大臣会見概要

平成21年6月16日
(10時01分〜10時08分)

1 発表事項

 なし


2 質疑応答

Q:国連の安保理決議を受けて、北朝鮮に対する政府の新たな措置が、本日、閣議決定されますが、一方で船舶検査についてわが国の法整備を視野に検討中だと思います。船舶検査を含めて改めて北朝鮮の制裁決議に関連する防衛省の役割や対応についてお聞かせ下さい。

A:ご存じのように、日本時間の13日に国連安保理において、北朝鮮の核実験を強く非難し、そして北朝鮮及び各国がとるべき措置の決定等を含む決議第1874号が全会一致で採択されたことを、我々としては評価するところでございます。わが国としては、この決議にもとづいて、まさに実効あらしめるように他の国々と連携しつつ、適切な対応を早急に行う考えであります。北朝鮮に対しては、国際社会の断固たるメッセージを真剣に受け止め、安保理決議を誠実にかつ完全に実施し、拉致・核・ミサイルといった諸懸案の包括的な解決に向けた具体的な行動をとることを強く求めるところであります。防衛省としても、関係省庁と緊密に連携して、政府全体としての対応に遺漏無きよう努めてまいる所存であります。具体的な対応振りにつきましては、現在政府部内において検討を行っているところであります。

Q:世論調査ですが、先週末から今週にかけて行われた各社の世論調査の中で、内閣支持率が大幅にダウンして、一部では20%を切るという結果もあったのですが、大臣はこの結果をどのように受け止められているかということと、原因がどのようなところにあるというふうにお考えでしょうか。

A:支持率については、毎回お話しをしておりますように、これは数字として表れていることでありますので、率直に受け止めて、今後とも我々のなすべきことをしっかりやっていくということしか方法はないと以前から申し上げておりましたが、まさにその通りでございます。支持率が下がったのは今回が初めてではございませんが、安定的な数字がとれないというのは大変残念に思います。その中において、色々な事象ごとに色々な意味で対応が遅れているところもあったかも知れませんし、国民の皆様から見て、「もっと早くに判断できなかったのか」というような見方をしてしまえばこれは仕方のないことですし、実際に受け取る皆様がまさに正直にお答えになった数字だと思うので、そういった数字をしっかりと踏まえながら対応していかなければならないと思っております。

Q:「もっと早く判断できなかったのか」というのは、鳩山前大臣の辞任騒動のことについてでしょうか。

A:それもそうですし、今回の事象だけにとらわれずに、あらゆることに対して、テンポの良さというのは重要だと思っていますので、決断するときには果断な決断をしていかないと、なかなか国民の皆様に色々なことがスッキリと伝わらないということもあるかも知れません。あらゆる際に説明ということがついて回ることだと思うので、起こった事に対して、しっかりと説明をしていくことが重要なのだと思います。特に防衛省におきましても、同じことが言えると思います。ですからその際に説明できるだけの態勢を整えるということが極めて重要だと思っているところであります。今回のことも含めて、私としても、また防衛省としても、その説明責任が果たせるように今後とも努力してまいりたいと思ってあります。

Q:支持率の関係なのですが、鳩山前大臣が麻生総理の今回の判断を受け、公然と批判したり、大臣時代のやり取りについて、自ら明らかにするような行為に出ていますけれども、そういった政府・与党内において、足並みが乱れているということについて、大臣はどうお考えでしょうか。

A:それは、その個人の資質にもよることだと思っていますので、乱れというか、そういったことを言い出すと、泥試合になるのが常でありますので、このことに関してはコメントすることは控えさせていただきます。ご自分のお考えをお述べになるのは構わないと思いますけれども、お互いの信頼関係が崩れるというのは簡単な事なのだなという気がしてなりません。そこは残念です。

Q:船舶検査に関してなのですが、今日の自民党の合同部会の中でも、冒頭挨拶などで、自衛隊に「船舶検査の役割を担うべきだ」という主旨の発言もでていたと思うのですが、こういった自民党内の声をどのようにお考えでしょうか。

A:今回の北朝鮮問題については、安保理決議もある中で、政府の全ての資源を利用して、ありとあらゆる方法を使って対処していくというのは当然のことだと思いますので、自衛隊の役割というのが、そこにあるかも知れませんが、色々な事象、色々な場面で、色々な選択肢が出てくると思います。我々とすればその時に必要なことに対応していくことだけでありますし、海保に関しては、近海を常に見張りながら活動している組織でもありますので、日本近海という意味では、可能性を探るのは当たり前の話だと思いますので、そこは色々な議論があって然るべきだと思っております。


御意見御要望
大臣記者会見概要一覧へ戻る
新着情報一覧へ戻る
トップへ戻る

(C) 防衛省・自衛隊