大臣臨時会見概要

平成24年7月01日(15時10分〜15時17分)

1 発表事項

なし

2 質疑応答

Q:岩国のほうに説明に来られて、岩国の一時駐機案というのは、一つの打開策の一つだったと思いますが、市長のほうからは、「今回それは認められない」と、「安全性が確認されるまで認められない」ということでしたが、そのことについての受け止めをお願いします。

A:市長のほうから、「岩国市としては、この岩国における陸揚げは受け入れられない」というご説明をいただきました。それで、私のほうからは、少なくとも今のアメリカ側の主張を、我がほうがこれを受け止めて日米間で話し合った結論というのは、岩国に陸揚げをして、アメリカ側が事故の調査報告を日本側に提供し、飛行安全が再確認されるまでの間、岩国飛行場に留め置き、修理のためにエンジンを動かすということはあると思いますが、飛行運用は行わないということについて、日米間でやり取りをしたことについて市長に申し上げました。市長のご懸念を非常に重く受け止めて、東京に持ち帰り関係大臣、総理にきちんとご報告しようと考えております。

Q:地元岩国でも反対の声があります。沖縄でも反対の声が起きる中で、飛行運用は行わない、安全性が確認されるまで行わないということですけれども、この約束が果たして守れるのかという懸念が一番地元にはあるのですが、そこは大臣はどのようにアメリカ側に話をされるお積もりですか。

A:日米間で約束をした約束事というのは大変重くて、この約束事を守らずにアメリカがこの岩国飛行場で飛行するというようなことは、全く私は考えておりません。

Q:それは基地内ということで、全く飛ばないという理解でよろしいのですか。

A:はい。基地内で飛行するということは考えていないと思います。「飛行」というのはあくまで「フライト」ですから。

Q:要するにホバリングもしないということですか。浮き上がらないということですか。

A:浮き上がらないというか、エンジンを回したりして、地上を走るということはありうると思います。それは飛行とは言いません。

Q:要するに、空中に浮くことはないということですか。

A:空中に浮くというか、「飛行する」ということは、通常どういうことをいうのか、私も「飛行」の定義は知りませんけれども、少なくとも地上を走り回っているのを、「飛行」とは私は概念しておりません。

Q:オスプレイは垂直離着陸機ですから、当然エンジンテスト等で機体が浮き上がって、ヘリコプターと同じくホバリングをする可能性はありますが、それ自体もしないということですか。

A:ホバリングするということは、飛行しているのではないかと思います。

Q:それすらしないということですか。

A:僕が考えているアメリカが飛行しないというのは、「フライト」というのがどういう意味かというと、エンジンを掛ける、システムをチェックする、整備をする、エンジン・ランナップといってエンジンを動かす、少なくとも、エンジンの調子を見たり、システムの調子を見たりするために地上を動き回るということはあり得ますが、それを「フライト」とは、私は概念していません。

Q:市長のほうから、「国と地方の信頼関係が損なわれるかもしれない」という、強行した場合ですね、そういう強いご意見がありましたが、この点についてどうお考えかということと、それと信頼関係が崩れると、これまで進めてきた米軍再編、艦載機の移転にも影響するのではないかと思うのですが、この市長の強いメッセージについて、どうお考えになられますか。

A:国の安全というと、地方の安全というは密接に関連して、地方の方々の安全なくして国の安全は成り立たないと思います。そういうことを私は予期しておりません。従って、国というものと、地方というものの信頼関係を今後とも緊密に維持しながら、我々として必要なことは、こうやって出てきて説明申し上げ、市の方々のご意見を受け止めて、国の政策の中にどうやって取り入れるか、これが私たちのように国の防衛に任ずる大臣の重要な責務であると考えております。

Q:安全確認の点で、アメリカがやっておりますけれども、安全性を皆さん懸念しておると思うのですが、日本が独自で確認するというその辺りの地元の懸念にはどのように対処されますか。

A:安全の確認は、市長にご説明差し上げたと思いますが、アメリカ側が事故の調査を進め、「最終結論としてこの飛行システムの安全をこういう理由で確認しました」ということを言ってきて、それだけをそのまま鵜呑みにするというのではなく、我がほうとしてもそれを専門的に分析するというか見て、アメリカの言っている飛行安全の確認というのが、合理的であるということを我がほうとして、再確認する、言葉に書いてあるように再確認するというプロセスを踏んで、日米双方が飛行の安全について再確認するまで飛行の安全をアメリカが行わない、これが基本的に今回、日米で約束した内容であると思います。アメリカが、これをきちんと守るということになると思いますし、私はアメリカがこの約束に違反すると考えてはいません。

以上


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