大臣臨時会見概要

平成23年12月11日
(15時40分〜15時50分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:視察を終えられて現在のご感想をお願いいたします。

A:今回、本格的な除染活動の前にそういった活動の拠点的なスペースを自衛隊でしっかりと先行的にやってほしいという環境省を中心とした要請、また内閣挙げて除染事業に早急に取り組むという重要な課題がありますので、そういう面で既に7日から自衛隊が入って活動を開始しておりますけれども、大変天候にも恵まれているということもあるのでしょうけれども、大変順調に進展しているというのを、活動の状況を視察して参りました。隊員の皆さん方には大変慣れない仕事ではありますけれども、しっかりと国民の皆さん方が注視しているという中で、被災地の皆さん方が一日も早く被災地に帰って来られるような環境を作るという面で大変重要な役割を担っているという除染活動でもありますので、しっかりとその業務に誇りを持って頑張ってほしいということをお願いして参りました。

Q:移動中に警戒区域内の町並みなどもご覧になったと思うのですけれども、その辺りのご感想をお聞かせいただけますでしょうか。

A:一日でも早く被災地域の方々が、自分達の住んでいた場所に帰って来られるようにしてあげたいなという気持ちでいっぱいです。特にこういう天候のいい日にああいう地域を見ると、水田地帯とか農地を見ると雑草が生えて相当荒れていますから、ああいう状況を見ると尚更そういう感じを受けました。

Q:先週の金曜日に、大臣ご自身は問責決議を受けてそれ以降初めての自衛隊の活動についての視察ということでしたが、どのように臨まれましたか。

A:私は防衛省・自衛隊としても重要な、当面の業務の中のひとつが今回の除染活動、それに対する支援活動というのは、自衛隊にとっても大変重要な役割だと思っておりましたので、国会でいろいろな動きがありましたけれども、それはそれとして真摯にしっかりと受け止めながら、自分で反省するところはしっかりと反省をして、防衛省・自衛隊としてのそういう任務については、やはりしっかりと責任を持って遂行したいという面では非常に、現場を視察させていただいて、尚かつ自衛隊員の皆さん方の力強い作業をしているのを見ておりますとやはりしっかりと国民の期待に応えていく必要があるなと痛感いたしました。

Q:ここ最近の防衛省を巡るごたごたで隊員の活動に対する士気の低下も懸念されましたけれども、その辺は実際視察されていかがでしたか。

A:今日見た限りではそういうことは全然感じられませんでしたし、大変皆さん、自衛隊の組織的に集中的にああいう活動をするという姿は、やはり今回の東日本大震災で得た自衛隊員の経験から来る一種の自信かもしれません。大変これからも力強く国民のいろいろな期待に応えていけるのではないかなと感じました。

Q:具体的にはどういった活動の様子をご覧になって、それから隊員の皆さんにはどういった言葉で激励されたのでしょうか。

A:今日は富岡町と浪江町の二つの役場の敷地内で自衛隊員の皆さん方が特に線量が高いと思われているような側溝だとかあるいは敷地内の植生が生えているようなところの作業、また表土はぎ的なとことか、それを運んで仮場所のようなところにそれをストックしていくというような作業も大変大事な作業ですけれども、そういうところでみるみる線量が低下していくというのを、その場で測定しながら見て参りました。隊員の皆様方も具体的にその地域の線量が低下していくという中で自分たちの作業が行われているということは、ある面では非常にやり甲斐のある作業であるなという感じもいたしましたし、こういったことが本格的な新年からの環境省が中心となる除染事業の先頭を切ってやるという活動ですから、しっかりとそういう本格的な除染事業の成果に繋がっていけばいいなと思いました。

Q:政権で今、検討しています武器輸出三原則ですが、今日の一部報道で年内結論に向けて検討している中で、明日、一定の方向性が出るというような報道があったのですが、現在の検討状況について如何でしょうか。

A:武器輸出三原則の話題は、ご案内の通り、関係する省庁の副大臣クラスでいろいろと内容を詰めているというのが現状ですから、ある程度の方向性を出しながらそれを受けて最終的に政府としてどう対応するかということはこれまた重要な課題でございますし、来年の通常国会に向けて具体的にどうしていくかというところを決めるということも、そういう一つのスケジュール感を持ちながら、しっかりとその課題についても、一つの方向性を出していきたいなと、私も思っております。

Q:年内には。

A:具体的な内容をこの場では言うことはできませんけれども、大方の皆様方のコンセンサスが得られるところを、どうするかということに尽きると思うのです。党側としては党側としての、これまでいろいろな勉強をしてきておりますけれども、それを受けての政府内部でのいろいろな詰めをやっているわけですので、やはりある程度の方向性を出す必要があるなと思っております。野党の方々も関心を持っているテーマでもございますし。

Q:普天間移設に関するアセスの提出時期、年内提出できる準備をしているということだったのですが、今回いろいろな問題がありましたけれども、改めて年内提出の目途というのはどうなのでしょうか。

A:我々は実際にアセスメントの策定作業の責任を持たされているわけなので、その年内に提出できる作業が遅れないように、しっかりと準備させていただくというのは、私のかねてからの考え方でございますので、それは途中で沖縄の方に出向いたときに、その作業の状況を確認させていただいておりますけれども、そういう面で作業そのものは、順調に進んできていると思っております。

Q:大臣は先日、通常国会までは続投するというお考え方を示されたばかりで、政府の方針としてアセスを出すのは年内にということがありますので、アセスは一川大臣の責任の下で出すというお考えに変わりはないですか。

A:私だけの最終的な判断で、今後の手続きが進むというものではないと思うのですけれども、やはり関係閣僚会議という中で沖縄の問題というのは、いろいろと議論しておりますから、沖縄県知事を始め沖縄県民の皆様方のいろいろな動きというのは当然あるのでございますから、そういうものを総合的に判断されて適切にその手続きを進めていくというのが、内閣の方針でもあろうと思いますので、私自身はどういう段階でどういう判断があったとしても、いつでもしっかりと対応できるような状況にはしておきたいというのが、今の私の気持ちです。

Q:大臣の在任中に出すということは、その方針は変わらないのですか。

A:もちろん、私は引き続き防衛大臣の職務をしっかりと取り組んで欲しいというふうに総理以下、党の幹部からもそういう話を聞いておりますので、しっかりとそういうことにこだわらず、いろいろな懸案事項については責任を持って対応していきたいと思っております。

以上


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