大臣臨時会見概要

平成24年8月30日(10時11分〜10時20分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:今日初めて山本知事との会談でしたけれども、その率直な受け止めと、会談の中で実際に運用前に体験搭乗のことに触れられました。大臣は「我々」というような言い方をされましたが、その体験搭乗する人間の対象というのは、どういうものを想定されているのか、その2点についてお願いします。

A:まず、今日、山口県知事がご当選になって初めてお会いして、少し休養しておられるところを、わざわざ役所のほうに出ていただき、我々にお時間をいただいたことに大変ありがたいなと思って感謝申し上げます。今回のオスプレイを皆さんのご懸念、ご心配にもかかわらず、この岩国に陸揚げさせていただいたことについても、本当に我々はありがたいことだと思って、その点は感謝しています。しかし、2つの事故の原因がはっきり解明されて、安全性が確認されて、日米間できちんとした約束できるまで、ここでの飛行を開始しないという日米間の約束をアメリカ側がきちんと守って、およそ2か月ここで地上でシステムのチェックをしているということでありますけれども、今日の知事の話のように、「その事故の原因だけではなくて、オスプレイの飛行の安全全体を確保できるという状態にならない限り、県民に安全とは言えない」というお言葉でしたので、これは我々として重く受け止めて帰りたいと思います。体験搭乗については、これはアメリカ側と話していて、アメリカ側から了解が取れれば、何回かに分けて体験搭乗をしようと考えています。この対象というのは、まさに希望する方に乗っていただくということなので、希望しない人に乗っていただくなどという考え方はありませんが、どういう方に乗っていただくのが山口県だけではなくて沖縄県民を含め、全国の方々にこのオスプレイの安全性を皆さんに理解したいただくことができるのか、それに一番適切な方々というのは、どういう方々なのかということは考えてみたいと思います。個別に名前が決まっているとか、そういうことではありません。ワシントンに私が行ったときに同行していただいたメディアの方にも、ほとんど全員一緒に乗っていただいたのですが、同様のこともご希望あればアメリカにつないで、ここで何回かに分けてフライトの体験というものをやっていただきたいと思って、現在、全体計画を作っているところです。

Q:対象者として、アピールのために野田総理、首相ということは念頭にございますでしょうか。

A:まず、個人的な個別の名前ではなくて、できれば政治家の方々あるいはいろいろなオピニオン・リーダー、専門家、メディアの方々それから多少飛行の安全等についての専門的知識を持っている方々にも乗っていただきたいと考えているので、これから皆さんにお計りをしようと考えているところです。

Q:政治家の方々というのは、地元の首長を含むということですか。

A:首長の方々のご希望があれば、我々は排除するという考え方は全くありません。

Q:体験搭乗というのは、岩国基地で当然行われるということなのでしょうか。

A:沖縄でもやるかもしれませんが、私たちが今考えているのは、ここで飛行が始まってから、このシステム全体が安全に飛行できるということを、広く国民の方に分かっていただくためのものなので、沖縄に行ってから普天間の周りでそういうことをやるというのは、今のところ私は頭の中にありません。まず、岩国で沖縄に展開するまでの間のことを念頭に置いてお話しているわけです。

Q:それは試験飛行を経てという形になるのですか。

A:試験飛行が全部終わってからの話です。

Q:岩国での試験飛行開始の時期的な目途と、試験飛行の期間というのは、どのように考えていらっしゃいますか。

A:先ほど知事に申し上げたと思いますけれども、今からやることというのは、手順が大きく分けてフロリダの事故の調査結果を分析してそれを説明する。2つの事故を踏まえて、安全性をどう確認するかという作業を行う。これが大きな括りです。それと日米合同委員会を動かして、日米間で具体的にどういう合意をするか、その2つの大きな作業に時間的なタイムフレームというのは、なかなか私には分かりません。交渉次第なので、どれくらいでその結論に行き着くか分かりません。すべての手順が終わって、日本として飛行の安全を確認するということを多分、防衛大臣だけではどうにもなりませんので、政府として決定をした後に、岩国での飛行が開始になるということですから、従ってそれが何月何日かということを、先ほど申し上げたとおり、政府内では決めていません。アメリカ側とも決めていません。

Q:2つの合意というのは、当然県が今一番強く求めている再発防止策を含めてということですか。

A:そのとおりです。

Q:その政府の決定だけで、試験飛行に踏み切るのですか。

A:政府の決定の中に、いろいろな要素が入っていて、飛行の安全を確認するためにどうしたらいいかということについては、多分、フロリダの事故の結果を踏まえて、もう1、2回こちらに来て、県知事にその後の手順についてご意見を伺い、これは沖縄にもご意見を伺い、できれば全国知事会の知事のご意見を伺い、いろいろな方の意見を伺って、どうすれば飛行の安全を確認できるかという、同じことばかり申し上げているのですけれども、一括りの大きな作業と、それを日米間でどう約束するかという、2つの大きな作業が全部終わってからでないと、ここでの飛行の再開というのは、アメリカに許可しません。その時期についてイメージできません。

Q:それは地元の理解が得られない限りは試験飛行しないという意味合いで捉えてもいいのですか。

A:最初に申し上げたように、地元の方々のご意見を十分に聞いてから、我がほうは飛行の安全を確認する手順をとりたいと考えています。

Q:機体の安全、飛行の安全を確認するために、普天間に行く前に岩国で体験飛行するということは、普天間までに行くまでに、日本の領海でなくて、住宅地を含めた国土の上を飛んでいくということでしょうか。

A:国土の上を飛んでいくというのは、よく分かりませんけれども、ここの沖合いを出て、海をずっと沖縄まで行くので、国土という意味がよく分かりませんが、航行路というのは決まっているので、航行路が陸上の上に、ここから沖縄に行くときに、陸上の上を飛ばないで行けるのではないでしょうか。

Q:海上路を飛んでいくということですね。

A:はい。

以上


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