大臣会見概要

平成21年6月30日
(10時31分〜10時37分)

1 発表事項

 私の方から一点発表させていただきます。ソマリア沖・アデン湾における海賊対処につきまして、現在海上警備行動によって、ソマリア沖アデン湾へ派遣している艦艇、護衛艦「さざなみ」及び「さみだれ」は、本年3月14日に我が国を出港しまして、同月30日より現地での護衛任務に従事しております。7月末で護衛任務に従事する期間が4ヶ月間となります。船舶の護衛という極めて緊迫した任務を間断なく実施してきていること、またインド洋で行っている補給支援活動においては、3〜4ヶ月程度現地で活動を行った後、艦艇を交代させていることを踏まえれば、定期的な艦艇の交代として、7月末に現地にて、護衛任務を交代させることが適当と判断し、7月6日月曜日に交代艦艇、護衛艦「はるさめ」及び「あまぎり」を我が国から出港させることとしたものであります。なお、7月24日金曜日に海賊対処法が施行されますが、交代艦艇の部隊については、海賊対処法に基づく任務について必要な教育訓練の準備を整えて出発することになるので、海賊対処法施行後は、現地にて海賊対処法に基づく任務に従事することが可能であります。


2 質疑応答

Q:今の発言の話なのですが、第1陣の派遣では護衛艦2隻に哨戒ヘリ2機ずつで、特別警備隊も乗船して総員400人と聞いていましたけれども、今回の2次派遣の部隊の概要というのは。

A:これは同じことになろうかと思います。詳しくはこの後、ブリーフィングなどさせていただきたいと思います。

Q:自民党内で総裁選の前倒し論とか、総理に対する事実上の退陣要求という声が強まっていますが、衆議院選を前にして動きが出ているという感じで、「麻生降ろし」の動きが起きていることに関して大臣はどのようにみていらっしゃいますか。

A:こういう時期になると色々なことが起きてくるわけであります。色々なお考えの方が、自分のお考えをお話ししているということだと思いますので、こういったことも政局という状況になってくると、私の経験則からいってもよくあるお話しでございまして、ただ、最後は収れんしていくものと思っております。また麻生総理の下で、私は大臣を拝命しているわけでありますが、こういう時期になるとそういうことが色々起きやすいのですが、しかしそこは統一感を持ってやることが重要だと思っております。ただ、これはあくまでもそれに収れんしていくまでのプロセスとしては別に不思議なことではなく、色々なご意見が出てくることだと思っておりますので、今後どうような状況になっていくか分かりませんが、私とすればしっかりと麻生総理を支えていきたいと思っているところであります。

Q:海賊対処についてですが、最初は海上警備行動で出港するということになるのでしょうか。

A:法律がまだ施行されていませんので、海上警備行動の命令の中でということは当然の話だと思います。

Q:話は変わりまして、F−Xのお話しですが、アメリカの下院の軍事委員会で可決された予算の権限案の中に、「日本に対してF−22の輸出を検討するように」という条項が盛り込まれているのですが、これについて大臣としてどのように受け止めていらっしゃるのでしょうか。

A:この件に関しては、いずれにしてもF−22いうのはF−Xの選択肢の一つとして関心を持っているのですが、現時点においては輸出禁止条項が削除されたわけでもないですし、引き続き米国議会の議論の行方を見守っていくことになろうかと思います。いずれにせよ、今回の輸出の是非については米国議会において判断されるものでありますので、その可能性について評価することは、差し控えさせていただきたいと思います。

Q:これはF−22の禁輸解除に向けた兆しが見えたというのでしょうか、どのように受け止めていらっしゃいますでしょうか。

A:議会で議論がされているのは事実だと思いますので、これに対して一喜一憂せずに淡々と我々が必要とするものを選ぶための選択肢の一つとして考えていきたいと思っております。そこは米国議会の議論を引き続き見守るということだと思います。


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