大臣臨時会見概要

平成22年6月2日
(15時00分〜15時08分)

1 発表事項

 なし

2 質疑応答

Q:先程の臨時閣議において、鳩山総理から改めて今回の辞意表明についてご説明があったと思いますが、大臣としての受け止めをお願い致します。

A:総理も、志半ばという思いはきっとあったと思いますけれども、民主党が政権を獲得してこの先も民主党が責任をもって国の政治を司ると、そういう大局的な見地からの決断だったんだろうと思います。閣議でも意外にサバサバとしておりました。

Q:総理からは具体的にどのようなご指示があったんでしょうか。

A:それは、「次の内閣ができるまでの国家の危機管理について、各大臣にしっかりやっていただきたい」とこういうことです。

Q:総理は両院議員総会の中で、辞意の原因の一つとして普天間問題を挙げられておりますけども、普天間問題に携わってこられた担当大臣のお一人として、このことをどのように受け止めていらっしゃるでしょうか。

A:総理が日米間で合意を作り上げたという一つの節目のことと、もう一つは野党として政権獲得をかけて戦った選挙の中で、沖縄の基地を縮小していくというこれは当然の立場だったから、その主張は私は正しかったと思うんだけれども、政治は現実処理ですから、総理になった段階で本来ならば中長期的な理想の約束と、それから現実的に普天間の危険性の除去という観点で処理しなければならん問題と、この二つを早く整理して国民に語りかけておくべきだったと思っています。そういう面では、外務大臣も防衛大臣ももう少しその辺はサポートしておけば良かった、という気持ちはありますけど、総理は一つの方向性は出したということです。日米間は極めて重要なことですから、前政権が合意したものを一部修正することで、日米間にある種の動揺や不安が醸し出されたものを処理したという意味では、立派な仕事をされたのではないかと思います。

Q:政権が代わっても普天間問題については、まだ課題が残されているのですけれども、日米共同声明の内容に沿った形での継続等が図られるべきだと。

A:それはそうですね。政権の中で約束したことで、しかもそれに対して、どうしても反対をされた社民党が政権を抜けたということですから、当然これはまず、8月末までのこと、それから2+2の仕上げをしていくという路線は変えてはいけないということだろうと思います。

Q:鳩山総理の辞意を受けて、新しい党の代表、総理大臣が選ばれることになると思いますが、大臣はどのような方が相応しいと、今の段階ではお考えでしょうか。

A:それは、これからみんなで決めることです。総理の辞任の大きな仕事が、小沢幹事長と一緒にお辞めになるということを決断したことだろうというふうに思います。要するに、これからも民主党が政権を運営して、国民のために働いていかなきゃいかん、そういう中で、国民から不信の目で見られておった根っこを二人で背負って去るという決断を二人でされたということは、民主党だけではなく、国民全体の中でも「夕立前の暗雲を拭い去った」という感じはあるのではないでしょうか。そこまで、総理は決断の大きな瞬間というのは、そこに焦点を絞ったのだろうというふうに思います。

Q:今、「暗雲を拭い去った」と仰いましたけど、ということは、これからは天気晴朗ということですか。

A:まあ、そういうことです。国民の期待を受けてでき上がった政権が一気に支持率を低下させた大きな原因はそこにあるわけだから、要するに、これからも政権を担っていく上で、もし7月の選挙で「衆参ねじれ現象」を起こせば、政権が不安定になるし、政権が不安定になって施策が自由に実効できなくなってくると結局国民に迷惑かけることになりますから、そういう意味で党利党略で暗雲がぬぐい去られたと言うことではなくて、一旦国民に向けてきちんとした政治を行う上での環境整備を図ったということだと思います。

Q:大臣が今仰ったように、7月には参院選が行われますけれども、今回このタイミングで総理がお辞めになるということで、どのような影響を与えると思いますでしょうか。

A:今までお話を申し上げてきたとおり、政権が安定して運営できるためには、鳩山政権ということだけで考えたのではなくて、国民の審判を受けて民主党中心の連立内閣ができて、その連立内閣が国民のためにきちんとした、安定した政権運営をできるための政治になろうということでしょう。

Q:今回、総理が離任された背景には、参院の改選組の方々から、「このままでは選挙が厳しい」という声がありました。大臣ご自身も立候補予定者でいらっしゃいますけれども、この参院選戦えますでしょうか。

A:それは、仰られる方々の真意が分かりませんけれども、冒頭申し上げたように、総理がそういうことも全部含めて、安定した政権運営ができるために大局的な判断をしたということです。


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