大臣会見概要

平成21年6月5日
(10時20分〜10時26分)

1 発表事項

 なし


2 質疑応答

Q:先日、自民党の国防部会の小委員会が、今度の大綱に向けて、敵基地攻撃能力の保有や防衛予算の拡充等を盛り込んだ提言をまとめました。近く官邸に提出すると思いますが、この提言についての所感と取り扱いについてお願いします。

A:自民党の方で色々議論をされ、精力的に防衛政策小委員会で議論されて取りまとめられたと聞いております。その内容には、ご指摘のように敵基地攻撃能力の保有や防衛予算の確保等が含まれておりますので、それらが比較的大きく報道されているようでございますけど、その他にも重要な指摘事項が数多く含まれているものと考えております。年末の防衛大綱見直しに向けた検討の動きとしては、この自民党国防部会のほかに、公明党でも勉強会が開催されていると聞いておりますし、政府としては、官邸における「安全保障と防衛力に関する懇談会」において有識者の方々による議論が着実に進んできておりますし、これらには防衛省としても協力申し上げてきているところでございます。このように、各方面において、議論が進んできていることは大変有意義なことであると考えておりますし、歓迎すべき状況であると考えております。私としては、防衛省としての考え方もしっかりと作り上げる必要があると考えておりますので、省内における「防衛力の在り方検討」の作業をより充実化・加速化させていきたいと考えているところであります。

Q:今の所感の中で、敵基地攻撃や防衛予算の確保以外に、数多くの有意義な指摘があるとおっしゃいましたが、それは具体的にどの辺ですか。

A:具体的な案件に関しては、諸々ご指摘をいただいているところであります。当然、防衛大綱でありますので、他にも宇宙利用の問題ですとか、弾道ミサイル防衛等ということが書かれておりますし、また、いわゆる領空・領域警備の問題は必ず出てくる話でありますし、また、提言案の中にはかなり踏み込んだ部分もあり、年内我々が抱えている問題についても書かれております。提言案の中身の一つずつにはコメントを差し控えますが、そういった諸々の根底にある今までの課題、そしてこれからやっていかなければならない問題といったものを網羅的に書き込んでおられるという感想はございますが、これから色々と参考にさせていただいて、検討を進めてまいりたいと思っているところであります。

Q:自民党の方で世間において議論になっていた世襲制限の問題なのですけれども、結局のところは、次回ではなく、次々回の選挙からという形になったと思うのですが、これまでの事の顛末を含めて、そういう方針に落ち着いたことへの所感をお願いします。

A:色々な議論があっていいというのは前から申し上げているとおりでありますし、ただそれが選挙の前にこういう議論というのは、自民党として何となく落ち着きのない議論だったという気がします。いずれにしても党規というのは、党内で色々な議論があって決定されることでありますので、色々なお考えの方が色々な意見を交換して、その中で一つに収れんしていくというのが党の中の在り方と思いますので、色々な問題提起があって然るべきと思いますけれども、やり方については当然結論としてはどうなるかというのは判断があるべきことでありますので、世襲問題だけに捕らわれず、色々な議論があることは決して悪いことではないと思っております。


御意見御要望
大臣記者会見概要一覧へ戻る
新着情報一覧へ戻る
トップへ戻る

(C) 防衛省・自衛隊