大臣会見概要

平成23年10月7日
(11時25分〜11時40分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:小松基地所属のF−15から機体の一部が落下する事故があったということなのですが、大臣の方で原因等何か報告を受けていますでしょうか。

A:今朝8時過ぎにそういう事故があったという報告を受けましたけれども、発生した原因等についてはまだ確認中でございます。ただ、3つある燃料タンクの一つが落下したと聞いておりますので、非常に地域の方々に心配をかけた、迷惑をかけたという面では申し訳なかったと思っております。しっかりと原因を究明して、またこれからの対策的なことについても、相当F−15という戦闘機は数が多いわけですから、しっかり対応するように指示はしております。

Q:先程、官邸の方で閣僚級の情報セキュリティ会議が開かれたと思うのですが、三菱重工に対するサイバー攻撃の問題等もあったと思うのですけれども、防衛省としてはどのような対策を取られるとか、何か大臣の方からご発言等されたのでしょうか。

A:私から発言しましたのは、もともと防衛の装備品等の、民間でその仕事に関わっているような企業に対しては、こういう情報のセキュリティについてはしっかりと対応してほしいということを従来から指導してきておりますし、またそういう企業についてもしっかりとした規制を設けるように指導してきておりました。今回の三菱重工の問題も今日の会議の中で若干報告がありましたけれども、基本的には外に漏らしてはいけない情報が漏れたということがないわけでございますから、非常にそういった面ではほっとしております。しかし今回の事案を受けて、三菱重工の方にももっと迅速に報告をしてほしいという旨を伝えてございますし、また引き続き調査をしっかりとした上で、その対策を聞かせてほしいということも指示いたしております。私も昨日、自衛隊指揮通信システム隊長の方から実態を説明していただいて、激励をして参りましたけれども、24時間365日そういったサイバー攻撃等に対する対応をしっかりとやっているという面では、他省庁に劣らない体制を組んでいると思います。今度は官民連携の下に、そういうものを更に徹底していこうということでございますので、「防衛省としても、しっかりとそういうものに協力し、関わって参りたい」ということを発言させていただいております。

Q:昨日、初公判を迎えました小沢元代表が昨日の夜、入院することになりましたけれども、こちらについての受け止めをお聞かせください。

A:初公判のことについては、昨日も少しコメントしましたように、我々が検察審査会に関わるような件というのは、私自身も初めてこういうものを眺めさせてもらっておりますけれども、やはりしっかりと関心を持って引き続き状況を見つめていきたいと思っております。小沢さんが、昨夜健康を害されて入院されたという報道を聞きまして、正直ちょっとショックでした。相当いろいろな面で、疲れていらっしゃるのだろうと思いますから、健康管理をしっかりとしていただいて、この公判をしっかりと務めていただいて、いろいろな思いというのはあるでしょうから、しかるべき場所でしっかりとまた述べていただきたいなと思っております。基本的にはこの状況はしっかりと見つめさせていただきたいと思っております。

Q:「しかるべき場所で、しっかり述べて欲しい」と仰いましたが、野党側が引き続き小沢元代表に対して証人喚問あるいは政治倫理審査会でも説明を求めているのですが、これについて大臣はどうあるべきだとお考えでしょうか。

A:もう裁判の問題として動き出しているわけです。それは裁判所のこれからの中で、当然小沢さん本人が、自分のいろいろな思いを語る時期があると思いますから、そういったところでしっかりとお話をされるということでよろしいのではないでしょうか。

Q:5日に大臣が入間基地の視察の際に、大臣のコメントの中に、欧米3社の次期主力戦闘機の製造関与の部分も重視していきたいというような趣旨の発言があったかと思いますけれども、改めて主力戦闘機選定と国内企業との関係のことについて、大臣のお考えをお聞かせ下さい。

A:それは次期戦闘機F−Xの機種選定に当たっては、いくつかの選定をする場合の基準なり、そういったものは予め合意を致しておりますけれども、トータル的にそれを判断する場合に、基本的には次期戦闘機の我々が求める性能というのは一番大事であることは間違いないわけです。その他の要素としては、こういう防衛産業に関わる我が国の企業がどういう形で参画するのかというところも、やはり関心を持ちながら対応するということになっておりますので、そういうところをお話ししたのだと思います。ですから、それだけで決めるわけでも勿論ないです。その他にも全体のコストをどうするかという経費の面も当然関わって参りますから、トータルとして判断しますけれども、国内の企業の関わり方というものがどうなっているのかということも、一つの要素であるというお話しをさせていただいたということです。

Q:沖縄の普天間移設の件で、川端さんが振興策の面も強いと思いますが、訪問されるということで、その後玄葉さんも行かれるというような政府内の調整になっているようなのですけれども、大臣の沖縄訪問のご予定については、調整状況としてはいかがでしょうか。

A:まだ日程としては決まったものは持っておりませんし、今、川端大臣の話はお聞きしておりますけれども、外務大臣の詳しい日程は聞いておりませんが、沖縄へ訪問したいという意向は、関係する大臣は皆さん持っていると思います。総理大臣もおそらくそういう気持ちはあると思います。ただ、そのタイミングなり、そういうものをお互いに調整していくということは、一番最初に、沖縄関係閣僚が集まった折に申し合わせをしておりますから、そこをまたお互いに連携をとりながら、対応していくということになると思います。私自身が沖縄にいつ訪問するかということは、決めておりませんけれども、自分自身も早めに沖縄を訪問した方がいいのではないかなという気持ちはあります。いろいろ情報は、私が行かなくても沖縄の方に防衛局、出先の事務所もありますから、皆さん毎日毎日一生懸命いろいろ情報をキャッチしながら、接触いたしておりますから、それは常に我々も聞かせていただいております。

Q:関連ですけれども、今月の下旬にパネッタ国防長官が来日されますけれども、その前には沖縄に行って、例えば普天間の状況も視察していきたいというようなお気持ちはございますか。

A:その気持ちは確かにあることにはありますけれども、どちらがどうかというのはなかなか、パネッタさんに考え方を確認してから沖縄県へ行くという手も、それはあり得る話でしょうし、その前後に行ければ一番いいのかもしれませんけれども、あまりそういうことで前がいいか後がいいかということも含めて、まだ固めてはいないということです。

Q:次期戦闘機に関して聞きたいのですけれども、国内生産もあるので、防衛産業の育成、成長のためにこれからどんな手段をとりたいと思いますか。例えば、輸出の緩和とかの調整はどう考えていますか。

A:武器輸出の緩和ですか。我々、今回、次期戦闘機の問題と武器輸出三原則の問題は、関連付けて考えてはおりません。ただ一方で、武器輸出三原則の扱いの話は、当然、我々支えている与党の皆さん方の考え方も含めて、今いろいろと勉強している最中でございますけれども、まだ結論めいたものは持っておりません。ただ、今の全体の武器のいろいろな技術水準だとか、いろいろ面でコスト高になってきているという面もございますから、そういう背景を受けまして、共同開発的なことに取り組んできていることはご案内のとおりですから、これからもそういうことを含めて、更に何処をどういうふうに見直せば良いのかということを今、勉強しているということでございます。

Q:南スーダンの施設部隊の派遣に向けて2次調査団が明日いよいよ派遣されますけれども、その施設部隊の派遣が決まったというようなニュアンスの報道もありましたけれども、現在のところの本隊の派遣に向けた検討状況についてお聞かせ下さい。

A:今現時点では、明日、追加の調査団を派遣すると、我々は第2次とは言っておりません。前回行きました調査団の追加的な調査を担うという意味で追加の調査団を明日出発させるということで、しかも、これは、防衛省が中心となって、その団長格の人物も含めて、しっかりと送り込むという中で、専門的にしっかりと現地を確認したいということでございますので、その結果を待って、最終的にどの程度の規模で、どういう部隊を派遣するかということを決定したいということです。現時点で、決めているわけではありません。ですから、調査結果を待って、決めたいと。その実際に、もし行くとすれば、行くタイミングをどうするか等、いろいろあろうかと思いますから、そういう状況でございます。

Q:先日も伺って恐縮なのですけれども、追加的な調査の中では、どういったことを兵站性とか、現地の治安状況とか。

A:特に兵站支援については、相当距離が長いということも聞いており、また、南スーダンの隣の国々に関わる問題で、ケニアとかウガンダとかです。そういった国にも関わる問題ですから、やはり、慎重に調べたいということでございます。また実際に、施設部隊が活動する地域をもう少し絞り込むという格好が必要なのでしょうから、そういうことを追加調査でしっかりと行ってきてほしいと思っています。

以上


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