大臣会見概要

平成21年9月11日
(11時00分〜11時08分)

1 発表事項

 本日の閣議に関して、平成21年9月11日付けで森本防衛大臣補佐官を免ずることについて、内閣の承認がなされました。

2 質疑応答

Q:今ご説明のあった森本大臣補佐官の免職ですけれども、理由についてはどのようにお聞きになっていますでしょうか。

A:政治任用の官職については、慣例として、内閣が総辞職したときに免ずることとされております。先般の衆議院議員総選挙の後に、森本大臣補佐官から辞職の申し出があったことから、閣議にお諮りして本日付けで退職をしていただくことになったということでございます。

Q:アメリカ国防総省の報道官が、会見でインド洋での自衛隊の給油活動について継続を求める趣旨の発言をしていますけれども、まずアメリカ政府の継続して欲しいという意向を政府・防衛省としては把握されていますでしょうか。

A:今回のモレル報道官の記者会見については、「新政権でインド洋での給油活動を止める」という話がありましたので、それに対してモレル報道官がお話しになったということは承知しておりますけれども、これが米政府から要請されたというふうには承知をしておりません。

Q:これに関連して、民主党の鳩山代表が昨日、「こちらには求められていない」という発言をしていますけれども、この国防総省の報道官の会見に対する民主党の新政権発足を前にした反応については、大臣どのようにご覧になっていますでしょうか。

A:確かに米政府として、我々に対して、そういった話があったわけではありませんので、そういうことを話したのかも知れませんが、今まで我々が国際社会におけるテロの撲滅のための取り組みの一翼を担って国際社会の連帯において、責任を果たしていく必要があるとの考えに基づいて、現在補給支援法に基づく補給支援活動を実施しているわけであります。来年1月15日に期限を迎える補給支援活動への対応について、新しい政権の下で政府全体の具体的な方針、あるいは考え方が今後、検討されていくことになると思います。我々は今まで色々なメッセージを受け止めながらやってきているわけですけれども、それに対してお応えができないというのは分かるような気もするわけでありますが、そういった考えがアメリカ側にもモレル報道官が言うだけの反応があるということだけは事実なのだと思います。

Q:新政権の3党連立合意の中で、「米軍再編については、見直しの方向で臨む」という合意がなされましたけれども、新しく与党となる連立合意が今後の日米関係、特に安全保障面での日米間の協力にどういった影響を与えるとお考えでしょうか。

A:今回の連立合意については私どもも聞いてはおりますが、これは、今までの経緯等々について考えれば、かなり重要な課題の一つになると思います。ですから、今後、どのように進められるのかというのは、我々も想像がつきません。正直なところ、我々とすれば今までこういった形の中で、政府合意の下でやってきたものですから、それを新たに変えるということは想像をしておりませんでしたので、新政権の下でどのように対応されるのかというのは、かなり大きな問題になるのではないかと思います。

Q:給油については、大臣は新政権になったとしてもどういうふうにしていってもらいたいのかというのは・・・。

A:我々の貢献というのは、テロに対する取り組みの中で、我々にできることの最善の方法であると思ってやってきたわけでありますので、それは当然のごとく今後も続けていくのがベストであると思っております。しかし、それが違うというのであれば、何があるのかなというのは今思い付くところではありません。

Q:大臣補佐官についてですけれども、わずか一月ちょっとでの辞任ということになりますけれども、大臣からの所感はいかがですか。

A:結果論なのです。選挙でこういうことになると思っていませんでしたし、森本大臣補佐官の能力というのは、我々とすれば大変高いものだと思ってきたわけでありますので、もっと仕事をしていただきたかったと思います。しかし、総辞職ということになれば仕方のない話でありますので、我々の不甲斐なさで、今回このような結果になって、大変申し訳なく思っております。

Q:日米関係なのですけれども、給油活動を予定どおり止めたとした場合、若しくは米軍再編を見直した場合の日米同盟への影響なのですが、先程、「かなり大きな問題になると思う」と発言があったと思うのですが、具体的にはどういう問題が起こり得るのでしょうか。

A:それは、今、想像することではないと思います。我々とすれば新政権の下で、それを基本的に解決するだけのお考えをお持ちだと思うので、私の口から言うことではなくて敢えてこの件については、お話は申し上げませんが、具体的に一般論でいえば、普通そういった状況になって約束事になっていたものを変えるというのは、かなりの労力を要することは当然のことでありますので、時間と労力をかなりかけなければならないということになれば、「大きな問題」というものは、そういった事に取り組むという大きな問題という意味でありますので、それに対してのお考えも、当然新政権の下ではおありになると思いますので、それがどのようなお考えか今後示していただければ、大変勉強になると思っております。


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