大臣会見概要

平成24年8月3日(08時33分〜08時39分)

1 発表事項

今日から日曜日の夜までワシントンに行って、パネッタ国防長官との会談を含めて行事をこなして、日曜日の夕刻に帰ってまいります。

2 質疑応答

 Q:日米防衛相の会談ですが、どのようなことをお話ししたいとお思いでしょうか。

 A:これからアメリカも大統領選挙のあと、政権を担うアクターが替わっていくという可能性もあり、 日米がこれから日米同盟をどのように方向付けるかという全体の方向を、双方率直に少し話したいと思っています。 ご承知の通り、その中には12月頃までにグアムの件であるとか、あるいはテニアンの施設とか、嘉手納以南の土地の返還とか、 いろいろな課題が我々の中にあるわけで、もちろん普天間問題もオスプレイもありますので、その様な今後の日米同盟の全体の方向を設定するといいますか、 そういう会談の趣旨にしたいと思っています。もちろん、オスプレイというのは非常に大事な議題の1つなので、 モロッコの事故調査報告ができあがっているのであれば、できるだけ速やかに日本側に説明をしてもらうというといった、 いくつかの事務的な要望といいますか手続きについて話していこうと思っています。

 Q:今回、大臣ご自身がオスプレイに試乗される予定だと聞いていますけれど、この狙いをお聞かせ下さい。

 A:オスプレイというのはやはり、国民の皆様に説明する時に、乗ってもいない飛行機の説明というのはなかなか難しいので、 まず自分で搭乗してみて、その飛行機の運用のやり方、それから搭乗するときは当然、飛行機の騒音だとか安定性だとかそういうものを、 私も戦闘機の部隊に長くいたので、ある程度分かるつもりなので、それを自分で掴んできて、 後で報告を読んだときにより良く理解できるような基本的な知識を、自分の身で体験しておこうと考えているわけです。

 Q:オスプレイの普天間の環境レビューを見ますと、ヘリコプターモードに切り替える不安定な状態を、 普天間の敷地内に入る前の市街地の段階で行うような飛行ルートが書いてあるのですけれども、 これを敷地内でやってくれるように運用を変えてくれという申し入れをきちんと。

 A:日米の合同委員会でやるということにはなっています。 と言いますのは、実際にオスプレイを日本で運用するのは実際の在日米軍の部隊なので、結局は国防総省の人に言うことも必要ですけれども、 現地の部隊がどういう飛行運用をしてくれるかということが一番大事なので、そのために合同委員会を開いたわけですから、 現地レベルでこういう個々の飛行の運用の安全性を確認するための必要な手立てというのは、日米間で話していくということになると思います。

 Q:今、出てくるのがちょっと遅くなりましたが、総理とお話になっていたのですか。

 A:いいえ、総理はあちらに。

 Q:長官ですか。

 A:長官ではないです。財務大臣です。来年の予算のこともありますので。

 Q:今回の訪米で、モロッコの事故調査、これは当初は先月というか7月末と言われていましたが、 今回の大臣の訪米で、何か米側から説明を受ける予定ですか。

 A:いや、説明ではなくて、いつ頃行われるのかということがだいたいわかるのではないかと思います。 おおむね調査は最終段階にきて、ただあの事故はフロリダの事故と違って死亡者が出ているので、 普通アメリカの場合、こういう場合は家族の方にまず説明するということが重要なのです。 というのは、誰に責任があるかということによって、損害賠償だとかいろいろな問題が起こりますので、 そのご家族に中身を説明して了解を頂いてから外国に提供するということなので、その時間が少しかかっているということで、 そう遠くない時期に「日本側に説明できる準備が出来ました」と言ってくると思います。 もうそう遠くないと思います。日時はいずれ公表できると思います。

 Q:昨日、中部・北部・南部の市町村会の首長たちがオスプレイの撤回と辺野古の移設案の撤回を両方求めたのですが、 今回の訪米で、もちろん政府方針と違うのですが、パネッタ国防長官にはそういった地元の声というのをお届けする予定というのはあるのでしょうか。

 A:地元の声というのは今まで県知事以下ずっと頂いていますので、 それをトータルで地元がどういう状態にあるかということは率直に長官にはお話ししたいと考えています。

 Q:その関連ですけれども、元々辺野古の移設に関しては容認する立場であった北部の市町村会も撤回の決議をするということになったことに関して、 大臣はいかがお考えでしょうか。

 A:我々は今、補正作業を整斉と行っているのですが、実際に全部作業が終わって、埋立工事申請をするという状況になった後、 県知事に許認可をしていただく客観的な情勢というのは、依然として大変厳しいということで、 状況は別に我々から見て好転しているというわけではないということは強く感じました。

以上


御意見御要望
大臣記者会見概要一覧へ戻る
新着情報一覧へ戻る
トップへ戻る

(C) 防衛省・自衛隊