大臣臨時会見概要

平成23年10月5日
(15時32分〜15時39分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:今回の航空自衛隊の基地は初視察となったわけですが、航空自衛隊のF−Xの選定が課題としてありまして、国内の産業の保護を重視すべきだとの指摘もありますが、改めてF−Xについて、どういう点を重視して選定していくかお聞かせ下さい。

A:この前も提案書を受け取ったばかりでございますし、これから専門的にしっかりと審査に入るということですから、私は、基本的には戦闘機ですから、戦闘機の本来の性能、目的に沿ったものかどうかということが、最も大事なことだと思います。その他に、今仰ったような国内の防衛産業を、これからレベルをしっかりと維持していくという観点で、できるだけ国内の関連するいろいろな企業の方々に、そういう業務にタッチできるような機会を与えるということも重要な要素だと思いますし、またいろいろな面で経費全体的な面を考えながら、しっかりと公平に厳正に選択することに尽きると思います。

Q:昨日、藤村官房長官が南スーダンのPKOの第2次調査団の派遣を発表されましたが、これについて規模だとか期間ですとか詳細について、どういう状態なのか教えていただけますか。

A:官房長官のほうから昨日、概略のお話があったかと思いますけれども、我々は先般、調査団が帰ってきて話を聞きまして、その調査だけでは判断がつきかねるということで、追加的な調査が必要だという話を聞き、私自身もそう思いましたので、その旨、官房長官にもお話をして、実際に施設部隊を派遣する前に、もう一度調査をかけて、そこで最終的な判断をしましょうということにしたわけです。それはご案内のとおり、南スーダンという国は、ああいう立地状況にある地域ですから、国そのものは今、安定化というか平穏化しつつあると思いますけれども、そこに至るまでの間の海岸線からの距離といい、主要な空港からの距離といい、相当長いところは2,000キロくらいあるというような所ですから、その間の兵站作業を行うという面では、その安全性をしっかりと確認する、可能性を確認するということが非常に重要なことですし、また現地に入ってのいろいろな衛生管理面も更にチェックを入れるということも大事なことだろうし、それからまた、いろいろなODAのプロジェクトも動き出しているという話でもありますから、そういう仕事との分担を明確にしておかないとまずいなと、私は思っておりますので、そういう専門的な観点でよりしっかりとした調査をしていただくと。その上で最終的な判断をしたいなと思っています。

Q:今週末に2次調査団が出発されますけれども、その調査結果を踏まえて最終決断できるという感触を得ていらっしゃいますでしょうか。

A:それはもう、最終決断をしなければならないと思います。ただ、あとはいろいろなその他の判断要素があるとすれば、そこはまた防衛省以外の部門との連携の中で対応すればいいと思いますけれども、ごく専門的な見地から、施設部隊ですから、相当の数の部隊を送り込むわけですから、その人たちが安全な状態で、しかも今のPKOの5原則ということもありますし、そういうことをしっかりと確認したり、それからまた、南スーダンの国造りをこれからする上で、自衛隊は自己完結型ではありますけれども、しっかりとしたそういう役割を担えるような業務につきたいなと思っていますので、そこは最終的には総理等と相談しながら決めたいと思っております。

Q:司令部要員の準備指示を出されましたけれども、その準備の進捗状況と、いつ頃派遣命令というのを出されるお考えかをお聞かせ下さい。

A:そこはまだ明確に決めておりませんけれども、司令部要員は向こうの受入態勢はある程度整ってきていると聞いておりますから、そんなに時間はかからないと私は思っています。

Q:改めて、今日の視察の感想をお願いします。

A:私は今回、ここは初めてですけれども、私の地元には小松基地という航空自衛隊の施設がありますから、ある程度のことは分かっておりましたけれども、しかし日本列島は、最近領空侵犯するような、それに近いようなことが割と起こりつつあると聞いております。そういう面では日本列島の領空をしっかりと守っていくという面では、自衛隊の中でも一番広い範囲をしっかりと警戒監視しておりますから、そういう面では私は航空自衛隊の役割というのは、ますます重要になると思います。その中でも、基地の中でもここが一番自衛隊員の数が多いと聞いており、この入間基地がさらに一層しっかりとした役割を担ってほしいということを再認識いたしましたので、是非皆さん方にもご理解をお願いしたいと思います。また国民の皆さん方も、今回のいろいろな自然災害に対する自衛隊の役割等を見ておられると思います。自衛隊そのものはあまり前面に出る組織ではありませんけれども、国民の本当に究極のセーフティネットだと私は思っていますから、いかなる事態にも対処できるようにしっかりと訓練するということを、今回一通り海上自衛隊、陸上自衛隊と航空自衛隊の現地の代表的なところを見させていただきましたので、さらにそういう認識を新たにして頑張っていきたいと思っています。

以上


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