大臣会見概要

平成23年3月1日
(11時05分〜11時15分)

1 発表事項

なし。

2 質疑応答

Q:ニュージーランドの地震ですが、政府専用機が現地で待機しておりますけれども、これがどうなるのかということについて、現地で活動している緊急援助隊とか、被災者やその家族を輸送するかどうかも含めてお願いします。

A:ご案内のように、政府専用機で国際緊急援助隊を輸送して、今、オークランドに駐機しております。外務省の要請が、「1週間を目途に」ということでありましたので、そのことからすれば、明日が1週間ということになりますので、こちらへ帰ってくると思います。それについて、今お話しにもありました、いわゆる第1次隊であるとか、被災者やそのご家族の輸送については、外務省が今調整しております。ただ、一般的に言えば、国際緊急援助隊は問題ないと思いますが、被災者のご家族についてはどうなるのかということは、外務省がしっかり協議すると思います。我々は、人道上の見地から必要があれば検討していきたいと思っております。

Q:国会ですが、予算案の採決がありましたけれども、離脱届けを出した議員16人が欠席するということになりました。政権が厳しい中で、「どのような事態があったのか」という意見もありますけれども、今後、欠席があったことでどのような影響があるかということについてお願いします。

A:普通に言えば、考えられないことであって、私の長い経験からしても、どれ程の自覚があってやっているのか、自分達が国民の負託を受けて、議院内閣制の下で、自分達が選んだ党首を内閣総理大臣に選出しておいて、政治が国民の前に形として現れる一番肝心な予算採決の時に欠席するということは、私の常識からしても考えられませんけれども、一時も早く目覚めていただきたいと思います。国民から与えられた負託というものがどれ程重いものであるかということに目覚めていただきたい。これは政局とかいった以前の問題で、政治家の一番の原点に関わる問題だと思います。

Q:新年度予算案が、衆議院を通過いたしましたけれども、特例公債法案等、予算関連法案については、採決を先送りした状態になっております。そういった歳入の裏付けがないまま、予算の歳出だけを先行させたような異例の事態になったわけですけれども、こういったやり方といいますか、在り方についてはどういった目で見ていらっしゃいますか。

A:「裏付けがない」ということではなくて、法案は国会に提出しておりますから、そこから先は、国会の動かし方、国会の議論の在り方、そういうものを見ながらやっていくということで、特段奇異な話ではないと思います。

Q:昨今、予算案であるとか、予算関連法案の審議を巡って、「衆議院の解散をすべきだ」という声も世論調査などで出てくるのですが、衆議院解散論について大臣のお考えをお聞かせ下さい。

A:野党は、「解散して政権奪還を」という思いがあるのでしょうけれども、本来、4年の任期を与えられて内閣を形成していますから、特段の問題がない中、解散をする時期では全くないと思います。むしろ、「解散」なんていうことで政治の空白を作って、せっかく少し持ち直してきた経済状況、特に雇用の問題等も少し明るさが見えて来ている中で、マイナスな事態を引き起こさないように、粛々とやっていくべきだと思います。

Q:菅政権が今日で260数日、「鳩山政権を越えて」ということなのですが、前政権から引き続きご覧になってきた閣僚の立場で、今後政権運営していく上で、なお菅政権に足りない要素と言いますか、民主党内の結束という点で、あるいは野党と連携していくという点で、今後何が必要になってくると思われますか。

A:内閣と与党が一体となって力を合わせて国民の負託に応えるという基本的なところをもう少しきちんとする必要があると思います。今は、我々同士の中でも与党を経験した議員の数が随分と少なくなってきていますので、私は自民党時代、細川政権や羽田政権を経験している中で、与党がどれほど政権をしっかり支える必要があるかという自覚をもう一度、この予算が通ったところで、先程お話しにあったような関連法案をきちんと国会の中で仕上げていくという重要な役を果たす上で、お互い確認し合うには丁度良い時期ではないかと思っています。

Q:16人なのですが、目が覚める前に、「処分をすべきだ」というような議論も出ると思うのですが、今日、常任幹事会もありますし、いわゆる大臣が先程仰った、「重要な予算案というものに対して、欠席という形で意思を示さない」ということに対して、政治家の矜持として、「処分をすべきだ」と、これについてはどのようにお考えですか。

A:自覚の程度にもよりますが、物をわかっていない人をやたらに強い姿勢で処分するというのは、必ずしも得策ではありません。「天に唾する」という言葉がありますが、この言葉は、自らが置かれた立場を知らずに、天に唾すれば跳ね返ってくるということであり、政治の世界では、特に与党は、支持率の低下です。自分で自分の支持率を下げるような行為だと気付けば、また力を合わせられることがありますから、そんなに慌てて処分というようなところに至る前に、幼い子には温かく教育をしてやることも大事です。厳しいばかりが教育ではありません。


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