大臣会見概要

平成21年5月19日
(11時00分〜11時08分)

1 発表事項

 なし


2 質疑応答

Q:週末に民主党の代表選が行われて、鳩山代表体制になりました。鳩山代表、岡田幹事長、小沢代表代行という新執行部に対しての大臣の所見をお聞かせ下さい。

A:党首が替わられたということでありますので、そういう意味では党としての新たな船出を迎えられたわけであります。安全保障関係でいえば、国を守るという意味では同じでありますので、是非ご理解いただいて、色々な議論を深めていただければと思います。色々な事象があって代表がお辞めになったわけでございますので、色々なご意見、異論があるかとは思いますが、他党のことでもございますし、コメントは差し控えさせていただきますが、いずれにしても新しい党の代表の下で、民主党の皆さんが一致団結されて、これからあるであろう選挙に向かっていかれるわけでありますので、我々も気を引き締めていかなければいけないと思っているところであります。

Q:気を引き締めてということでしたけれども、各社の世論調査では次の首相として鳩山代表が麻生首相を上回って、政党支持率も民主党が自民党を引き離すという結果になっておりますので、次期衆院選が迫る中で傾きが一変した形になっていますけれども、それに対してはどのようにご理解されていますか。

A:数字は謙虚に受け止めなければならないと思っています。しかし、麻生総理の時も最初は大変支持率が高うございました。そういう意味では、今国民の皆さんがどのようにお感じになっているかということを謙虚に受け止めて、以前からお話ししているように、支持率に左右されることなく、政党の利害というのはあるかも知れませんが、現在目の前にある問題が多々あるわけでありますので、我々の今やることをそれに向けて努力して、それを評価していただくしかないと思っておりますので、今後とも努力をしていきたいと思っているところであります。

Q:ソマリア沖の海賊対策のことですが、昨日、海賊対策中の護衛艦が、関係国からの情報で、「外国船が攻撃を受けている、追尾されている」という情報に対してヘリコプターを発進させました。任務にない外国船の救助を行って、しかも攻撃をされているところに向かえば、戦闘に巻き込まれる可能性もあったかと思うのですが、今回の派遣部隊の行動について大臣はどのように判断していらっしゃいますか。

A:情報を確認するためにヘリを発艦させたということでありますので、それはあくまでも情報収集のための発艦だったと思っておりますので、そこには問題はないと思っております。

Q:もう一点ですが、情報の提供元が「関係国」ということで、明らかにされていません。4月30日にも似たようなことがあって、その時は「関係国」またはその「関係機関」ということで、これも明らかにされていないのですが、これが明らかにできない理由と、4月30日のケースと今回の情報を発信した元というのは同じところだったのかどうかというのはどうでしょうか。

A:この件に関しましては、後ほど詳しくブリーフィングをさせていただきます。そちらの方が色々な点において説明ができると思いますので、よろしくお願いします。

Q:政府としての新型インフルエンザ対策について、検疫体制の見直し、縮小するということを考えているようなのですけれども、防衛省として検疫支援されていますけれども、見直すお考えはございますでしょうか。

A:今まで検疫支援についての協力体制を行ってきました。これは新型インフルエンザ対策本部からも検疫支援の要請がありましたし、その中でその対策に総力を挙げてということで政府の方は決定をしたわけでありますので、防衛省の新型インフルエンザ対策計画に基づいて、検疫体制というものを行っているわけでございます。今後、厚生労働省をはじめとする機関、そしてまた我々の対策本部の意向を受けながら、これに対処していこうと思っておりますので、我々のできるものを今後もやっていきたいと思っているところであります。

Q:民主党の鳩山代表ですけれども、安保政策に関しては、例えば小沢代表が言っていた国連決議があれば、日本の憲法違反というか、「憲法9条の武力行使にあたらないという解釈は違う」という見方とはまた別の立場には立たれていると思うのですけれども、鳩山さん自身の安保体制の評価とその点において、自民党との違いというのはあるのか、ないのかというのはどういう認識でいらっしゃいますか。

A:まだ鳩山代表から、安全保障政策について、詳しいお話というのも聞いておりませんし、民主党内のこれまでの議論、今までの色々なものを考えますと、なかなか決めきれていないような気がしてなりません。党内の一致というのを考えると、なかなかそれは難しい点もあるのかもしれませんが、もう少し詳しく安全保障に関するお考えを述べていただけなければ、今現時点において、なかなかコメントをしづらいと思っております。ただ、民主党としての方向性というのも、小沢前代表が色々なことをおっしゃったり、また他の議員の先生方の立場を見れば、なかなか一本にはなっていないというところもありますので、今後どうおまとめになるかは興味を持って待っていたいと思っております。

Q:さっきのケースで情報確認のために行ってですね、もし外国船がそこで攻撃を受けているような場合に、その時、海上自衛隊はどういう対応を取るのでしょうか。

A:当然今、海上警備行動で出ておりますので、その中で認められたことしか出来ませんので、あくまでも、それは法に則って日本関係船舶でないものは、当然出来ないことになっていますので、それはそういうふうにはならないと思います。ただ、近くに行って情報提供を求められれば、情報の流れは当然止めるものではないということでありますので、そこのところはしっかりとしておきたいというふうに思います。あくまでも新法ができればと思っておりますが、現在そうはなっておりませんので、そこはしっかりとけじめをつけていきたいというふうに思っております。


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