大臣会見概要

平成23年5月20日
(08時34分〜08時38分)

1 発表事項

なし。

2 質疑応答

Q:昨日の国会答弁で、普天間移設を完了させる2014年という期限を事実上断念する考えを示しましたけれども、まず、これについての考えと、今度の「2+2」でこうした方針を確認して、次の期限を設定するまで、議論は進むのか、見通しについてお伺いします。

A:ずっと、私の気持ちの中では、重い課題だったですけれど、物理的にどう見ても実行性がないものをいつまでも前提にしているというのは良くないので、かねてから様々な、米国、沖縄というようなところも含めて、意向を密かに探らせてはおりましたが、いよいよここまで来れば、ある意味そういうことを真剣に議論した方が良いのではないかという意味で、私が特別、これを断念すると言って決まる話ではなくて、協議の中で、今後決まっていくということだろうと思います。

Q:「2+2」ではこうした議論をして、次の期限設定については。

A:それは当然、議題にはなります。

Q:期限設定をするまでには至らないということですか。

A:それは、これからの協議の仕方です。

Q:その一方で、普天間の固定化につながるのではないかという沖縄県側の懸念もあると思いますが、これについてはどう思いますか。

A:常々、私も国会でも答弁しておりますように、仲井眞知事と私がこの問題について、極めて深刻な共通認識が一致したということとすれば、それが一番大きい共通認識だと思います。そういうことだけは何としても避けなければならないと。

Q:昨日、西岡参議院議長が会見で、総理の退陣を要求するような発言をしたのですけれども、これについては、どういうふうにお考えでしょうか。

A:私も参議院の一員で、西岡先生は衆・参合わせれば遙か先輩です。時々、重要発言をされるのですが、議会で選ばれた三権の長が、国会で選ばれた総理に対して直裁に辞任を要求するというのは、私は正常な形ではないと思います。しかも、同じ党内でありますから、きちんとした問題提起をして、是正の要請を総理にするとか。ただ、新聞を詳細に見れば、一つ一つ列挙したことが必ずしも正確な物ではないし、「安全保障会議の開催を進言すべき防衛大臣が」というようなことを言っておられますが、安全保障会議は、私が進言して開くとかそういうものではなくて、総理がこれを開催すると決められておるわけです。安全保障会議は、武力攻撃があったとか、そういう事案についてやるということになっております。一方で緊急災害対策本部が既に立っているなかで、スムーズにこれを運営していく。そこに更に途中から安全保障会議を開くということは整合性があるのかどうか。むしろ混乱するかもしれないし、そういう意味ではきちんとした対応をしてきたのではないかと思います。

Q:2014年の話ですが、以前、普天間が仮に固定化されるなら、例えば小学校を移転させるですとか、そういう危険性の除去策みたいなものを、前原外相が沖縄で言及されたことがありましたけれども、そういう危険性を除去するようなアイデアというのは、何か検討されていますか。

A:そういう議論に先走るというのが一番危険なんです。普天間の返還を一日も早く実現するということに全精力を上げるというのが今の姿勢です。


御意見御要望
大臣記者会見概要一覧へ戻る
新着情報一覧へ戻る
トップへ戻る

(C) 防衛省・自衛隊