大臣臨時会見概要

平成24年8月16日(14時09分〜14時22分)

1 発表事項

 なし

2 質疑応答

Q:今日、横須賀地区を視察されての感想をまず一言。

A:就任をしてから、部隊を細かく回るということが、なかなか実現できなかったのですが、一応これで航空自衛隊と陸上自衛隊、そして今日、海上自衛隊と一巡しました。これから引き続き、部隊を回って隊員の顔を拝見しながら、隊員の非常に厳しい環境の中で任務遂行している状態をつぶさに見て、激励をしてまいりたいと思います。今日は、自衛艦隊司令部隷下及び横須賀地方総監部隷下の部隊を見て、ご承知のとおり、海上自衛隊というのは、まさに日本の海の安全を守っている第一線の部隊がこの横須賀にあって、部隊の隊員に接して極めて士気が高くて、目の輝きが全然違うという、非常に緊張した気持ちで今日は半日を過ごしました。ご承知のとおり、単に大震災、トモダチ作戦で活躍したということではなくて、海外にも海賊あるいはこれから掃海訓練、その他海上自衛隊がいろいろなところで活躍している活躍の幅といいますか、内容というのは非常に広がっていて、限られた艦艇と人員をもって、この困難で複雑な任務を遂行している大変士気の高い部隊を直接見ることができて、大変今日は勉強になりました。

Q:別の話題になるのですけれども、昨日、神風政務官をヘッドとしたオスプレイの分析評価チームが、モロッコについてアメリカ側からブリーフィングを受けたと思うのですけれども、それについて何かワシントンのほうから報告は受けてますでしょうか。

A:時間帯としては、今日戻ってみたら今日の夜くらいに電報が入ってと思います。今日出る段階では、まだワシントン15日の午後にブリーフィングを受けているので、東京には全部の報告電報はまだ届いていませんでした。そういう状態でここに出てきたので、報告の中身はまだ読んでいませんし、聞いてはいません。ただ一度だけ、神風政務官がワシントンに行く途中で、飛行場のトランジションをしているときに、日本時間で昨日の朝、「今からワシントンに行きます」、これ14日のちょうど昼頃ですから、ブリーフィングは15日の現地時間13時から行われたので、前の日のことで、「ちょうどニューリバーでオートローテーションのシミュレーションの中に、一行のメンバーから選んで、人がオートローテーションのシミュレーターの訓練を実地に体験しました」という報告を電話で聞きました。そこから後は、今日帰ってくるのかな、それで明日の朝会うことになっているので、まだ報告は電報でも貰ってませんし、直接受けておりません。いずれにしろ、アメリカ側でブリーフィングを受けたら、戻ってきたチームが金曜日に東京に戻ってくるので、それから我が方として内容を分析し、皆さんにできるだけ早い段階で説明する時期が、いずれそう遠くない時期に来ると思います。

Q:作業としては、この後、日本政府独自に分析をした後で、それを公表することになると思うのですけれども、どれくらいの期間を見込まれていますか。

A:神風さんは、今日のNHKのニュースを見ていると、「一週間か10日ぐらいで報告できるのではないか」というふうに、現地で確か朝7時くらいのニュースを見ているとそう言ってました。つまり我々は報告の内容の全文を見ていませんので、どれくらいそれを分析するのに時間がかかるかというのが分らないのですが、常識的に考えてそんなものだと思います。それぐらいの時間で、説明する必要があると思いますし、また分析はそのくらいの期間でできるのではないかと思います。

Q:オスプレイのアメリカ側の安全性の説明について、地元の沖縄等はすごく関心を示している、関心が高いと思うのですけれども、大臣自ら。

A:もう一つのフロリダの事故についても、ブリーフィングを受けて、その二つを合わせてみないと、モロッコの事故だけですべてを判断するというのは、少し無理があるかなと思います。繰り返し今まで申し上げてきたのですが、二つの事故をすべて報告を受けて分析をした後、飛行の安全性を日米で確認し、それだけではなくて、飛行の安全性を確認して、それを実行できる日米間の何らかの約束というのが、日米合同委員会を通じてできるかどうかを模索しながら、それをもって皆さんに飛行の安全性を説明できる、そういう手順になるだろうと思います。従ってすべての手順が進まないと、ちょっとその結論を申し上げるというのは、少し時期尚早だと思います。

Q:ということは、大臣自ら沖縄を訪問されるのは、フロリダの事故の報告を。

A:できたら。まずモロッコの事故のブリーフィングを受けたわけですから、その分析の結果が分かったら、できるだけまず行って説明をし、同じことを2度やるということになると思いますが、2つまとめてというのは、私は今の段階では考えておりません。ただ来週の月曜日に次のをやってくれるというのならば別ですけど。ちょっと時間が当然あって、それの分析がまだ少しかかるとすれば、まず最初の報告を受けて沖縄に説明、山口にも説明し、もう1回その同じことをやるという手順をできれば丁寧に取りたいなと考えております。

Q:神風政務官がワシントンで記者団に対して、報告書の中身についてなのですが、パイロットの制限された運航、運用をしたという趣旨の発言をされて、「人為ミス」という見方を示されたのですけれども、その報告というのは、大臣受けられていませんか。

A:まだ、繰り返しになるけれど、電報も受けていませんし、多分私が電話で話したのは、ワシントンに行かれる途中の空港のトランジットをやる僅かな時間に、オートローテーションのシミュレーターの中に入った体験がどういうものであったかということを、電話で説明を受けただけで、それからワシントンに行かれたので、ワシントンでのブリーフィングを受けて政務官とはまだ話しておりません。電報もまだ読んでいません。

Q:フロリダの事故調査結果というのは、8月中ということだったのですけれども、全体の計画がちょっと後ろにずれている印象があるのですけれども。

A:分かりません。分かりませんというのは、8月末と言いますから、まだ2週間あるのですが、私の印象は、空軍の事故調査も進んでいて、しかしそのアメリカというのは、ご承知のとおり、事故調査が終わったらそれがパッとすぐに公表されるというのではなくて、やはり国防省の中での手続き、許可の手続きというのを、順繰りに手順を踏んでやらなければならないので、その時間が多分少しかかるのではないかと思います。我々は、8月末までに行われるものと期待していますので、後まだちょうど2週間今からあるのですが、8月の末までに2つ目の事故調査の結果が日本側に通報されることを期待しているということです。

Q:明日以降、分析評価に入っていくわけですけれども、ポイントというのはどのあたりにあるとお考えですか。

A:やはり、事故の真の原因が奈辺にあったのかと、どこにあったのかということ、その事故の真なる原因が、航空機のシステム、航空機の機械的なミスであったのか、あるいは人為的なもの、パイロットのオペレーションにあったのか、どちらかというのが、我々にとっての最大の関心です。その後、それを受けて同種の事故が防がれるためには、どうしなければならないのか、これが飛行の安全性を確認する重要な手立てなので、そこに分析の大きな主眼点があると考えています。

Q:月内に沖縄に行かれるとワシントンで仰っておられましたが、その考えにお変わりはないということでよろしいですか。

A:それは繰り返しになるけれども、一つ目の事故報告、明日くらいに私は直接報告を受けることになると思いますが、分析の作業を急いで、今月までに終われば、できるだけそこから時間をかけずに、まず、両方の県ですね、沖縄県だけではなくて山口県も重要で、山口県も確か県知事がお替わりになるというタイミングなので、お替わりになった新しい知事にも状況を説明する必要があると。両方には、今月の末までには時間を取ってもらってまいりたいと思います。沖縄には沖縄のいろいろな独特な行事がありますので、その合間を縫って、こちらのほうも国会の日程で、国会にお許しをいただけないときにはだめなので、どういうふうに許可を取って時間を探すかというのは、これからの調整次第だと思います。

Q:この後、上瀬谷と深谷の通信施設を視察されると聞いておりますけれども、数ある神奈川県の米軍基地の中で、この2施設を訪問する目的と、重点的に見たいところを教えて下さい。

A:この2つの施設については、日米間でどういうタイムフレームで返還をするかということを、今まで話し合ってきたので、見てみないとだめなので、私は、この2つの施設を自分の目で確かめて、今後の日米間の話し合いに反映させていきたいと思って行くわけです。実は、大臣になってからは見たことはありません。私はあの周りに住んでいたことがあるので、外から見たことはありますが、中の一番肝心な施設のところは見ていませんので、今日は良いチャンスなので帰りに見せていただいて、それから帰ろうと思っております。

以上


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