大臣会見概要

平成21年5月26日
(08時48分〜08時53分)

1 発表事項

 なし


2 質疑応答

Q:北朝鮮が核実験を実施した他、短距離ミサイルも発射したということですが、これらの北朝鮮の行動についての所感をまずお願いします。

A:核の問題というのは、我々に対する挑戦であり、世界的に見ても核実験というものは断じて許せるものではありませんので、これを容認するわけにはいかないと思っております。そういった意味では、今後断固たる姿勢を各国の協調の中で示していくことが極めて重要だと思っております。

Q:北朝鮮がこの時期に核実験を行った狙いというのはどこにあると思いますか。

A:全くわかりません。少々理解しかねるところです。

Q:4月にミサイル発射があってからおよそ7週間での核実験ということになったのですけれども、核実験に至るまでのスピードについてはどのように思われますか。

A:諸説色々あるのでしょうけれども、私としては今のところそれを判断するに至ってないです。このスピードが一体何なのかということがわからないです。

Q:思ったより早かったなという感じがしますか。

A:意図が分からないので、今ここで「どうなの」と言われても「よくわからない」というのが事実です。

Q:今回の核実験で日本に対する軍事的脅威というのは高まったというふうに思われるでしょうか。

A:当然、そうだと思います。核実験しながら精度を上げていくということになれば、彼らは運搬手段についてある程度のものをこの前見せたわけですので、当然脅威として考えるのが当たり前だと思います。

Q:核実験の実施で自民党内では策源地攻撃を保有するべきだということで、軍事的な面の対処をするべきだという声が強まっていますけれども、敵地攻撃能力の保有等についてはどのようにお考えですか。

A:基本的にその様な議論があることは承知しておりますけれども、そこは我々としては冷静に議論することが重要だと思っております。事象毎にそういった議論をしていますが、それよりもまず、我が国の現状、そして現行法制や軍事的な体制というものを良く理解して議論しなければならないと思いますので、ただ単なる議論であるならば国民の感情を煽るだけになるので、努めて冷静に対処するべきだと思っているところであります。

Q:北朝鮮が核実験も予告していましたけれども、同時にICBM、大陸間弾道弾なども発射する用意があるというような発言もしていましたが、この辺の危険性についてはいかがでしょうか。

A:現在の事象でさえ分からないのに、これから先のことは予測不能です。ですから、今まで言ってきたことは一つずつ実行されているわけですから可能性が「有る」、「無い」はよく分かりませんが、我々とすれば注視していく必要があると思っております。

Q:前回2006年の時の核実験と比べて技術的な進展というのはどのように評価されていますか。

A:今のところ、全然分かりません。

Q:マグニチュードからすると爆発は増したのではないかという見方があるのですが。その点についてはいかがでしょうか。

A:そこまで詳しく分析というものを聞いておりませんので、これから色々な評価をしていく必要があると思っております。

Q:防衛省としての取り組みについてはいかがでしょうか。

A:今までどおり北朝鮮の動向については、注視をしていくということになろうかと思います。

Q:今回の核実験ですけれども、防衛省として何らかの兆候というものは事前に察知されていたのでしょうか。

A:事前という意味では、今回の場合は突然の実験であり、地下に潜っているというのもあるのでしょうけれども、4月29日にそういったことを声明で発表されていましたので、それは承知をしておりましたが、実際に予兆というものは、把握する段階にはなかったと思います。


御意見御要望
大臣記者会見概要一覧へ戻る
新着情報一覧へ戻る
トップへ戻る

(C) 防衛省・自衛隊