大臣会見概要

平成24年3月6日
(09時48分〜09時55分)

1 発表事項

 なし

2 質疑応答

Q:在日米軍再編の日米審議官級協議で、米国側が普天間飛行場の大規模補修を実施する意向を示し、日本側も大筋了承したという報道がありますが、事実関係についてお伺いします。

A:日米間における協議の詳細につきましてはお答えを差し控えますが、米軍施設の維持管理につきましては、これまで基本的に米側の予算で行われております。いずれにせよ、普天間飛行場の危険性が除去されないまま固定化するということは絶対に避けなければならないと考えておりますし、移設のため、全力で取り組んでいく方針に変わりはありません。

Q:辺野古への移設なんですが、当面、使用し続けざるを得ない状況になっていると思うのですけれども、安全性の観点から大規模補修というのは、必要だとお考えになりますでしょうか。

A:老朽化が著しいなどの理由により、建て替えや改修工事を要するものについては、予算の範囲内で日本側による提供施設整備として行われているものがございます。報道にございますような日米間における協議の中でリストの提出を要請したという事実はございません。従いまして、報道のように大規模な補修というようなことは、一切協議の中では行われていないということでありますので、一方的な推測の報道であると認識をしております。

Q:英国と武器・装備品の共同開発に踏み切るという方針を固めたという報道がありますが、これについて事実確認をお願いします。

A:ご指摘のような事実は一切ありません。具体的にどのような防衛装備品等の国際共同開発あるいは生産を行うかについては、ご存知のとおり昨年末に官房長官談話として述べられておるところでございます。まず大前提といたしまして、平和国家としての基本理念を堅持しつつ、個別に要請があれば判断していくということで、今、防衛省は考えておるところでございます。

Q:先日、中国の国防費について公表されましたが、これについての大臣のご所見をお伺いしたいのと、それに関連して空母とか主要装備品の開発費が公表されている国防費に入っていない不透明性が指摘されるのですが、その点について、どのようにお考えになりますでしょうか。

A:中国の2012年度の国防予算のご質問だと思います。報道によりますと、中国の予算が約8兆433億円ということでありますので、前年比に比べて11.2%の伸びになっているという報道でございます。このように中国が国防費を大きく増大させ、その軍事動向が予算を含め不透明な点があることは、我が国を含む地域・国際社会にとって大変懸念事項になっております。今、ご指摘のような予算上の状況は、私も更なる分析をいたしまして中国の方にお目にかかる機会があれば、透明化を図っていただくということが求められているわけであります。また、常々言っておりますが、海上連絡メカニズムの構築に取り組んでいくということも申し上げる機会があればと思っております。

Q:今の発言の確認なのですけれども、中国の方に会う機会があれば「透明化を図ってください」ということを要請するということでよろしいのでしょうか。

A:そのとおりでございます。

Q:イランのホルムズ海峡の閉鎖危機があると言われているわけですけれども、そこで、周辺海域で給油支援等を行うことができるように特措法の制定を検討しているということが報道されていますが、それについての事実関係をお願いいたします。

A:イランの問題でございますが、この問題については、平和的・外交的解決に向け、まず外交努力をしていただく、そしてまた、政府全体で今後の対応を考えていくということでございます。防衛省といたしましては、具体的な対応について、今、検討しているところではございません。しかし、頭の体操として、いろいろなことを政府でも、あるいは防衛省としても考えておるところでありますが、私は今のところ、邦人救出については、外相から要請があれば対応できるような態勢にしておくということを考え、そしてまた、指示をいたしておるところでございます。

以上


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