島、あるいは中部・北部訓練場を使って行う各種の訓練、これを行うということです。第2が、第3海兵機動展開部隊、つまり「MEF」というのですか。並びに第7艦隊が行う活動や任務訓練に伴って行う訓練です。これは、いわゆる第3海兵機動展開部隊というのは、沖縄の海兵隊の水陸両用戦隊の一番大きな組織ですから、そこが行う訓練。それから第7艦隊の空母機動部隊の中に組み入れられて行う訓練。これは海外で行うものもあり、日本の国内で行うものもあると思います。第3が、キャンプ富士、あるいは岩国飛行場を使って行う日本本土での各種の訓練。この中には、低空飛行訓練、あるいは空中給油の訓練、あるいは各種の後方支援訓練、この3つの訓練が入っているということです。長期的な訓練計画については、まだアメリカ側が別途説明すると言っていますが、当面は、こういった3種類の訓練を行うと。この3番目の訓練については、つまり本土で行う訓練については、今月11月から行うということです。私、朝、皆さんに説明をする時に、よく理解していなかったので、もう一度文書を読み、アメリカ側に確認したのですが、いわゆる「フル・オペレーショナル・ケイパビリティ」というのは、よく英語で見たら「in December」と書いてあったので「12月中に」という日本語が正しいと思います。それでは少し危ないので、アメリカ側に直接確認しました。今のところ「フル・オペレーショナル・ケイパビリティは12月中に完了するという予定である」というのが正しい表現だと思います。「11月の末に」と、私は今日院内で言ったかな。それは私の誤りです。ということは、そうはアメリカは言っていないけれども、「フル・オペレーショナル・ケイパビリティ」というのは、段々皆さん理解していただいたと思いますけれども、CH−46の代わりにオスプレイを使って任務を行うに必要な要員というのでしょうか。それからそれに必要なイクイップメント、装備というのは、オスプレイを整備するに必要な施設、インフラ、付加財産がそれに、それにというのは繰り返しになりますが、オスプレイを使って部隊が任務を遂行するに必要な訓練、それがまだだということは、11月から行われる、日本で行われる各種の訓練も、そのFOCを完備するに必要な訓練がその中に含まれていると考えるのが普通だと思います。アメリカはそういう説明をしていませんけれども、でもまだ「フル・オペレーショナル・ケイパビリティ」を持っていないのに、日本の本土で各種の訓練を行うというのは、その種の訓練が「フル・オペレーショナル・ケイパビリティ」を備えるために必要な訓練がその中に含まれていると考える、これが今日お話ししたい概況です。聞かれていないのですが、もう一つのことをお話ししておきます。今日、全国知事会で聞いておられた人はお気づきだったと思いますけれども、沖縄県知事の方から、「もう少し沖縄の負担を軽減して」というお話があって、私も外務大臣も、沖縄が負っている負担を全国で負ってもらうという必要があると。我々、訓練移転とかと簡単にそういうことを言葉で言いますけれども、これは何が含まれているかということですが、第1に、オスプレイという飛行機が普天間にいて、そこから飛び上がってまた訓練を行って、普天間の飛行場に着陸するということだけではなくて、沖縄にいる31MEU、つまり第3海兵機動展開部隊の一部を構成する事実上の戦闘部隊31MEU。この人数はそのときによって違いますけれども、大体2,500人くらいが一つの単位となって、揚陸艦に乗って、空母機動部隊の中に組み入れられて任務を遂行するその戦闘部隊は、任務に就く場合、それに必要なオスプレイが共に揚陸艦に乗って訓練を行うということです。ということは、当然31MEUが任務に就いているときに、それに必要なオスプレイが揚陸艦に乗って海兵隊の地上部隊と一緒に任務に就くということですから、トータルでいうと、どれくらいになるか分かりませんけれども、1年を通すと合計数ヶ月、常に数機のオスプレイが沖縄の普天間飛行場からいなくなって、31MEUと一緒に任務に就くということです。それが第1、その分だけ負担が軽くなっていると言ったらよいと思います。第2は、今申し上げたように、本土に、各地に訓練をしていくわけですし、CH−46より当然、航続距離が長いですから、長い分だけ、オスプレイが各地で訓練を行う分だけ、普天間並びに沖縄周辺での飛行の負担がその分だけ軽くなるという計算になります。第3は、今、日本政府とアメリカ側で、更なる訓練移転をどういうふうに進めるかということは、まだ交渉中というか、いろいろ話し合っています。どこにどう持って行くかということは、まだ決まっているわけではありませんが、そういう形で沖縄の負担を軽減していくということを行おうとしているということです。これは、今日の知事の御質問にそういう形でお答えをしようと、このように考えています。最後に、繰返しになりますけど、FOCというのは私の間違いでした。「12月までに」ではなくて「12月中にこれを取得するという予定でいる」というのが正しい表現だと思います。

 

Q:大臣は以前、訓練計画の概要について、いつどのようなルートをどのくらい飛ぶかというのが常識の範囲だという発言をおっしゃられていましたが。

 

A:「いつ」とは、今申し上げたように、11月から訓練を始めるということです。どれくらいというのは、機数だとか回数だとかいうのは分かりませんけれども、概ね環境レビュー、環境レビューというのは飽くまで環境影響評価をするために行われたもので、訓練計画を書いてあるわけではありませんけれども、環境レビューの基準をそのまま当てはめると、全国の各ルートに平均して55回、合計300回とか350回、そういう回数を飛ぶというふうに考えていただいてよいと思います。

 

Q:それは、米側から今回改めて。

 

A:いえ、それは改めてではありません。そういう回数はありません。ただあの環境レビューを読んで、そういうふうに理解することが常識ではないかと思います。

Q:先程の知事会の中でも、伊江島や中部訓練場で訓練をするとおっしゃっていたのですが、県内での訓練計画というのは、どのようなことがあると。

A:先ほど説明したところなのですけれども、伊江島や中部及び北部の訓練場を使って、着陸帯あるいは訓練空域を使って、各種の訓練を行うというのが3つのうちの1つの訓練ということです。

 

Q:それ以外、何か詳しい訓練計画、時期とか。

A:いえ、そういうのはありません。沖縄についてはありません。あと、本土については先ほど説明したとおりです。

 

Q:先ほどの知事会議で、出席した知事からは、「突然こういうのが調整なしに聞かされて驚愕している」という意見があったのですけれども、今後どう言って、そういった関係する都道府県や自治体に説明をして、理解を求めていきたいお考えでしょうか。

A:訓練計画そのものを、各知事に丁寧に説明する以外に方法はないわけです。我々もそれ以上のことを知りませんし、我々自身が何かを隠しているというわけではありませんので、これはアメリカ側から通報があったものは、丁寧に各知事にご説明するということに尽きると思います。

 

Q:知事会でも大臣もおっしゃられていましたが、再発防止策に取り組んでいる最中で今日の未明にまた米兵によって。

A:これはオスプレイと全然違う話。私は先ほどからずっとオスプレイの話をしているのですけれども。それは外務大臣がお答えになったので、私は同じことをいうことになるので、お答えを控えたわけです。

 

Q:そういうことが相次ぐ中で、沖縄との信頼関係をどう構築されていくかというのが、オスプレイの配備の安定化等に繋がってくると思うのですが。

A:それは、総論はそうですけれども、オスプレイはオスプレイで、いかにして飛行の安全を確保するかということで、これは、今日未明起きた事故が起ころうが、起こるまいが、きちっとオスプレイの飛行の安全を確保するために必要な措置を執らなければならない。そのことに変わりはないと思います。

 

Q:先ほど、沖縄県知事の方から、改めてオスプレイの配備の中止と見直しを訴えられたのですが。

A:文書でお答えするつもりです。

 

Q:文書で答えると。

A:はい。

以上


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