大臣臨時会見概要

平成24年8月29日(14時37分〜14時46分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:今、宜野湾市長にモロッコの事故についてご説明されましたが、「2件落ちたことには変わりはないんだ」という市長からのお話もありました。 説明を終わられて率直な受け止めをお願いします。

A:前回来た時も市長の方から直接お伺い致しましたけれども、やはり普天間飛行場を抱える宜野湾市長としては、 市民の方々のご要望を受けて、我々にとってなかなか厳しいご要望であるなということで変わりはなく、 その点については前回と同様、これを真摯な気持ちで受け止めて持って帰って、外務大臣とか総理とか必要な方には改めてご報告しようと思います。

Q:事故の日本側の報告なのですが、機体の構造上の問題は無かったということだったのですけれども、 先程、市長からも安全性の懸念は払拭されていないというようなニュアンスの発言もあったのですが、 現時点の説明の状況で地元や訓練予定先の理解が得られるというふうに大臣は考えていらっしゃいますでしょうか。

A:市長にも申し上げましたけれども、 今回はモロッコの事故についての事故調査結果を我が方として分析した内容をできるだけ率直にご説明するということで来たものです。 今週、もう一つの事故について、別途ブリーフィングチームをワシントンに今日から出していますので、 こういう事故の原因を改めてもう一度、我が方として分析し直して、どのようにすれば飛行の安全性が確保できるのか、 どのようにして皆さんにそれが説明できるのか、それから日米合同委員会を通じてどういう合意が日米間でできるのか、突きつめて考えてから判断しようと思います。 このモロッコの事故だけで判断しようというふうには考えておりません。

Q:フロリダの事故についても、改めて市長や知事に大臣の方から説明されるということですか。

A:日程が許せばできるだけそうしようと思っています。こちら側の事情だけではなく、知事などのお時間を頂かないといけないので、お互いの行事、 時間がありますので調整をしながらやろうと思っています。

Q:佐喜眞市長がもう一度再考してほしいと、配備計画自体を再考してほしいというお話があったのですけれども、 その要望についてはどのように応えたいと思っていますか。

A:できるだけモロッコとフロリダの事故というものの事故原因をアメリカから単に聞き取るというだけではなくて、我が方として独自にこれを分析して、 先程申し上げたようにどの様にすれば安全性を確認できるのかというプロセスを経て、アメリカ側の部隊配備というものの場合、 飛行の安全性を確認しながら全体の作業を進めようというふうに考えています。

Q:アメリカでシミュレーターに乗られた方の話が出ていて、 一昨日予算委員会の方で1分間の降下率が5,000フィートだというようなお話を大臣がされていたのですが、 普天間の飛行場の場合、場周経路が地上から750フィート位の低い所を飛ぶんですね。 そのぐらいの低い高度でもオートローテーションが効くかどうかということをシミュレーションで確認されているのでしょうか。

A:シミュレーションは、入った人の説明を聞く限り、 上からずっと順繰りに降下しながら最後に着陸をするところまでシミュレーションで複数の人間が経験をしています。 オートローテーションの機能はあるということなのですが、国会でも説明申し上げたように、通常のヘリコプターと比べると降下率が高いということなので、 その点はオスプレイという飛行機とその他のヘリコプターとはオートローテーションの機能が違うのではないかと思います。

Q:現状の750フィート程度という高さではオートローテーション機能は効かないというお考えですか。

A:そういうことではなくて、どういうふうにすれば安全な高度を維持しながらフライトをするかということは今後の日米合同委員会における重要な課題の一つなので、 これは今アメリカ側と話し合っていますけれどもまだ結論が出ておりません。

Q:ということは場周経路についても今見直しを進めている、見直しをするかもしれないということなのですか。

A:場周経路ではなくて、高度です。飛行高度については、アメリカ側と話し合っているということです。

Q:経路は変えないけれども、高度はもっと高くするかもしれないということですか。

A:高度が違うと多分経路も相関関係にあるので、高度だけではできないかもしれません。繰り返しになりますけれども、 トータルでどうすれば飛行の安全を確認できるかと、確保できるのかということを日米間で話し合っているということです。

Q:防衛省が出している6月のオスプレイのパンフレットで、今、高度や経路のことについて見直しがあるかもしれないとあったのですが、 このパンフレットでは「今までと同様の飛行経路と飛ぶ」というふうに6月の段階では書いてあるのですが、 この段階ではオスプレイのオートローテーションチャートとかそういう情報を入手していなかったと思うのですが、 何故この時点で同じ経路を飛ぶのだと言えたのかということを説明いただきたいのですが。

A:「今までの通り」って私はよく分かりませんが、日本でまだオスプレイは飛んでいないので。

Q:「同様の飛行経路を」って。

A:同様の飛行経路というのは他の航空機の話ではないですか。

Q:オスプレイが他の飛行機と同様の飛行経路を飛ぶということが書いてあります。6月に防衛省が出したパンフレットでは。

A:このパンフレットの後で日米間でいろいろな話し合いをしているので、 このパンフレットを印刷した時よりも私は事態が進んでいると考えていただければよいと思います。

Q:防衛省側としてはちょっと情報の入手が不足していたということですか。

A:2つの事故の結果を受けて、もう少し安全を確認、確保するためにはどういう合意ができるかという日米間で話し合っているということなので、 このパンフレットの資料は何月に作ったか私は分からないですが、私が大臣になる前の話なのですけれども、 その後日米合同委員会ができて、事故の内容が少しずつ分かるようになって、 どうすれば飛行の安全を確認するためにどういう高度がいいのかということをずっと話し合っていて、 そのパンフレットを作ったときに情報が足りなかったということではなくて、事故の内容と原因がどんどん分かるに従って、 もっと飛行の安全を確認するためにどうしたらいいかということを進めているということだと思います。

以上


御意見御要望
大臣記者会見概要一覧へ戻る
新着情報一覧へ戻る
トップへ戻る

(C) 防衛省・自衛隊