大臣臨時会見概要

平成24年8月29日(18時55分〜19時03分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:今、仲井眞知事との会談を終えまして、言葉自体はそれほど強くありませんでしたけれども、実際に安全性の保証を求めるなど、 ハードルの高い要求だったと思いますが、受け止めをお願いします。

A:知事のお言葉どおり、オスプレイの飛行の安全性、特に県民の方々の安全を重視して、安全を確認できない限りこれを受け入れることはできないと、 ゆっくりとかつ明確に仰ったので、我々はこの言葉を非常に重いお言葉だと受け止めて、 これからの日米間での協議でどのようにすれば飛行の安全性を確保できるのかということを突き詰めて追求していきたいと、このように思います。

Q:今日の説明を終えて、現時点でオスプレイ配備に問題は無いと大臣は考えますでしょうか。 また、県の質問が出ていると思うのですけれども、それらに十分回答が無かったり、大きな反対がある中、配備を強行するということはあるのでしょうか。

A:知事にご説明申し上げたのですけれども、今回はモロッコの事故の原因について我が方の分析結果をご説明に来たということで、 フロリダの事故の原因はまだ、今から説明を受けるところです。 それからの手順というのを知事にご説明申し上げましたが、この手順を踏んでどういう方向になっていくのかということについては、 まだ私としては明確に確定できるような段階にはないと思います。

Q:確認なのですけれども、今回の事故は低速時にコンピューター制御が効かずにナセルを規則よりも深い角度にしてしまって起きたということなのですけれども、 これは人為的ミスを誘発しやすいという構造的な問題とは言えないのですか。

A:いえ、そういうことではなくて、あの報告書をご覧いただくと分かるように、 オスプレイがある一定の速度で飛行するまでナセルの角度を回転翼モードから固定翼モードにコンバージョンする、転換する、 75度以上転換するということはやらないという基本的なマニュアルに決められたパイロットとして回避しなければならない行為、 行動をやったということがこの事故の複合原因の一つであるということだと思います。

Q:こちらの米軍のトップの四軍調整官、米側の方から、9月中旬に沖縄にオスプレイを持ってきて10月にも本格運用というスケジュールが示されておりますが、 今日は市町村首長の方からアリバイ作りではないかと批判もございました。森本さんの方で日程的な想定、 大臣の方での想定というのは今どういうふうになっているのでしょうか。

A:さっき仰った四軍司令官の発言というのは、私の理解するところ8月22日のNHKのインタビューでの発言だと思いますが、 正確に英語でどういう表現だったのかということがちょっと記録がなく、NHKから頂けないので分からないのですが、日本語にしたものは今仰ったように、 日本政府の了解があれば来月中旬頃に配備することになるという発言だったと、確かNHKは放送したと思います。 来月中旬というのは8月のことですから、9月中旬ということになると、私は国会で「それは認識が違う」と申し上げたつもりです。 認識というのは何かというと、配備というのはどういう定義かということですが、 私は配備というのはあくまで飛行機が1機とか2機とか飛んでいくという意味ではなくて、 部隊として完全な運用能力を兼ね備え、オスプレイを使って部隊としての任務を開始できる状態になること。 これが配備だとすれば、それは来月中旬ではないということです。定義を議論しても仕方がないのですが、 少なくとも四軍調整官が正確に何と仰ったのか分からないのですが、あのNHKのインタビューの日本語版といいますか、 そのものをそのまま理解する限り、私は認識が違うし、またアメリカ側にそのようなタイムリミットを約束した覚えはないということです。 あくまで今からの手順を踏んでいってどういう時期になるかということは今の段階では確定し難いということです。

Q:先程大臣が仰った配備について、これから日米両政府で話し合うというのは、 配備を前提にしてどういう安全策が採られるかというお話し合いをするという意味ですか。

A:アメリカ側がこの飛行機を運用する際、これは例えば岩国で飛行を始める時にも適用されると思いますが、 どのようにすれば飛行の安全性を確保できるのかということについて日米間で協議をしていますけれども、 その日米間の協議を通じて先程申し上げたように飛行の安全性を確認できるアメリカとの約束事をどうやって作るかということを申し上げたわけです。

Q:知事から日本政府の保証が必要だという旨の発言がありましたが、これを大臣はどういうふうに受け止めていますか。

A:言葉どおり受け止めましたが、これはこれから、防衛大臣だけでは決断できませんので、外務大臣と相談をして総理にご相談をするということになると思います。 いずれにしろ防衛省だけでこの問題を処理するということにはならないと思います。

以上


御意見御要望
大臣記者会見概要一覧へ戻る
新着情報一覧へ戻る
トップへ戻る

(C) 防衛省・自衛隊