大臣会見概要

平成22年2月19日
08時47分〜08時53分

1 発表事項

なし

2 質疑応答

Q:普天間基地の移設先についてなのですけれども、改めて政府、若しくは民主党として案を出すことについてはどうお考えでしょうか。

A:それは聞いていませんが、官房長官の沖縄基地問題検討委員会の下で行っていますから、官房長官がどういう仕切りをするのかであり、別に相談は受けていません。

Q:関連で、キャンプ・シュワブの陸上案について一昨日、総理は「過去に否定された案であっても検討する価値がある」と述べていますけれども、過去の経緯を掌握する立場にある防衛大臣としてはどうお考えでしょうか。

A:前提を設けないで、ゼロベースで検討するというところからスタートしていますから、過去の経緯は全て検証していますし、どのような案が出てきてもそれはきちんと展望の見えるものならば、大いに検討すべきだと思います。私は常々言っているのだけれども、基本は、沖縄の皆さんは沖縄の地に新しい基地は作らせないと言っているわけで、米側は8,000人の海兵隊をグアムへ移すと、しかし残された定数のほぼ1万人の海兵隊の勢力は、沖縄に置いておかないと抑止力が減退すると言っていますから、この二つはある意味、相反しているようですけれども、我が国の防衛ということから考えると、この二つを結びつけて解決のできる方法というのが一番大事なことだと思います。

Q:今のお話しからして、キャンプ・シュワブ陸上案というものは、既存の基地を活用、新たな基地を作らないという利点があるとお考えでしょうか。

A:基地の中へ移転するというのは、かつて楚辺の通信所がキャンプ・ハンセンに移ったときに、沖縄の皆さん方からはそんなに大きな反対運動は起こらなかったと、そういう歴史的なものに学ぶべきところはあるのかもしれません。

Q:閣議の後の話は、普天間基地の関連でしょうか。

A:私は、昨日の懇談会を中座してしまったので、今、細かく事務方から話を聞いていたのです。

Q:明日、岩国基地の方に行かれて、岩国市長と岩国の市議会議長と会われると思うのですが、どのような説明をされますか。

A:今までの経緯をお話したり、予算計上していることもありますし、それともう一つは、私が防衛大臣になってまだ一度も岩国基地を視察していないので、協力を頂いている地元の市長と懇談をしながら、今までのことについてのご協力の御礼を申し上げたいということです。

Q:前回の閣議で、閣議決定した答弁書では、関西近辺についても政府として検証したと書かれていたのですが、防衛省としてはどのような検証をされたのでしょうか。

A:ロードマップにしたがって粛々と進めていく部分と、我々与党の仲間の方からも色々ご要請がありますので、その辺の経緯をお話ししたり、むしろ地元の皆さんのご意見を肌で感じてきたいという意味もあります。

Q:陸上案については、有力な選択肢の一つであると考えても良いということですか。

A:そういう断定的なことを私が申し上げる立場にはまだありません。向こうでまとまったら、我々も真剣に検討します。

Q:これまでの辺野古の現行案に至る経緯も含めて、米側というのは地元の納得、地元の理解、受入というのを非常に重視していると思いますけれども、シュワブの陸上案に関しては、地元の名護市長は明確に反対だとおっしゃいました。これについて、検討しているという話しが出ていますが、今後納得が得られるような形に持って行くことができるとお考えでしょうか。

A:米側に限らず、我々も地元の理解を得られないまま進めるということにはなりませんから、それは米側に限らず重要なことです。それと今、陸上案については沖縄基地問題検討委員会で固まっていないわけですから、私がとやかく申し上げるのは、まだ時期尚早だと思います。

Q:楚辺通信所のお話を例に挙げられましたけれども、そういった形で反発が少ないという感情もあるだろうというようにはお考えになりますか。

A:まだそれ以上のことは、申し上げられません。


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