大臣臨時会見概要

平成24年9月12日(10時06分〜10時16分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:今、岩国市長との会談を終えられました。市長のほうからは、人為ミスの克服を含めた安全確保策を求められたわけですが、会談を終えられての感想、受け止めをお願いします。

A:市長は、市民の方々の安全という立場に立っておられるので、お話のとおりに、ここでの飛行というのでしょうか、オスプレイの飛行というのは、このままでは認められないという厳しい立場を、非常にはっきりと出されましたので、これは今までと基本的には変わらないので、丁寧に我々としては説明にまいっているわけですけれども、市民の安全を守っている市長の立場から言うと、我々にとってはなかなか厳しい点があるなということに変わりはないということだと思います。

Q:今回、会談の中でも、今後のプロセスについて大臣から説明があったと思うのですが、今一度、試験飛行、それと沖縄までの持って行く期間等、もう一度説明していただけるでしょうか。

A:今、市長にご説明申し上げたように、2つの事故の原因というのは、概ね究明できて、人的な要因によるものが大きいということになったわけですが、それだけではオスプレイを日本の領域の中で安全に飛行させるためのすべての方策が揃っているというわけではないので、今、日米間で鋭意、合同委員会を使って交渉を進めているところです。すべてが合意できているわけではありません。まだなかなか厳しい交渉が残っています。残っていますが、アメリカもそれをずっと続けているのでは、ここの岩国飛行場にある飛行機がいつまで経っても飛び立てないという事実に変わりはないので、アメリカもどこまで下りてくる、どういう時期かそう遠くない時期に来て、日米間でどこかの段階で妥結に至るということになるのでしょうと。それが出来れば、それだけではなくて、どうすれば飛行の安全性を皆さんに、国民に説明できるかという取りまとめの作業をして、しかるべき承認をいただいて、改めて市長にご説明にまいりますということを約束したわけです。同時に、その約束というのは、アメリカに対して日本政府が飛行の安全性を確認できたので、ここでの必要な準備飛行をして下さいということを、いわば「OK」を出すということを意味するということなので、それでは一体ここでどういう飛行をアメリカがするかということについて、我が方が受けている説明は、先ほど市長に説明しましたように、アメリカの西海岸から、船に乗せて運んできた飛行機が約3週間でここに着いて、約1か月半ほど地上に留めて、2か月1週間か2週間くらい全然飛んでいないという飛行機の状態が続いていて、飛ぶまでおよそ3か月くらいになると。ああいうハイテク化されたシステムを3か月間動かさないということですから、皆さんの車だって、皆さんのカメラだって、3か月間じっとさせているということになると、実際にそれが決められた機能どおり機能するのかということについては、実際にエンジンを動かして飛び上がってみる、飛行してみるという必要があるので、機材の機能をチェックするために必要なフライト、これをアメリカは「ファンクション・チェック・フライト」と言って、日本語で言うと「機能点検飛行」と言ったらいいでしょうか、そういう飛行をまずやって、もう一つは、それに乗っているパイロットが、パイロットとしての技量はある一定以上飛ばないと技量というのは維持できないので、規定の技量をきちんと維持できているかどうかということをチェックするために、操縦員がシステム全体をちゃんと決められた基準どおりに操縦できるかどうかということをチェックするためのフライト、この2種類のフライトを行う以外に、日本側が要求している、これも英語で何と言ったらいいのでしょうか、いわゆる「デモンストレーション・フライト」、日本語で言ったら「体験飛行」を日本側の方々、個人名は決まっていませんけれども、それをさせていただきたいということをアメリカ側に申し入れて、多分これはアメリカ側が限られた機会に、それでは飛行の安全性を皆さんに説明するのに必要最小限な回数乗ってくださいということになるのだろうと。どなたが乗っていただくかは、皆さんの中から乗っていただくか、政治家に乗っていただくか、市の方に乗っていただくか、それはまだ全然先のことは分かりませんが、そういう3種類のフライトをここでやりながら、順繰りに準備が整った飛行機が沖縄に飛んで行くというシークエンスがあるのだと思います。そういうことを市長に申し上げたつもりです。

Q:確認なのですが、要するに来週、再来週のうちに、できれば日米合同委員会の文章をまとめて、総理の決裁をいただいて、公表・説明という、この公表・説明というのが、事実上これで試験飛行を「OK」というサインになるということでよろしいですか。

A:そう考えていただいて結構です。

Q:その後、試験飛行が2週間くらいで。

A:その時に、市長のところにご説明にまいります。

Q:沖縄に飛ぶのですが、先ほどの会談の中にもありましたけれども、県民大会とは関係なく、時期的なものとしては、10月中には沖縄に順次飛んで行くと。

A:それは、先ほど申し上げたシークエンスがどれくらいかかるかということによるので、何月というのはなかなか。まず日米間で合意がどこでできるかということによってその後のシークエンスが変わるわけですから分かりませんし、それからさらに県民大会ということとは関係なく、アメリカの基本的な訓練計画の手順で動いていくということなので、日にちは分かりません。

Q:試験飛行についてお聞きします。期間は大臣、だいたい2週間とおっしゃいましたが。

A:私は、2週間というのは全体のプログラムは2週間、試験飛行が2週間と言っているのではなくて、試験のための、先ほどからも何度か申し上げているのだけれども、ファンクション・チェック・フライト、それからパイロットの必要な技量をチェックするためのフライト、体験搭乗、全部ひっくるめて、概ね2週間ぐらいかかるのではないかということを言っているわけです。

Q:飛行空域についてですが、準備飛行、試験飛行、基地周辺ということも仰いましたが、さらに米軍が指定している空域と仰いました。これは日本海側と太平洋側に訓練空域を指定していますが、こういうものも含まれるのでしょうか。

A:多分、私はどこの訓練空域か分かりませんが、太平洋側の訓練空域だと思います。

Q:瀬戸内海側ではなくて太平洋側、つまり四国沖ですね。

A:そういうことですね、はい。

Q:大臣は、かねがね地元からのご要望を日米合同委員会に反映させたいという考えを示されていましたけれども、今日、具体的に福田市長のほうから、市街地上空での飛行の制限とか、基地の敷地の中での転換モードをやるとか、具体的な要望を今日出されたわけですけれども、そういったことを盛り込んで。

A:日米間で交渉をしています。既に交渉しています。

Q:そういった具体的なテーマについて。

A:日米間で既に交渉しています。

以上


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