大臣会見概要

11時21分〜11時35分

平成21年12月8日

1 発表事項

なし

2 質疑応答

Q:普天間基地の移設問題に関してですが、鳩山総理が先日、「オバマ大統領と次に会うときには何らかの事を伝えたい」とおっしゃいました。大臣と岡田大臣が連日総理とお会いになっておりますけれども、どういったことを話されているのかということと、現時点での検討状況についてお願いします。

A:総理が記者会見でお話しになったことは、私は正確には承知しておりませんが、ペーパーを見せてもらいましたけれども「オバマ大統領と会った場合に自分の考え方を話したい」と、大筋そういうことのようであります。その中身については今の段階では承知しておりません。

Q:現時点での普天間問題、連日協議されておりますけれども検討状況ついてはいかがでしょうか。

A:協議の内容は今の段階で、私の立場から申し上げるわけにはいきません。これは参加した他の大臣も全員同じことです。

Q:今日から大臣はグアムに行かれますけれども、視察の目的についてお願いします。

A:年末の米軍再編の厳しい交渉の中にぶつかったわけですけれども、そういうタイミングを念頭に置いてグアムを視察する計画を立てたわけではなく、300億円以上の予算を既に米側に渡してあり、ロードマップどおりに行けば、来年度の予算に約500億の予算を組まなければなりません。「我が国の重要な資源をグアムに投入する責任者としてグアムの状況がどのようになっているかということを認識するために」ということです。

Q:政府としては「あらゆる選択肢を」ということで普天間移設を検討されていると伺っていますが、「グアムを普天間の移設先とする」とするということについて大臣はどのようにお考えですか。

A:政府の選択肢の中に「グアムがある」という前提に立ったお話しですか。

Q:そうではなくて、あらゆる選択肢を検討されているということなのでグアムがその選択肢として足りうるのかということについて北澤大臣はどのようにお考えですか。

A:それは私には分かりません。この間も少しお話ししたように、私はグアムに行ったことがありませんから、淡路島くらいの大きさだというおぼろげなことしか知りませんから、そこでキャパシティーの話はしましたけれども、米軍の基地がどういう状況にあって、島の中でどういう位置づけになっているかを見て来たいと単純にそういうことを考えています。

Q:今朝の一部報道で普天間の移設先として、名護市のキャンプ・シュワブ内の陸上にヘリパットを作る案はどうかというふうなことが政府内で検討されているということが報道されているのですけれども、その事実関係を確認したいのですがどのような検討をされているのでしょうか。

A:知りません。

Q:大臣にはそういった情報は入っていないと・・・。

A:総理を中心に私どもが話し合っている内容については申し上げるわけにはいきません。政府部内でそういう話が出たということは何が根拠か私には分かりません。

Q:そういった提案を大臣がされたことはありますか。

A:全てを含めて申し上げるわけにはいきません。

Q:先週の金曜日にアメリカ側と閣僚級の作業部会が行われたと思いますが、今積極的に閣内で検討作業を行っていると思いますが、アメリカ側との閣僚級、事務レベル協議について、今後の見通しについてはどのようにお考えですか。

A:今の時点ではいつ頃どうするかということについては俎上にあがっていません。

Q:どういう状況になったら必要になるとか、条件についてはどうお考えですか。

A:総理を中心に頻繁に関係閣僚で会議を開いていますから、それを総理がどういうふうに集約されるかにかかっているのではないかという気がします。

Q:総理が「近く政府としての考え方を決めなければならない」と言っていましたが、これには「年内に移設先をきちんと決める」ということも考えていらっしゃるとお考えですか。

A:「政府としての考え方」と言っておられるようですから、まだその先に決めなければならないことがあるのではないでしょうか。これは私の憶測ですけれども。

Q:現行の辺野古案がありますけれども、もし辺野古案に決めなかったとすると日米環境にはどのような影響があるとお考えですか。

A:「決めない」という前提で、今、私が物を申すわけにはいきません。

Q:先程「その先に決めなければならないことがある」とおっしゃったのですが、それはその決断の時期的な目途というところでしょうか。

A:総理が、「考え方を申し上げたい」というふうに言っておりますから、総理が関係閣僚と協議していることを踏まえて、どの程度まで大統領にお話しするのかというのは、まだ私にはイメージが湧いてきていません。

Q:防衛大臣として、年内にアメリカに対して移設先について何らかの説明をする、見通しについて説明するということはやるべきだとお考えですか。

A:それは総理が大統領とお会いになって、「政府の考え方を伝えたい」とこういうご発言をなされば、一大臣として色々とやるタイミングではないと思います。

Q:先日、一部報道で、普天間の移設先として種子島の近くにある馬毛島が検討を始めたと、北澤防衛大臣が馬毛島開発の立石社長とお会いになったとの一部報道があったことについて、ちょっと確認させてください。あと、移転先の一つとなり得るのかどうかも含めて、よければ教えて下さい。

A:今のところ馬毛島が対象になっているという事実はありません。

Q:立石社長とはお会いになられたのですか。

A:社長とは会ってないはずなのです。大臣就任の挨拶に来られた方達の秘書役みたいに付いてきた人が、もしかしたら社長だったのではないかというような話は後で聞きましたけれども、社長と面会したとかそういう事実はありません。結果的に秘書役みたいな形でついてきた人が本当に社長だということならば、それは会ったかも知れませんが。その人と約束をして会ったとか、そういうことは全くありません。

Q:防衛省は従来から来年度予算をおこすかどうかについて検討するために普天間問題は年内の早い時期に決着を求めていたと思うのですけれども、総理もCOP15のオバマ大統領と会うときまでに決めるというスケジュール感を示した中で、防衛省としては予算を考える上で、いつまでに結論を出すべきだと、方向性を出すべきだとお考えでしょうか。

A:予算については早い段階から議論していまして、事の決着あるいは少し時間がかかっても予算は計上するということで総理の了解を、私と岡田外務大臣と官房長官と総理との会談の中でもう既に決められていることですから、当然予算は計上されると思います。

Q:一方で財務大臣などから、普天間移設について方向性が決まる前の段階で、執行が確保されていない段階で計上することを疑問視する声があります。閣内のそのような声に対してはどうお考えでしょうか。

A:それは聞いたことがありませんが、私の方からは、これは色々な問題が起きるので、防衛省の中で予算を積み込むけれども、これは総理の決断において、そういう言葉があるのか無いのかは分かりませんが、総理枠でという考え方で計上していただきたいということで総理の了解をいただいております。

Q:先週金曜日のワーキング・グループの会合も含めて、現時点での米国側の普天間移設問題に関する考え方、常々、現行案に近い形での年内決着を米国側は求めていましたが、現時点での大臣の米国側の考え方の認識についてはどうお考えでしょうか。

A:米側は、合意案が唯一可能性の高い案だということを終始言い続けていますので、米側は常にそのように言っているのですが、そこで我々の方から現在の国全体の政治状況、これは政権交代ということですが、それと沖縄の政治状況を踏まえて、検証作業の中で米側に色々な問い合わせを行っていますので、それが今、交渉の終わりに近いところに来ているということではないのでしょうか。

Q:「交渉の終わりに近いところに来ている」というのはどういう事でしょうか。

A:それは、交渉というものはある時期には結論を出さなければならないので、それが世上言われるように年内決着かどうかということですので、ここのところは、総理が「最後は自分で決める」と言っておられます。

Q:それはオバマ大統領に表明する前に国民に対しては知らせるべきだとお考えでしょうか。

A:聞くところによれば総理は「政府の考え方をしっかり述べて理解をいただきたいと思っていますから」という言い方をしていますので、仮に、大統領にお会いすることができた後、決断するまでに多少ののりしろは残っているのかなという推測はできますが、私が断定的に申し上げる話ではないと思います。皆さんの質問も全て総理の発言にもとづいての話ですので、私が皆さんに親切にお答えするとすれば、「そういうふうな考え方もあるかな」ということです。


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