大臣会見概要

平成22年10月22日
(09時05分〜09時12分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:海外の報道なのですが、「北朝鮮が核実験の準備を始めた兆候がある」という報道なのですけれども、まず、この事実関係を防衛省として把握しているのかどうかということと、防衛省として、もし仮にそれが事実であれば、どういう態勢をとるのかということについてお願いします。

A:確認はしていませんけれども、06年、09年と北朝鮮が核実験をしたと一方的に発表していますから、我々としても、より一層注視をして情報収集に努力をしますけれども、核実験の場合は、なかなか兆候を把握するのが難しいので、米側とも情報の交換をしながら、しっかり情報収集したいと思っています。

Q:いわゆる思いやり予算ですけれども、今、「人件費を減らす」とか、「環境対策を強化する」とか報道に出ていますけれども、今現在の協議の状況についてはどのようになっていますか。

A:非常に詰めた議論をしています。日米間に亀裂が入らないように、「必要なものは必要」ときちんと予算を付けていくようにしたいと思います。国会の議論の中でも、娯楽性の高いものについての批判もあったりしますので、そういうものについては、国民の理解が得られるように解決をしたいと思いますし、一方で、米側から環境対策というようなことで新しい提案もありますから、そういうものも取り入れたりというようなことで、今はかなり詰めた段階まで来ています。

Q:全体の総額については、今方向性というのはありますでしょうか。

A:総額を先に言っても意味のない話で、一つ一つ積み上げて、結果的にどうなるかということです。

Q:政策コンテストの手続で、昨日、省庁ヒアリングがありまして、防衛省もご説明になったと思いますが、その中で、「思いやり予算を特別枠に入れるのは、やはり適切ではない」というような指摘もあったようですけれども、改めて、この特別枠入りさせて、今後どのような説明で理解を求めていくのでしょうか。

A:最初から、特別枠に入れることは「馴染まないだろう」というような意見もあり、一方で、この思いやり予算について、国民的になかなか理解しがたいというような意見もあります。防衛省の予算そのものが非常に硬直化していて、新しい制度にはなかなか馴染まない。そういう中で思いやり予算が、ある意味で国民の目に触れるような形で議論されるのも一つの方法かなということで、特別枠での要望をした訳ですけれども、制度の中で解決をしていくということになれば、きちんと正面から受けて立って、説明をしていくということで透明性が高められれば、ある意味新しい評価にもなるのではないかと思っております。

Q:それは、防衛省全体の厳しい予算の状況を理解してもらうための一つの方法であると。

A:それと、もう一つは、米軍のプレゼンスに対する理解を深めていただくという意味もあるのでしょう。

Q:武器輸出三原則の関係ですが、これまでも安全保障会議、あるいは非公式に議論されてきたと思います。議論の途中経過ですので、中味についてはお伺いしませんが、現在までの議論の進捗状況、大臣が目指す抜本的な全体の見直しに向けての作業が順調に進んでいるのかどうか、その辺の受け止めをお願いします。

A:衆・参議院の委員会でオープンに議論されるようになりましたが、内閣として方向性が出たということではないので、防衛省、防衛大臣として、問題提起をしたということです。その事が、防衛大綱の見直しや次期中期防に直結する議論でもあるので、より一層議論が深まればいいと思っております。衆・参議院で質疑がどんどん行われるということも大変ありがたいことであります。それと今日、閣議決定しましたけれども、武器輸出三原則に関する質問主意書に対して、内閣として一定の答弁をしましたから、それも参考にしていただければ分かり易いと思います。

Q:かなり自民党の方からも、好意的な質問をされる方も目立っているようですけれども。

A:「贔屓の引き倒し」にならないようにしてもらわなければ困るので、真剣にやってもらいたいということと、何と言っても、平和国家としての基本理念をきちんと基礎に置いた上で見直しをしていくという趣旨をこれからもよく説明していき、質疑の中心もそういうところに置いてもらいたいと思います。


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