大臣臨時会見概要

平成24年8月30日(14時10分〜14時20分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:2日間に渡って、各自治体を回られましたけれども、全体を通しての感想、感触と、今後実際に運用面でのアメリカとの協議が重要になってくると思うのですけれども、具体的にどういった点について合意を取り付けていきたいとお考えでしょうか。

A:今回は4月に起きたモロッコの事故の調査結果について、我が方で分析した内容を、沖縄と山口、両方の県知事、関係首長等にご説明に参り、それだけではなくて、今後の問題の取り進め方について、丁寧にご説明するという目的で参ったわけです。沖縄でも山口でも、事故の原因というのは、それはそれとして、どうやって飛行の安全を確保していくかということがより重要で、地元の皆様方の飛行の安全を確保するために、事故の原因を踏まえて、トータルで飛行の安全を確保する措置、そのための保証、それをきちんと取って下さいという要望が、どちらの地元からも寄せられました。非常に強いご要望を我々は真摯に受け止めて、これからの作業に役立てたいと考えます。

Q:具体的にどの点というのは特にございますでしょうか。

A:まだフロリダの事故の結果が分からないので、2つの事故の原因、その原因をこれから改善するためのいろいろな措置、これは今後検討していきたいと、そのように考えています。

Q:沖縄配備のスケジュールが10月とも言われていますが、これは変わっていないのかというのが1点、大臣の心積もりをお願いします。2点目は、先ほども市長に何度か仰られましたが、試験飛行を含めたスケジュール、手続き、これをもう少し分かりやすく具体的に仰っていただけますか。

A:市長にもご説明したのですが、今回のフロリダの事故については、昨日から今日にかけてワシントンに別途調査団を派遣して、持って帰って我が方として独自の分析を一週間程度の時間をかけてやるということになると思います。多分、最低来週一週間一杯くらいはかかると思います。その結論が出たら、その次の手順は、その2つの事故の原因を改善するためのいろいろな措置を含めて飛行の安全性を確認するために、今後どのような措置がありうるのかということをトータルで考え、これを皆さんに説明する内容を詰めていく、これが第1の作業です。どれくらいかかるか、よく分かりません。繰り返しになるが、フロリダの事故の原因がまだ分からないので、何ともこの作業にどれくらいかかるかというのは、私ひとりでは読めません。もう一つは、日米合同委員会を通じて、アメリカ側との協議の中で、実際にオスプレイが日本で飛行する場合の飛行の安全性を確保するため、アメリカに守ってもらうある種のルールというのでしょうか、ルールとは私は言いませんけれども、いろいろな飛行のやり方についての枠組み、これをどういう形で日米間で合意するか、これは相手があることなので、なかなか何月何日に合意ができるとか、どれくらいで合意に達するという時期的な目途は、私にはなかなかつきません。ついでながらこれは外務省にお願いをしている合同委員会なので、防衛省が主管しているということではありません。この2つの手続き、手順を踏んで、日本として飛行の安全性を確認するという決定を行った後、この岩国に置いてあるオスプレイが飛行を開始するということになると思います。どれくらい飛行するのか、これのリクワイアメントはアメリカが持っていますので、アメリカがこのシステム、およそ2か月飛行を止めているこの機体に対して、どういうチェックを行って、どれくらいの飛行時間が必要なのかということは、これは日本が決めることではありません。アメリカがあくまで自分達の要請と要求に基づいて、飛行時間とか飛行の期間を決めているということだと思います。その後、少し市長にお話しましたが、日本側としても、少し体験のための搭乗をさせていただくということになります。トータルでそれがどれくらいになるかというのは、繰り返しになるが、私が決めるものではないので分かりません。すべての手順が全部終わってから、岩国から沖縄に飛行していくということです。飛行と言っても、一度に行くわけではないので、少数機ずつ行くのではないかと思いますが、行っても行ったところで沖縄の環境、新しい飛行場での、彼らにとっては新しい飛行場での慣熟飛行をある程度期間行って、整備のためのシステムもチェックして、部隊として、オスプレイを使って新しい任務が完了できる、これを私は配備の時期と言っているのですが、それがいつになるかというのは、今、私が縷々丁寧に申し上げたつもりですが、すべての手順が完了したら、そういうことになるということなので、それが何月何日なのかということは、今のところ誰にも分からないのでないでしょうか。日本側には特定の考えはありません。アメリカにも分からないと思います。これは日本が最終的に飛行OKしないと、彼らは飛び立てませんので、アメリカにも見積もりはできないと思います。以上が手順です。手順を踏んでいって、どこでその時期に辿り着くのかということについては、まだ見通し得ないということです。

Q:大臣、大変失礼なのですが、重ねてお聞きします。今の手順を踏んでいくと、沖縄への10月配備、最終的な配備は別として、これは不動と言ってもいいのですけれども、これはなかなか難しいかもしれないとお考えなのでしょうか。それともう1点、岩国での試験飛行は日米合意がなるまでは、岩国での試験飛行、2種類とか言ったので、それがどういう意味を指すか我々にはまったく分かりませんが、これは行わないと確約できると、こういうことでいいのでしょうか。

A:2番目はそのとおりです。日本側が飛行の安全を確認する。その結果、飛行していただいて結構ですという決定をするまでアメリカは飛行運用を行えないというのは、かねてからの日米間の合意です。文書をご覧いただくとこのことは明記してあるとおりです。アメリカ側はこの約束をきちんと守ると思います。従って、日米間で合意ができなければ、アメリカが考えているような手順では進まないということなので、手順が進まないと飛行が始まらない、このことに変わりはありません。

Q:10月に固執しないということですか。

A:先ほど申し上げたように、何月とか何日とかいうことは、今、私が縷々説明申し上げましたけれども、その手順が順繰りに踏まれたら、時期になると。それは無限に伸びることもないし、アメリカが考えているとおりには、我々はそれを受け止めるという考えはありません。双方がきちんと誠意を持って応じて、まさに日本の国民の方々に飛行の安全が確認できるということを、日本側がきちんと説明できた段階で、アメリカに飛行OKを出すわけですから、それから手順が始まっていくということです。

以上


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