大臣会見概要

平成23年5月17日
(08時47分〜08時55分)

1 発表事項

なし。

2 質疑応答

Q:米軍の空母艦載機が陸上での訓練を行うのに、今、硫黄島で行っていますが、これを一部報道では、大臣が指示を出して、鹿児島県の馬毛島にて行えるよう検討を進めているということですが、事実関係について教えて下さい。

A:FCLP(空母艦載機着陸訓練)は、「再編の実施のための日米ロードマップ」で2009年に訓練場を確定するということになっていたにも関わらず、我々が政権交替をしたときに既にもう懸案事項になっていました。これについては私が就任して間もなく、岩国へ行って市長や議会の皆さん、そしてまた市民の皆さんとも協議する中で、岩国の基地ではこれを行わないということになっていますから、何としても何処かで探さなくてはならないということが基本でありまして、役所の方へは、精力的に、そういう基地の選定を努力するように指示をしたということはあります。特定の場所について、どうこうしろというふうに言ったことではありません。

Q:国会ですが、間もなく、国会閉会まで延長しなければですけれども、約1ヶ月ということです。今回、震災対応で日豪ACSAの国会での審議がまだ行っていないことや他の重要法案もまだまだ残っている状況です。こうした国会への、1ヶ月になって今の状況をどういった形で打破した方が良いのか。大臣のお考えをお聞かせ下さい。

A:防衛省とすれば、防衛省設置法等いくつかの懸案を含めてお願いし、是非1日も早くと言っておりますが、今のところは一般質疑が先行しているような状況で、法案の審議に入っていないというようなことでありますから、議会の方へは、会期というものは「延長する、しない。」というのは全く私達とは別のところでいろいろ議論されるのだろうと思いますが、設定された会期中で是非、法案を成立させていただきたいということでお願いはいたしております。それと、もう一つは今、震災にみんな目がいっていますけれども、この震災というのは日本全体に与える影響は極めて大きいわけですから、そういう意味で、成立した予算が着実に実行されていかないと日本全体の基盤が動いていきませんから、震災の方へも大きな影響があるということで、両々相まって日本の再生のためには極めて重要なことです。私は是非、予算が成立した以上、それを実効あらしめる関連法案を1日も早く成立していただいて、全力で日本の再生に向けて動き出すようにするべきだということでお願いをいたしております。

Q:政局的な質問なのですけれども、民主党の岡田幹事長が、内閣不信任案に同調するなら、「離党も覚悟せよ。」と発言しています。これは党内で不信任案への同調を前提とした表面活動をしていることを意識したものと思いますけれども、こうした岡田さんの発言についてどう思いますか。また、復旧・復興が急がれる中で、こういうふうな政局的な動きをする議員が党内にいるということに関してどのように思いますでしょうか。

A:岡田幹事長がどういう思いで言ったかというのは分かりませんけれども、私も長い付き合いですから。ただ彼が間違っているのは、「1・2年生で生き残っているのは私だけだ。」と言うけれども、この私も生き残っております。衆議院と参議院の違いはあるけれども。私も当選1回目ですぐ、不信任案に参議院ですから票は入れなかったですけれども、一緒に離党したのですが、多分彼の生真面目な性格からすれば、政治家は事を起こすに当たって、覚悟を決めて、それは自分1人の政治生命だけではなくて、自分を地域の代表として送り出してくれた支持者の人達に与える影響も含めて、しっかりとした責任感を持って事に当たれということだろうと思います。そして、大きな仕事をやろうとすれば、「草莽の臣」が途中で消え去っていく歴史というのは、どの国にもあるわけで、そういう意味で、岡田幹事長自身が、同僚議員達が選挙戦という中で倒れていった姿を思い起こしながら、後輩の皆さんに政治家としての矜恃を期待したのではないかと思います。党内でこういう動きがあるということは、残念なことでありますけれども、そのことにだけ焦点をあてて、非を流すのではなくて、そういう動きが国民の期待に沿うものではなく、挙げて与党の一員として政府と一体となって国のために働くという気概を起こさせるような執行部の在り方も重要ではないかと思います。

Q:総理が二次補正について、8月くらいということをおっしゃっているのですが、先程の会期延長の話とも絡むのですが、この二次補正の時期として8月というのは、もっと前にすべきではないかという意見もあるのですが、大臣はどのようにお考えですか。

A:総理が言っていることは至極もっともで、一次補正があれだけの金額でスタートして、一方で本体の予算が動き出すという体制をとらないと、先程申し上げたような相乗効果がありませんから、関連法案が通らない中で二次補正もそれに先んじてやるのかということになると、それはすこし順序が違うのではないかと思います。整合性をもって予算の出動がきちんと出来るように、道筋を立てるという意味では総理が言っているのは正しい方向だと思います。


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