大臣会見概要

平成23年11月01日
(09時35分〜09時45分)

1 発表事項

 なし

2 質疑応答

Q:今日、閣議で南スーダンへのPKOの施設部隊派遣について報告されたと思うのですけれども、現地では北部で武力衝突が起きたり、治安への懸念も出ていますけれども、部隊の派遣の指示に当たって、どういう形で隊員の安全対策を図っていくお考えでしょうか。

A:私たちは、2回に渡って現地に調査団を派遣し、基本的に南スーダンの治安の情勢をポイントにおいて調査してきております。今回、北部方面でそういうことが発生したことに対しては、距離的には相当離れているということと、我々が想定しているジュバ周辺の治安の状況とか、あるいは国連のいろいろな動きに対する南スーダン地域の協力の度合とか、実態をいろいろと報告を受けましたけれども、今回のそういうことは、我々が直接派遣しようとする地域の治安問題とは関係ないだろうという判断はしております。

Q:閣議でどのような報告があったか、概要についてお話できますでしょうか。

A:それは、後で官房副長官が正式に発表すると思いますけれども、私たちは調査をしてきたという中で、派遣ということが正式に決まれば、しっかりとその準備に入らせてもらうということを、報告させてもらったと、そういうことです。

Q:閣議では官房長官のほうから、施設部隊の正式表明というものがあったということでよろしいでしょうか。

A:それは後で発表があります。

Q:党内で、施設部隊派遣の部分は、議論がどの程度されてきたのかということが、ちょっと我々の目には見えないのですが、十分議論はされ尽くされたということでよろしいのでしょうか。

A:党内でこういうことに非常に関心の強い方もいらっしゃるわけですから、PKOに関する派遣を決める段階で、いろいろな部門会議等で説明をしながら、物事を進めてきているというのが実態ですから、党の中との連携は、それなりにちゃんとやっていると思っております。

Q:今日、閣議で総理からは派遣の方針について、何かご説明はありましたか。

A:今日は特にありませんでした。昨日、状況説明を総理のところにちゃんとしておりますから。

Q:南スーダンにPKO施設部隊を、まだ正式決定はまだ先かもしれませんが、派遣することに対する意義というのは。

A:我が国としての意義というのは、外務省が基本的に整理すべきなのでしょうけれども、私自身は、当初から南スーダンという独立間もない国に派遣するという場合の意義については、南スーダンの国造りというものにしっかりと自衛隊の施設部隊がその足跡を残せるような、そういう役割を担うべきだと思っておりました。一方で、南スーダンの独立と、国際的にも南スーダンのこれからの平和と安定とか国造りに、各国とも相当関心が強いと思いますから、9月の国連総会で野田総理大臣も関心を示したということを受けて、我々は2回に渡ってしっかりとまず現地調査を、「簡単な現地調査ではダメだ」と、「安全性をはじめ、南スーダンに入って具体的にどういう地域で何を受け持つのかということをしっかりと見極めて欲しい」ということを調査団にお願いしておりました。新規ミッションとしてスタートする以上は、国際社会の中で日本という国は、しっかりと役割を担っているという印象を与えるということも大事でしょうし、基本的には南スーダンの国造りの当初の段階で、それにしっかりと貢献するということだろうと思っております。

Q:今回、隊員の安全に関して特に何か「こういった形で安全確保に留意している」というような特徴はありますか。

A:PKO活動というのは、もう何回も実績がありますから、事前にどのあたりをチェックしておけば良いかという面では、あの地域では衛生面でしょう。日本から相当距離の遠いところですから、特にいろいろな兵站支援策というようなところもしっかりと確認させてもらったというのは、そういうところにあるわけです。やはり健康管理も当然大事なことですから。

Q:今回は総理も昨日おっしゃられましたけれども、武器使用基準とかPKO5原則は現行法の枠内でやるということですけれども、一方で部門会議の方では、PKO法の見直しという議論が出ているようですけれども、大臣のご認識としては、そういう必要性みたいなものはどのように考えてらっしゃるでしょうか。

A:今回の南スーダンの場合には、5原則を見直す必要性は、私はないと思います。そのことも現地に行った調査団には我が国の要件というものは、しっかりと相手方に分かるように説明をして理解をしてくるということも、大きな任務だったわけですから。今、5原則の見直し等に関するようないろいろな話題というのは、我々もいろいろと勉強させてもらっていますけれども、基本的には個別案件ごとにしっかりとチェックしていくということが大事です。見直しをしたから何をやってもいいということでは当然ないわけだから、従来のような5原則の理念というものをしっかりと大事にしていくということだろうと思います。一方ではいろいろな勉強をさせてもらっているということです。

Q:第1次隊の派遣というものは、年内をめどにという理解でよろしいでしょうか。

A:年内はちょっと準備で、そんな簡単にはいかないです。いろいろな準備をしなければなりませんから、隊員そのものの予防的な措置も含めて、またいろいろな資材の手当とか、そういうことを考えると年内ということには、ちょっと無理だと思います。

Q:では年明け。

A:はい。

Q:全体の派遣部隊のボリュームとしては、どのような理解をすればいいのでしょうか。

A:それも先発隊で行って、様子を見ながら徐々に増やしていくということだと思います。向こうの受入れ側の宿泊施設の準備とか、また実際に施設部隊として活動する段取りみたいなものがあるじゃないですか。そういうものを見ながら、徐々に数を増やしていくという格好になろうと思います。

Q:最終的なメドみたいなものは。

A:それもどの程度の支援をするかによって、全体的な規模というのはまだ分からないです。

以上


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