大臣会見概要

平成21年10月1日
(16時35分〜16時46分)

1 発表事項

なし

2 質疑応答

Q:補正予算の執行見直しの作業なのですけれども、これまでのところ具体的に提出することが決まっている事業ですとか、それから1304億円ですけれども、そのうち、提出されることになる割合等、現在までの進捗状況をできるだけ細かくご説明いただけますか。

A:今、作業の最中でして、そうは言っても期限が明日ということでありますから、鋭意やっております。今の段階で私の方から細かな数字を申し上げるところまでは至っておりませんので、大変恐縮ですけれども、内閣の趣旨に添って鋭意努力しているということでご了承いただきたいと思います。

Q:沖縄の普天間飛行場の移設問題について、外務大臣をはじめ、関係閣僚で明日にも協議が開かれるという一部報道がありますけれども、この協議の予定と防衛大臣としては、そうした協議の場合にはどういった姿勢で臨まれるかをお聞かせ下さい。

A:私も沖縄に行ってまいりましたし、外務大臣も海外で様々な国々と会談をしているというようなこともありますので、内閣として方向性を出すには、担当大臣が少し話をした方が良いのではないかということで、官房長官がそのような場所を用意したと聞いております。もし、そういうことになれば、私の立場からは、沖縄県民の皆様のお気持ちを私なりに精一杯お聞きをしてきましたし、また現地の様子もしっかり見てきましたので、その辺のお話しをよく申し上げ、我が省とすれば、来年度予算に直結する決断もしていただかなければならないというようなこともありますので、良い機会でありますから率直な意見交換をしていきたいと思っています。

Q:まさに、今おっしゃった来年の予算に直結する話、グアム移転とか、普天間移設関連ですけれども、この概算の話は今月の15日までにということですが、それまでに何らかの方向性を出すというのはどうでしょうか。

A:我が省とすれば、方向性は出してもらわないと予算編成ができませんので、できるだけ早くそうしていただきたいと思っております。海外での総理発言もありますから、当然、胸の内にきちんとしたものがお有りの上での発言だろうと思いますので、しっかり協議をしたいということです。

Q:沖縄では「普天間基地の県外移設は困難だ」という認識を鮮明にされましたが、今もそのお気持ちは変わりませんか。

A:困難だから駄目だという話しではなく、私が大臣に就任して以来、県外で適切な地域、あるいはそれを名乗り出るなど、そういった現象は全くないわけであり、合意から13年経っている案件が、私が大臣になってわずか10日や15日ですぐに新しいものが見出せるわけではなくて、そういう意味で大変難しいということです。物事を「断念した」とか、そういう意味ではないということをご理解いただきたいと思います。

Q:普天間の関連ですが、沖縄を見聞きしてきた立場から、色々検討していきたいということですけれども、どういったことを見聞きしてきた立場から話していきたいという、「県外、国外は難しい」という従来の姿勢を外務大臣、官房長官に伝えるのか、それとも「沖縄には両論ある。県内でもいい。そのまま進めて欲しいという声もある。」ということを認識されていたと思うのですが、どういったことを伝えたいとお考えでしょうか。

A:沖縄には、敗戦の時の大変な犠牲と、それ以後の占領政策の中での歴史、更には橋本・モンデール会談の中から普天間の返還というものが確実になり、しかもそれが13年間続いており、未だに解決していないということです。そういう状況の中における県民の皆さんの心情、それからもう一つには、沖縄の政治情勢も揺れ動いているという現実も承知しているということです。

Q:県外の移設先を、大臣自身が「就任された後は名乗り出るようなところがないけれども」というふうなことでしたけれども、今後、防衛省として移設先を探す、省として探すということはお考えになっていますでしょうか。名乗り出るのを待つというような感じでしょうか。

A:そういうことを含めて、今後どういった道が残されているのかというようなこともしっかりと協議したらよいと思っております。あわせて、来年1月に当事者の名護市長選がありますし、その後11月に知事選もあるという沖縄の政治状況というのも、選挙の結果というのは、簡単に予測はできませんけれども、そういう中でどういう決断をしていけば良いのかと考えております。

Q:スマトラ地震等、大きな被害が出ておりますが、自衛隊派遣等のお考えについてお聞かせ願いますでしょうか。

A:現在、防衛省・自衛隊としては情報収集に努めておりますけれども、現在のところ、防衛省とすれば既に必要な待機態勢を取っておりますから、インドネシア政府からどのような要請があるかというようなことを十分準備をしながら、その時にはしっかり対応できる態勢だけは取っておきたいと考えております。

Q:今日は中国の方で、建国60周年ということで大規模な軍事パレードが行われております。長距離弾道ミサイルですとか新型の戦闘機なども出ているのですけれども、どのように受け止めていらっしゃいますか。

A:私の立場で他国の軍備の状況について軽々にものを言うことは差し控えなければなりませんけれども、現在の国際情勢の中で中国が取る軍事力の近代化というのは、大変注目していなければならないと思っております。

Q:インド洋の補給活動なのですけれども、昨日、報道番組で岡田外務大臣が「基本的に延長はしたくないけれども、絶対にノーではない」というお話しをされていたのですが、これについて大臣のこれまでのお考えと照らし合わせてどう受け止めていらっしゃいますでしょうか。

A:民主党が政権を取ったわけで、民主党の立場は、「継続しない」ということになっており、選挙でもそういうことを言っておりますから、私は極めて建前的にそれを受け止めております。一言余計なことを言わせていただくと、その法律の処理について、衆参ねじれ現象の中で、多数派の参議院の中で、私が外交防衛委員長をやって、努めた職務は一体何になるのかということも少し頭の中であります。


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