大臣会見概要

平成22年9月28日
(09時43分〜09時49分)

1 発表事項

 なし

2 質疑応答

Q:中国の漁船と海上保安庁の船の衝突事案についてですが、こうした一連の流れの中で、船長の保釈、さらに日本側の対応について、現在までの状況を大臣はどのように思われていますでしょうか。

A:衝突事案というのは、極めて遺憾なことでありますが、法に基づいて釈放したということで、こういう問題は、極めて重要なお互いにパートナーである二国間のことでありますから、これ以上、関係が悪化しないように慎重に進めるべきだと思います。

Q:関連ですが、現在のところ、まず、仙谷官房長官が、「ボールは中国側にある」、さらに、「海上保安庁の船に衝突したことについては、謝罪を求める」という対応をしています。また、総理も向こうの首脳と会談されるという方向で調整をされているというふうに聞いていますが、こうした中、日本政府としてどういう対応をとるか、これについて、今日の閣議、若しくは閣僚懇でお話があったのかどうかお願いします。

A:閣議・閣僚懇での内容については、明らかにしないというのが慣例でありますから、そのことは差し控えますが、いずれにしても、中国側も謝罪と賠償を要求しており、また、日本側も修繕費の問題を提示しましたから、お互いこれで同じ土俵に乗って、これ以上、二国間がエスカレートしないような話し合いの気運を早急に作るべきだと思っています。

Q:大臣として、具体的にこうした対応をとるということについては・・・。

A:それは、所管の大臣、あるいは官房長官が中心になってやるべきだと思います。私は、できれば官房長官の下に関係各省が協議をする場を設け、そのことによって、統一的な見解・戦略を作り上げていく必要があると思います。

Q:昨日、民主党議員の中から色々な意見が出ている中で、「尖閣諸島に自衛隊を常駐した方がいいのではないか」という意見も出されました。これについて、大臣は・・・。

A:それは承知しておりません。

Q:松原議員が、そういった話をしているようですが。

A:個人個人でそれぞれの考えはあるのだろうと思いますが、国民から選ばれた国会議員として、日中の関係をどのように正常なものにするか、戦略的互恵関係ということになっていますから、その路線に沿うようにやっていくかという提案はそれぞれあると思うのですが、それを悪化させるような論調はいかがなものかと思います。

Q:先程おっしゃいました官房長官の下に、関係閣僚が集まって・・・。

A:閣僚ではないです。

Q:関係機関がですね、そういったお考えというのは、例えば、官房長官なり、他の閣僚の方に、大臣のお考えとして披露なり、ご提示なさっているのでしょうか。

A:そういうふうにしたいと思っています。

Q:そこには防衛省は。

A:情報提供とういうような観点からすれば、当然、参画した方が良いのだろうと思います。

Q:協議の場というのは、尖閣問題に関しての協議の場ということでよろしいでしょうか。

A:そうです。要するに、釈放までは司法に任せてやってきたわけで、ここから先は政治になるわけだから、それを所掌する官房長官の下に、各省の色々な情報が統一的に整理されるというメリットも考えるべきだということです。

Q:その協議機関ですけれども、今後の解決策という話ですが、具体的に何をどう解決していくか、すなわち、尖閣諸島は我が国固有の領土ですから、その点について弄る必要はないわけですから、そうすると、何を議論し、どのような結論を出していくのか、もう少しイメージについてお話しいただけますでしょうか。

A:それは私が言う話ではなくて、官房長官を中心に詰めていく話で、しかも、そのことを予め明らかにするというのは、外交交渉上は得策じゃないということでしょう。


御意見御要望
大臣記者会見概要一覧へ戻る
新着情報一覧へ戻る
トップへ戻る

(C) 防衛省・自衛隊