大臣会見概要

平成21年5月29日
(08時49分〜08時54分)

1 発表事項

 私がシンガポールで行われます第8回のアジア安全保障会議、シャングリラ会合に出席するために5月29日から31日まで出張することになりました。会議では、「主要国とアジアの安全保障:協力か対立か」と題するセッションでスピーチを行い、我が国の政策発信を行いたいと考えております。併せて、ベトナム、オーストラリア、モンゴル、シンガポールの国防大臣との2国間会談及び初めての日米韓防衛相会議を行う予定であります。今般の北朝鮮の核実験への対応や、防衛交流などについて意見交換を行い、各国国防大臣との間で相互理解や協力関係を増進したいと考えております。


2 質疑応答

Q:シンガポールでの会合ですが、そこでアメリカと韓国と3カ国の防衛相会談が初めて行われますが、この3カ国で話し合われる意義とですね、今回の北朝鮮の事案に関して、どのような成果を期待されていますか。

A:今回、日米韓で防衛相会談を行うことは、初めてのことでありますし、そういう意味では我々のこの連携というのは、この地域では大変重要になってきたということもありますし、北朝鮮の情勢についても認識を共有するということは大変重要なことであると思っています。また、色々な今後のグローバルな課題についても議論するというのは大変重要なことだと思います。

Q:北朝鮮への制裁について、今、安保理の方で話し合われていますが、船舶検査の、いわゆる臨検の義務化なども検討の課題に上がっているということなのですが、こういった船舶検査に対して日本として、防衛省として一体どういった対応ができるのかということについて発言を。

A:基本的には、決議が決まるかどうか分かりませんし、もしも決定したらという仮定の話は、今私から答えるべきでないと思いますが、我々とすれば今後検討していくことになろうかと思います。今の状態では周辺事態法の中でしかできないこともありますし、今議論になっておりますように、海上保安庁もあるわけでありますので、そういう意味では「今後の検討」ということだと思います。

Q:2006年の時は、周辺事態の認定というのは、確実でなければ難しいというような結論になったかと思うのですが、意見上ですね、周辺事態の認定というのは出来るのかということについて、大臣の現状でのお考えを。

A:それはこれから考えないといけない話でありますし、「認定する、しない」というというのもありますし、そういうセンシティブな話を今ここでお答えするのは果たしてどうなのかということもありますので、よく考えて色々な状況を勘案しながら、今後考えていくことになろうかと思います。

Q:船舶検査についてですけれども、民主党が周辺事態認定を前提としている現在の日本の船舶検査、例えば周辺事態の認定が無い限りはできないという課題があるとして、周辺事態が無くても船舶検査ができる法律を検討しているという内部の動きもありますが、ご所見はありますか。

A:今初めて聞いたので今後考えさせていただきますが、そういう議論もあるのですね。いずれにしても国民にしっかりと説明できるようにしていきたいと思っております。まだ今後の検討ということでありますのでよく考えさせていただきたいと思います。仮に法律を作るとなれば、これは時間が掛かる話になりますので、そこはどうするのかきちんと考えないといけないと思います。しかし、ここで仮定の話をしても仕方がないと思いますので、よく勉強させていただきます。


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