大臣臨時会見概要

平成22年4月30日
(12時37分〜12時46分)

1 発表事項

 なし

2 質疑応答

Q:まず、アントニー国防大臣とご会談されましたけれども、今回の会談でどのような成果が得られたのか、その点をお願いいたします。

A:去年の11月に引き続いて2度目の会談ですから、大変和やかな、幅広い会談が出来ました。1時間10分の予定が1時間30分を越すようなことになりましたけれども、私の方から、海賊対処についてアデン湾における双方の護衛スケジュールの交換を行ったり、「協力関係をさらに深めていきましょう」というようなことを言って、インド側からは海賊対処活動を実施する際に、ケースバイケースで給油について検討して行きたいという話が向こう側からも出ました。それから中国情勢については、ほとんど日本と同じ認識を持っておるわけでありますけれども、最近の中国による我が国周辺における軍事的活動の活発化の具体例を紹介しまして、中国に対して国際社会で責任ある行動をとるよう働きかけることが重要であるという認識を申し上げましたところ、インド側も軍事力に対する透明性、それから行動に対する透明性、そういうものについては認識を共有しているということを言われました。それから、パシフィック・パートナーシップについて、来年には日本独自でやることも考えているけれども、その際「インドはどうですか」という話を申し上げたら、日本が独自でやる場合は関心を持っておりますので、事務レベルでの2+2、その時にしっかりまた具体的に協議しましょうということでした。もう一つは、北朝鮮に関連して、「拉致の問題」についてお話をいたしました。拉致に対するインドからの答えは、「日本側と立場・考え方を同じくする」と、「日本と一致して、取り組みたい」と、「拉致問題が全面的に解決することを強く望む」という前向きなお話しがありました。

Q:海賊対策については、補給というのはインド側から日本に対して、補給活動をお願いしたいという要請があったという理解でよろしいでしょうか。

A:これは、11月の実務者協議の時に話があったものですから、それの真意をもう少し確かめようということで、私の方から申し上げたら、先程あったような話がありました。

Q:今日は、日米同盟、特に普天間問題が今、大きな重要な課題になっていますけれども、それについて話題にはなりましたでしょうか。

A:いえ、それは特段こちらからも向こう側からもありませんでした。ただ、日米関係が極めて重要であるという認識は、会談でなくて、テタテ会談の方で言われていました。

Q:その普天間問題なのですけれども、今日でちょうど5月末まで1ヶ月ということになりまして、今日、午前中の官房長官の会見で、「5月4日に総理が沖縄に訪問する」ということが正式に発表されましたけれども、この総理の沖縄訪問について、大臣はどのような意義をお感じになっていらっしゃいますでしょうか。

A:これは、総理の強い思いの表れですから、我々がとやかく言うことではないのですけれども、新聞紙上で、報道であれだけ色々報じられて、それでも総理が何も言わないのは、むしろ無礼だろうということで、総理の決断で決めたことですから、よく地元と協議ができる場所が持てるように私も強く希望しています。

Q:拉致問題を申し入れられたというのは、国防・防衛相同士でちょっと異例な感じがするのですけれども、外務大臣や官邸の方からそういう申し入れをして欲しいという要望が・・・。

A:6者協議について、なかなか難しい状況にあるので、インドと北朝鮮の間は、我々とは全く違う状況にありますから、まず最初にどういうふうに考えておられるかということを聞いたりする中で、インドの役割というものは我々も期待すると申し上げたところ、先程申し上げたとおりの話です。

Q:補給支援なのですが、日本からインドにということでよろしいのですよね。

A:去年の実務者協議の中では、インドから言われたので、今度は私の方から、そのような話があったのだけれども、大臣としてはどうでしょうかという話を。

Q:大臣ご自身としてはどの様にお考えでしょうか。日本がソマリア沖で給油活動することについて。

A:国際的にニーズが高まれば、我々としても検討はしていますから。ただ、今のままでいくと、法律を改正しなければいけませんので、その点の問題は残ると思いますけど。できる限り国際貢献はしたいという思いはありますし、それから海賊対処は、日本独自でも非常に歓迎されているし、国際的にも高い評価があるみたいだから、より質を高めるという意味では意義があることだろうと思います。

Q:北朝鮮情勢に関しては何か意見交換、拉致以外の所では何かあったのでしょうか。

A:日本とだいたい同じ認識を持っているという程度のところで、ふわっとした感じでね。ただ、核だとか、武器の拡散とかというものには非常に懸念を持っているということは言われていました。


御意見御要望
大臣記者会見概要一覧へ戻る
新着情報一覧へ戻る
トップへ戻る

(C) 防衛省・自衛隊