大臣会見概要

平成24年9月28日(10時53分〜11時05分)

1 発表事項

なし

2 質疑応答

Q:オスプレイについて、早ければ今日にも普天間への移動が始まるというような話もありましたが、台風が近づいているということで、移動しない見通しだと思うのですけれども、今後の予定について米側からどのように聞いているかお伺いします。また、大臣がかねがね沖縄への説明というものを希望していると思うのですけれども、今、行かれる予定があるのかどうかというのはどうなのでしょう。

A:アメリカ側は、天候・気象の状況を見ながら、沖縄に順次移転していくスケジュールを立てていると思いますが、まだ、アメリカは決断して決定しているという通報を受けていません。従って、天候・気象の状態というのを、どの時点で判断するか、我々にはまだ分からないということです。それで沖縄への説明というのは、前回お話したと思いますが、できれば丁寧に我が方として沖縄に説明しようと思っていたところ、県知事のほうが今週、東京のほうにお出でになって要請を出されて、我が方として説明しましたけれども、それだけで十分であるとは考えていませんので、改めて沖縄にできればオスプレイの配備というものを含めて、今後普天間飛行場の固定化を回避するために、どのような意見交換ができるかということを含めて沖縄にお伺いして意見交換をしたいと考えていますが、その日程はまだこういう状態ですから、こういう状態というのは内閣が改造になって、どういう状態になるかということが来週以降、我々には読めませんので、改めて日程を詰めるということになると思います。私が行くことになるかどうか分りません。

Q:話は変わるのですけれども、中国で空母「ワリャーグ」が就役しまして、東アジアで唯一の空母保有国となったわけですが、日中関係が尖閣の問題で緊迫した状態が続いていますが、空母の就役が日本の安全保障にどのような影響があるとお考えでしょうか。

A:我々も一般的にこういう問題については、報道を見る以外に、中国が丁寧にこの軍事的な問題について我が方に説明するということは余りありませんので、その意味では中国の軍事力の近代化というのは、透明性が必ずしも高くないということを、我が方は指摘してきたとおりだと思います。空母についても現時点では報道を見る以外のことを我々は承知していませんが、この空母がどういう目的でどういう任務に就いていくのかということについて、注意深く観察しているところです。

Q:オスプレイの移動の関係なのですけれども、沖縄県関係自治体に「早ければ28日にも移動する」と事前の連絡が今回あったかと思うのですけれども、沖縄としては全体的に反対しているのですが、この事前の連絡は配慮という事情があったのかということと、今後アメリカ側が新たなスケジュールを防衛省に伝えた時点で、同じように事前の連絡をするというお考えかということをお聞かせください。

A:28日というのは、アメリカ側は当初はそう考えていたのだと思うのですが、ご覧のとおりの天候・気象条件で、予定を変更したのではないかと思います。改めてアメリカがどの時点で新しい予定を組むかは、アメリカの判断なので分からないので、台風が通り過ぎるのか止まるのか分からないので、我々はアメリカ側がどういう決断をするのかということを待っている状態です。

Q:米側からの情報があった場合は、沖縄にもその情報を全部伝えるということですか。 A:できるだけ丁寧に伝えるということです。

Q:今、岩国にある12機のうち2機ほど、数機まだテスト飛行が終わっていないと聞いているのですけれども、テスト飛行ができない理由というのは、どういったのがあるのか教えて下さい。

A:聞いていません。アメリカから説明はまだ受けていません。

Q:馬毛島の関連で伺います。26日に職員が現地へ行かれて視察をされました。これに対して、地元が「事前に調査があるのか」ということを問い合わせた際に、「調査はしない」と。視察だったので伝えていなかったということなのでしょうけれども、地元の方はこれに対してかなり、「視察をするということも伝えるべきだった」ということで反発しておりますけれども、この対応について大臣はどのように捉えているでしょうか。

A:馬毛島をかねてより艦載機の訓練のために使うという考え方を持っていたことは確かです。地権者といろいろなやりとりを今までやってきましたが、その内容については差し控えたいと思いますが、この度、地権者から島の中を見ていただいて結構ですという許可があったので、我が方は担当者を島に行かせたと。「視察」という言葉の意味がよく分かりませんけども、そういうのを「視察」というかどうか分かりませんが、島の環境というか、特に、例えば風向だとか、今まで人があまり入っていない島なので、地権者が所有しておられるというところなので。従って、環境状況を含めて我が方から島に上がって見せていただいたという措置を執ったということです。これは、「視察」という言葉が、今申し上げたように、どういう意味かよく分かりませんが、関係市には島に入りますということは、事前にご連絡してあるはずです。

Q:それが伝えられていなかったということで、昨日抗議文を郵送しているようですけれども。

A:そうですか。地元というのは、どこの。

Q:地元1市3町。

A:そういうことですか。今、申し上げたように、島の状態というのは特に環境とか自然状態というものを確認するという作業でありましたので、調査ということでは必ずしもないので、従って、事前に正式な通知文書を出すということはしていませんけども。実際に今後調査をするということになりましたら、これは地元の方々に丁寧に説明を行って、皆さんの理解だとか協力が得られるようにして、この問題を進めたいと、このように考えます。

Q:繰り返しになりますけれども、それに対して今回事前に「島に入るのか、調査をするのか」と尋ねたところ、「調査はしない」と回答があったようなのですけども、西之表の方では、「現地に行くこともそのときに伝えるべきだったのではないか」ということで反発が起きているようなのですが。

A:また、その言葉の綾とかありますけれど、調査というふうには我が方は考えてなかったので、今まで実は、この島の環境状況がどういうものであるかということに我が方は関心を持っていて、相手方からもらう情報だけではだめなので、そのとおりであるかどうかということで、実際に島に上がって見て回るということをやっただけで、調査というよりむしろ、何を調査したら良いかを下調べに行ったということなのではないかと思います。はじめて入ったということなので。正式に今申し上げたように調査をするということであれば西之表市に、正式に通知して調査に入るというのがやり方だと思います。

Q:その正式な調査というものの見通しは立っているのですか。

A:今回回ってみた結果を踏まえて行いますので、さほど時間はかからないと思いますが、日程は決まっているというわけではありません。

Q:自民党の総裁選挙が行われて、安倍総裁と石破幹事長という、安全保障政策では大臣とお考えが近い顔ぶれだと思うのですけれども、その顔ぶれをご覧になってどのように受け止めていらっしゃるのでしょうか。

A:自由民主党の党員による選挙で、党がお決めになったことですから。私は民主党員ではありませんけれども、現在、閣僚の身分として、他の党の人事については発言を差し控えさせていただきたいと思います。これから国会があって、国会でどのような議論になっていくのか、それから自民党が党として新しい執行部がどういう外交安全保障、防衛政策を打ち出してくるのかについては、我が方として丁寧にフォローして行きたいと考えております。

以上


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