大臣会見概要

平成22年6月18日
(11時16分〜11時26分)

1 発表事項

 なし

2 質疑応答

Q:昨日、口蹄疫の関係で、現地の宮崎を視察されましたけれど、最大1100名の要員派遣の準備もあるという話も出されましたが、現地を視察されてのご感想をお願いします。

A:まず、第一に、大変な被害であり、県民、特に当該農家の皆さん方がかなり憔悴しているということは、まず概観として感じました。それから、梅雨の蒸し暑い環境の悪い中で、自衛隊から派遣されておる隊員諸君が、大変過酷な環境ですけれども、非常に努力をしてもらっているという感想を持ちました。それに対応して、また、総理の方からも要請がありましたから、即座に実員約60名を追加して、また、消毒ポイントの方から人を埋却処分の方へ移して、約340名態勢をとりましたけれども、更に市町村長さんからのご要望もあるので、今すぐ何処で何をしなければならないのかというところまで、詰まっていないようですけれども、安心感を与える意味も含めて、更に宮崎県内の部隊の中から約230名がいつでも出動できるように態勢を整える。更に、そうなっては欲しくはありませんが、更に必要になればということで、九州全域の基地から約900名、従って、約1470名。だから、第2段階で約340名になったところから更に、約230名追加態勢をとって、約570名。それから、約900名追加態勢をとって、約1470名態勢という3段構えの態勢を整えて対応するということを現地の対策本部、宮崎県知事にもお伝えを致しました。それから、この問題では、防衛医大の方へお願いをして、我々の方では生物・化学兵器の研究をしたり、その能力はありますけれど、豚と牛の研究はしていないというふうには申し上げてはおきましたが、こういうウィルスの分析・解析は共通点も多々あるということで、防衛医科大学校防衛医学研究センター、加來浩器准教授に協力させています。彼は防衛医大の出身でありますけれども、私と一緒に行っていただいて、現在、現地で残って、対策チームと色々と意見交換をするということで、2日ほど、残っていただくことになりました。なお、楠田政務官は私と宮崎に一緒に行きましたが、今、今後の対策のため、現地に残っております。新田原基地の周辺財産の活用ですけれども、ほぼ1ヶ月前に対策本部が立ち上がって、すぐに私の方から提起しましたけれども、いろいろ調整が難航したらしく、ようやくここ数日前から活用に入ったということのようです。

Q:昨日、菅総理が会見で消費税の増税について、「10%という数字を一つの参考にさせていただく」ということを仰いましたけれども、防衛予算も逼迫している中で、大臣の消費税についてのお考えをお願いします。

A:防衛予算と消費税を関連付けて申し上げるつもりは毛頭ありませんし、また、その事によって誤解が生じてもいけませんから、関連ではなく、内閣の一員、あるいは与党の政治家の一員として申し上げれば、財政再建は我が国の将来にとっても喫緊の課題でありますから、税制全般を抜本的に議論していく中で、当然課題に上がってくる話しであろうと思っております。菅総理が、「自民党の掲げた消費税10%を参考にさせてもらう」という表現の発言をしたことは、今までの民主党ではなかなか出なかったし、ましてや攻撃型の菅総理がずいぶん老成した政治家のようなテクニックをお使いになっているなと思って、感心をいたしております。

Q:その事に関して、民主党の参議院の幹部から、選挙に悪影響が出るのではないかという意見も出ておりますが、これについて大臣はどうお考えですか。

A:このような政局的な発言があると、必ずどこかでブレーキをかけて、それでバランスをとっていると、民主党もなかなか政権与党に成長しつつあるなと、そのような感じです。

Q:先程の「テクニック」というお話をされていましたけれども、なかなか細かくご説明は難しいと思いますけれども、「テクニック」というのはどのようなご主旨で・・・。

A:これは、政党として選挙に向けて、思い切ったものを出そうと、恐らく自民党は岡田代表の時、消費税5%を掲げて選挙をやって、かなり報道も含めて評価が高かった。それは政党としての覚悟が評価されたのだと思います。ただ、あれを真似していると、今まで政権を長く続けていた自民党が、あれは少しあのような気持ちで、もしおやりにやるのであれば、おかしな話しで、政権時に、もう少しきちんとしておいた方が良かったと思います。新しい政党が政権を担うという意欲、意気込みがある時に、責任も共に背負いますよというアピールであれば非常に良いと思います。いずれにしても真面目な議論として、そこまで踏み込んで菅総理が国民に訴えていくということは大事なことだと思います。


御意見御要望
大臣記者会見概要一覧へ戻る
新着情報一覧へ戻る
トップへ戻る

(C) 防衛省・自衛隊